環境:~STX

0)はじめに
 前回、前々回の続きです。間があいてしまいました。。。

5)デッキリストの作成
 セカンドドロー型、ディスカード型を検討していましたが、結論から申し上げますと、ディスカード型のほうがモダンにマッチしていると思いました。

 というのも、セカンドドロー型の重要な戦略として《型破りな協力》による《苦花》戦術がありますが、現在のモダンにおいて白黒トークンが息していない原因を考えるに、《苦花》では勝てない相手があるのだと思います。主にトロンのことですね。もちろんそれ以外にも理由はあるでしょうが。《型破りな協力》が機能するか自信がないのでセカンドドロー型はいったん保留で。

 モダンで実績のある、《虚ろな者》を据えたディスカード型を作っていきます。

クリーチャー16
4《繁栄の狐》
4《ドラニスの刺突者》
4《虚ろな者》
4《通りの悪霊》

スペル23
4《踏み穴のクレーター》
3《恰好の餌食》
4《排斥》
4《天頂の閃光》
4《記憶漏出》
4《血の希求》

土地21
3《隔離されたステップ》
3《忘れられた洞窟》
4《針縁の小道》
4《乾燥台地》
1《湿地の干潟》
3《聖なる鋳造所》
1《サヴァイのトライオーム》
1《泥濘の峡谷》
1《平地》

サイドボード15
1《黎明起こし、ザーダ》
4《突然のショック》
3《溶鉄の雨》
3《魂標ランタン》
2《俗物の放棄》
2《さまよう怪物、イダーロ》

6)採用理由
 メインはMRL2021-4月リーグウィークエンドを参考にしました。土地基盤だけは変えてフェッチを採用しましたが、実際回してみないと何とも。サイクリングランドはタップインなので入れすぎるとバーンや青赤果敢にテンポ負けするので悩みどころ。

 サイドは結構考えて選びました。
・相棒は従来のマジックのカードとは一線を画しており、無理ない範囲なら採用し得だと思っています。というわけで《黎明起こし、ザーダ》採用。

・果敢やティーンスパイク(ヘリオッドバリスタ)には《突然のショック》が刺さるかと。これらデッキには相手が仕掛けてきたところに除去を複数枚合わせてやっと1体除去れる感じでしたが、それだと仮に除去が通ってもハンド差が開いて勝ちにくいと思うので、こちらに。これなら能動的に動いても大丈夫なので、ゲームプランを立てやすく、軽量クリーチャーを使う相手は苦戦してくれるのではないかと。

・トロン筆頭に土地コンボ対策に《溶鉄の雨》。バーン要素は薄いので《略奪》でもいいかなと思うけど、クロックは普通なので《浄化の野火》は厳しそう。

・何らかの墓地対策は欲しいと思うものの自分も墓地を使うので結構数は少ない。《魂標ランタン》が一番無難。環境によっては《墓掘りの檻》でも。1枚くらいなら《沈黙の墓石》でもいいかもしれないが、さすがに限定的すぎるか。黒―ティスの採用率次第。

・アーティファクト・エンチャント対策が必要かはわからない。というのも、メインに《排斥》があるから。ただ、それが主軸のデッキには対策カードが何枚あっても困ることはなく、仮に困ってもサイクリングすればいいので《俗物の放棄》でも入れておくか。

・対コントロールにはカウンターされないフィニッシャーが欲しい。《さまよう怪物、イダーロ》はその点では最適だろう、きっと。

7)さいごに
 早く紙でモダンが回せる日が来るといいな。ではでは。

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