『アルケミー:神河 輝ける世界』カード私評
2022年3月17日 Magic: The Gathering全30枚全部見ます。
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-image-gallery/alchemy-kamigawa
・白
《Dragonfly Pilot》
CIPで《蜻蛉鎧機/Dragonfly Suit》を生成。概ねの比較対象は《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》か。ドローのための追加コストがないもののドローが3マナ3/2飛行の機体。ぱっと見悪くない。白系アグロや機体デッキでは使われそうかな。
《Inchblade Companion》
換装2の1マナ1/1。いっぱい増えていく様子はマナがかかる《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》。さすがレア。
《Kami of Transmutation》
EtBとLtBで手札のカードをファクトかエンチャに。なにかのコンボ用。アーティファクトはサポートがいろんなセットにあるのでヒストリックではコンボが組めるかも。アルケミーでも《肉体の裏切者、テゼレット/Tezzeret, Betrayer of Flesh》で悪さできるか。
《Fragment Reality》
アリーナ版の《流刑への道/Path to Exile》。対象がトークン以外のクリーチャー・エンチャ・ファクトと使い勝手がよくなり、その代替がマナコストの低いクリーチャーに。ノンクリーチャーデッキやルールスデッキのようにその代替がデッキに入っていないデッキはヒストリックには多いので使われそう。
《Mothrider Cavalry》
アンセム鳥。トークンデッキを組めば2マナ2/2飛行アンセムと破格。《ベナリアの軍司令/Benalish Marshal》も構築で見かけることがあったので、これも使われそうな気がする。ヒストリックには《無形の美徳/Intangible Virtue》もあるので白系トークンデッキがそろそろ出てくるか。
・青
《Better Offer》
ランダムで相手のクリーチャーをライブラリーから出す。さすがにXマナのものを出してほしかった。相手次第ではスカる可能性も考えるとおちおち打てない。残念。
《Saiba Syphoner》
手札にスペルがなかったら2マナ2/2瞬速。CIPで墓地のスペル回収。結構よさげ。回避能力こそないが、忍術で戻して隙見て出し直す感じか。使ってみたい。
《Experimental Pilot》
手札2枚捨てると機体ドラフト。中身は強い機体が多いので青いファクトデッキが組める可能性大。
《Holographic Double》
手札にあるときに手札のコピーになれるイリュージョン。アイディアはかなり好き。同名が並ぶと嬉しい生物を思いつけばいい相方に。他には『ストリクスヘイヴン』の両面カードで生物+スペルのカードなら裏面のスペル目当てでコピーするもの面白いかもしれない。
《Futurist Spellthief》
出たときスタック上の呪文を手札に生成。今までのコピー系呪文と違って唱え直す必要があるものの、生物呪文もコピーできるようになっているので使い勝手はかなり違うものだろう。トリッキーなカードには間違いないのでビルダーに機体。
《Semblance Scanner》
コンバット通ったらコピーを手札に。換装1と軽いのでこの手の装備品の中ではかなり使いやすいほう。本体も3マナ3/1でこの能力なので擬似《霧組のナーガ/Mist-Syndicate Naga》相当か。青には合いにくいコンバット能力なので青アグロが組めれば。
・黒
《Painful Bond》
2マナ2ドローで後々ライフペイ。シングルシンボルな上にインスタントなので《血の署名/Sign in Blood》よりはだいぶ使いやすそう。
《Swam Saboteur》
接死を素で持っているので忍術の種にもなりやすいのはグッド。ダメージ誘発で《ウイルスの甲虫/Virus Beetle》を生成するのでかなりいやらしい。シンプル強い。
《Kami of Mourning》
墓地から蘇生する能力を付与する3マナ3/2。最初に自身を選ぶことで連鎖的にいろんなカードに蘇生能力を付与できてかなり強そう。黒系のミッドレンジはアルケミーで一定の強さがあるのでそこにクリーチャー軸でのデッキタイプを追加できそうか。
《Undercity Plunder》
2マナ2ディスカード、か、2マナ1ディスカード1ドロー。使えば確定でアドバンテージ差をつけることができる2マナスペルなのでもう強さは保証されたようなもの。黒い《表現の反復/Expressive Iteration》になれるか。
《Soul Servitude》
3マナエディクトに任意ディスカードで生物コピー可能に。エディクトは一番弱い生物がサクられるのでコピーしたいことなんてめったに起きないと思えばただの3マナエディクトか。弱め。
《Consuming Oni》
黒のデーモンでよくいる4マナ6/6の民。今回は飛行威迫とほとんどアンブロ。デメリットはターン終了時に手札のカード1枚に3点ペイをつける。デメリットはだいぶ軽くなってきたが、なかなか使われないスタッツなので今回も使うのは敬遠されそう。
・赤
《Artillery Enthusiast》
改善クリーチャーに威迫付与。CIPのルーターもなんか地味な気が。
《Foundry Beetle》
2マナ2/2先制とはなかなか。換装1で先制のみなのはやや控えめ。ファクトのコスト軽減もついているが、《恐るべき仔竜/Fearsome Whelp》の反省もあってアップキープになっている。総じて少し足りない印象。
《Junkyard Scrapper》
ファクトを連鎖的に唱えられる3マナ3/3ゴブリン。サイズもグッドなので殴るタイプのファクトデッキが組めれば。ヒストリックなら赤系の親和風デッキが組めるかも。
《Bellowsbreath Ogre》
攻撃回数でティムダメージが増加するオーガ。こいつも3マナ3/3と恵まれた体格なのでアンチ白単としての活躍が期待される。
《Molten Impact》
いつもの2マナ4点ソーサリーだが、余剰ダメージを次のスペルに持ち越せる。トランプルのようにプレイヤーに飛ばすものよりは次のファッティを除去できた方が嬉しいのでこれは使いやすそう。これがレアというのに目をつぶれば早く使ってみたいカード。
《Forgeborn Phoenix》
フェニックスの名に恥じないカード。換装したクリーチャーもフェニックス化できる。復活条件も装備クリーチャーがダメージを通すこととデッキを組む際には注意が必要だが、換装持ちクリーチャーを駆使すれば比較的条件は緩めか。
・緑
《Kami of Bamboo Groves》
土地を延ばしたり作ったりできる。緑系ミッドレンジやランプではお世話になりそう。
《Chronicler of Worship》
祭殿サポート。アルケミーだと祭殿は少ないがヒストリックだと16種あるのでちょっと気になる。
《Boseiju Pathlighter》
CIPで土地ドラフト。無難ながらもかなり好き。3マナ3/2というサイズもグッド。
《Jukai Liberator》
緑の忍者でダメージ誘発で《豊穣な収穫/Abundant Harvest》。結構いいんじゃないか。無難だけど。
《Runaway Growth》
4マナの《繁茂/Wild Growth》。だんだん増えてくるとはいうものの最初の4マナがなあ。ランプデッキならランプスペルとして入れるのだろうか。
《Forceful Cultivator》
手札に土地がなかったら2マナ2/3でCIPランパン。スーパーカード。ZNRの両面スペル+ランドがあるので条件達成は比較的余裕か。使い勝手は良さそうだしかなり好き。
・多色
《Imperial Blademaster》
3マナ2/2二段攻撃で単独攻撃誘発で侍ドラフト。まあまあ。個人的にはアグロと単独攻撃のかみ合いの悪さを解消してほしかった。
以上。
ざっと見た感じ、緑が無難でかつそこそこ強そうに思いました。また、忍者サポートよりは機体・ファクトサポートのほうが強そうに思ったので、その辺にも期待したいです。ではでは。
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-image-gallery/alchemy-kamigawa
・白
《Dragonfly Pilot》
CIPで《蜻蛉鎧機/Dragonfly Suit》を生成。概ねの比較対象は《スレイベンの検査官/Thraben Inspector》か。ドローのための追加コストがないもののドローが3マナ3/2飛行の機体。ぱっと見悪くない。白系アグロや機体デッキでは使われそうかな。
《Inchblade Companion》
換装2の1マナ1/1。いっぱい増えていく様子はマナがかかる《ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster》。さすがレア。
《Kami of Transmutation》
EtBとLtBで手札のカードをファクトかエンチャに。なにかのコンボ用。アーティファクトはサポートがいろんなセットにあるのでヒストリックではコンボが組めるかも。アルケミーでも《肉体の裏切者、テゼレット/Tezzeret, Betrayer of Flesh》で悪さできるか。
《Fragment Reality》
アリーナ版の《流刑への道/Path to Exile》。対象がトークン以外のクリーチャー・エンチャ・ファクトと使い勝手がよくなり、その代替がマナコストの低いクリーチャーに。ノンクリーチャーデッキやルールスデッキのようにその代替がデッキに入っていないデッキはヒストリックには多いので使われそう。
《Mothrider Cavalry》
アンセム鳥。トークンデッキを組めば2マナ2/2飛行アンセムと破格。《ベナリアの軍司令/Benalish Marshal》も構築で見かけることがあったので、これも使われそうな気がする。ヒストリックには《無形の美徳/Intangible Virtue》もあるので白系トークンデッキがそろそろ出てくるか。
・青
《Better Offer》
ランダムで相手のクリーチャーをライブラリーから出す。さすがにXマナのものを出してほしかった。相手次第ではスカる可能性も考えるとおちおち打てない。残念。
《Saiba Syphoner》
手札にスペルがなかったら2マナ2/2瞬速。CIPで墓地のスペル回収。結構よさげ。回避能力こそないが、忍術で戻して隙見て出し直す感じか。使ってみたい。
《Experimental Pilot》
手札2枚捨てると機体ドラフト。中身は強い機体が多いので青いファクトデッキが組める可能性大。
《Holographic Double》
手札にあるときに手札のコピーになれるイリュージョン。アイディアはかなり好き。同名が並ぶと嬉しい生物を思いつけばいい相方に。他には『ストリクスヘイヴン』の両面カードで生物+スペルのカードなら裏面のスペル目当てでコピーするもの面白いかもしれない。
《Futurist Spellthief》
出たときスタック上の呪文を手札に生成。今までのコピー系呪文と違って唱え直す必要があるものの、生物呪文もコピーできるようになっているので使い勝手はかなり違うものだろう。トリッキーなカードには間違いないのでビルダーに機体。
《Semblance Scanner》
コンバット通ったらコピーを手札に。換装1と軽いのでこの手の装備品の中ではかなり使いやすいほう。本体も3マナ3/1でこの能力なので擬似《霧組のナーガ/Mist-Syndicate Naga》相当か。青には合いにくいコンバット能力なので青アグロが組めれば。
・黒
《Painful Bond》
2マナ2ドローで後々ライフペイ。シングルシンボルな上にインスタントなので《血の署名/Sign in Blood》よりはだいぶ使いやすそう。
《Swam Saboteur》
接死を素で持っているので忍術の種にもなりやすいのはグッド。ダメージ誘発で《ウイルスの甲虫/Virus Beetle》を生成するのでかなりいやらしい。シンプル強い。
《Kami of Mourning》
墓地から蘇生する能力を付与する3マナ3/2。最初に自身を選ぶことで連鎖的にいろんなカードに蘇生能力を付与できてかなり強そう。黒系のミッドレンジはアルケミーで一定の強さがあるのでそこにクリーチャー軸でのデッキタイプを追加できそうか。
《Undercity Plunder》
2マナ2ディスカード、か、2マナ1ディスカード1ドロー。使えば確定でアドバンテージ差をつけることができる2マナスペルなのでもう強さは保証されたようなもの。黒い《表現の反復/Expressive Iteration》になれるか。
《Soul Servitude》
3マナエディクトに任意ディスカードで生物コピー可能に。エディクトは一番弱い生物がサクられるのでコピーしたいことなんてめったに起きないと思えばただの3マナエディクトか。弱め。
《Consuming Oni》
黒のデーモンでよくいる4マナ6/6の民。今回は飛行威迫とほとんどアンブロ。デメリットはターン終了時に手札のカード1枚に3点ペイをつける。デメリットはだいぶ軽くなってきたが、なかなか使われないスタッツなので今回も使うのは敬遠されそう。
・赤
《Artillery Enthusiast》
改善クリーチャーに威迫付与。CIPのルーターもなんか地味な気が。
《Foundry Beetle》
2マナ2/2先制とはなかなか。換装1で先制のみなのはやや控えめ。ファクトのコスト軽減もついているが、《恐るべき仔竜/Fearsome Whelp》の反省もあってアップキープになっている。総じて少し足りない印象。
《Junkyard Scrapper》
ファクトを連鎖的に唱えられる3マナ3/3ゴブリン。サイズもグッドなので殴るタイプのファクトデッキが組めれば。ヒストリックなら赤系の親和風デッキが組めるかも。
《Bellowsbreath Ogre》
攻撃回数でティムダメージが増加するオーガ。こいつも3マナ3/3と恵まれた体格なのでアンチ白単としての活躍が期待される。
《Molten Impact》
いつもの2マナ4点ソーサリーだが、余剰ダメージを次のスペルに持ち越せる。トランプルのようにプレイヤーに飛ばすものよりは次のファッティを除去できた方が嬉しいのでこれは使いやすそう。これがレアというのに目をつぶれば早く使ってみたいカード。
《Forgeborn Phoenix》
フェニックスの名に恥じないカード。換装したクリーチャーもフェニックス化できる。復活条件も装備クリーチャーがダメージを通すこととデッキを組む際には注意が必要だが、換装持ちクリーチャーを駆使すれば比較的条件は緩めか。
・緑
《Kami of Bamboo Groves》
土地を延ばしたり作ったりできる。緑系ミッドレンジやランプではお世話になりそう。
《Chronicler of Worship》
祭殿サポート。アルケミーだと祭殿は少ないがヒストリックだと16種あるのでちょっと気になる。
《Boseiju Pathlighter》
CIPで土地ドラフト。無難ながらもかなり好き。3マナ3/2というサイズもグッド。
《Jukai Liberator》
緑の忍者でダメージ誘発で《豊穣な収穫/Abundant Harvest》。結構いいんじゃないか。無難だけど。
《Runaway Growth》
4マナの《繁茂/Wild Growth》。だんだん増えてくるとはいうものの最初の4マナがなあ。ランプデッキならランプスペルとして入れるのだろうか。
《Forceful Cultivator》
手札に土地がなかったら2マナ2/3でCIPランパン。スーパーカード。ZNRの両面スペル+ランドがあるので条件達成は比較的余裕か。使い勝手は良さそうだしかなり好き。
・多色
《Imperial Blademaster》
3マナ2/2二段攻撃で単独攻撃誘発で侍ドラフト。まあまあ。個人的にはアグロと単独攻撃のかみ合いの悪さを解消してほしかった。
以上。
ざっと見た感じ、緑が無難でかつそこそこ強そうに思いました。また、忍者サポートよりは機体・ファクトサポートのほうが強そうに思ったので、その辺にも期待したいです。ではでは。
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