環境:パイオニア(~M21)

その1:https://formicaoperaia.diarynote.jp/202003121630403741/
その2:https://formicaoperaia.diarynote.jp/202003311800332526/
その3:https://formicaoperaia.diarynote.jp/202004262201391521/

0)はじめに

 久しぶりにリストの更新を行おうかと。更新履歴は[~THB]で最後なんですよね。その時のリストを思い出すと。

メインボード(60)
・クリーチャー(16)
4 森の女人像/Sylvan Caryatid
4 楽園のドルイド/Paradise Druid
4 願いのフェイ/Fae of Wishes - 成就/Granted
4 薔薇棘の見習い/Rosethorn Acolyte - 季節の儀式/Seasonal Ritual

・インスタント・ソーサリー(18)
4 選択/Opt
1 空間の擦り抜け/Slip Through Space
4 促進/Expedite
1 マグマの洞察力/Magmatic Insight
3 霊気との調和/Attune with Aether
1 収まらぬ思い/Nagging Thoughts
2 巧みな軍略/Strategic Planning
2 宝船の巡航/Treasure Cruise

・エンチャント(8)
4 枷はずれな成長/Unbridled Growth
3 ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy
1 死の国からの脱出/Underworld Breach

・土地(18)
4 霊気拠点/Aether Hub
4 植物の聖域/Botanical Sanctum
1 寺院の庭/Temple Garden
1 蒸気孔/Steam Vents
1 神聖なる泉/Hallowed Fountain
1 繁殖池/Breeding Pool
1 踏み鳴らされる地/Stomping Ground
1 マナの合流点/Mana Confluence
1 平地/Plains
1 島/Island
1 山/Mountain
1 森/Forest

サイドボード(15)
1 神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries
1 肉体+血流/Flesh+Blood
1 水形/Hydroform
1 死の国からの脱出/Underworld Breach
1 ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy
1 試練に臨むギデオン/Gideon of the Trials
1 黄昏+払暁/Dusk+Dawn
1 白鳥の歌/Swan Song
1 削剥/Abrade
1 摩耗+損耗/Wear+Tear
1 神聖な協力/Blessed Alliance
2 沈黙/Silence
2 神秘の論争/Mystical Dispute

 ではここから[IKO][M21]のカードで気になるもの及び、2020/07/30現在のメタゲームを考えてリストを改善していこうかと。

1)『イコリア:巨獣の棲処(IKO)』で気になるカード
 
 実は、その3(https://formicaoperaia.diarynote.jp/202004262201391521/)で書いたものの、その後相棒システムの変更が入ったのでその辺も考慮しながら。

―相棒
・《湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring》
 相棒システムの変更により入れるか怪しくなったものの、サイドボードから持って来れるマナクリーチャーの枠は欲しい場面がまずまずある。体感としては10戦中3戦強。以前は《立身+出世/Claim+Fame》をサイドに採用していたことを考えればその枠としてこの相棒を採用することは十分あり得る。マナスクは構造的に起きにくく、マナフラの受けは欲しいので3マナ払って持ってくることはあり得る話。このカードを相棒に据えることでサイド後にサイドインするカードを再検討する必要があるので、それらを念頭に置きつつ今後カードを見ていきたい。

―白
・《希望の光/Light of Hope》
 サイド駐在要員の1枚。上記現行リストでこの役割なのは《神聖な協力/Blessed Alliance》。ここと変わるかどうか。ウィッシュしたいマッチが「黒単アグロ」のような4点ゲインを必要としたマッチか、「白単ヘリオッド」のようなエンチャント除去を必要としたマッチ。後者の場合、エンチャント追放ではないのが致命的か。以上を踏まえると、採用には至らない。

―青
・《イルーナの神話/Mythos of Illuna》
 環境でコピーしたいカードがないので入れないだろう。

・《不吉な海/Ominous Seas》
 追加のフィニッシャー枠。入れるならメインの模様。しかし、このエンチャントがフィニッシャーとして機能しているときはコンボ完走できるはずなので、いらないはず。サイドからポンと置いておく場合、相手のサイドカードが刺さるエンチャントということで微妙なかんじ。

―黒
・なし
 もともと黒抜き4色の構成をしており、黒を足してまで入れたいカードは単色にはなさそう。

―赤
・なし
 1マナのカードが少ないのもあり単色にはないですね。

―緑
・《障壁突破/Barrier Breach》
 サイド駐在要員の1枚。入れてもいいが、入れなくても良い。というもの、《自然に帰れ/Back to Nature》とかもあり得るし、ウィッシュからの3マナはそのターンで打とうと思うと7マナかかることとなり対処したいのが《太陽冠のヘリオッド/Heliod, Sun-Crowned》だけなら《真髄の針/Pithing Needle》で良いからです。環境を見て検討。

―多色
・なし
 先の相棒でおしまいです。各種3色エンチャントや根本原理も面白そうですが、見合っていないかと。

―無色・土地
・なし
 トライランドもタップインなので残念ながら。

2)『基本セット2021(M21)』で気になるカード

 まだ検討もしていないので先よりは多少甘めです。

―白
・《忍耐の偶像/Idol of Endurance》
 サイドからマナクリを欲しい時に持ってくるカード以上の働きをする。採用することによってどうしようもない時にチャンプブロックしやすくなる。ただ、その場合これを出して勝てるのか、という話に。《黄昏+払暁/Dusk+Dawn》だけでやはり良さそう。

・《九つの命/Nine Lives》
 置き《濃霧/Fog》。まあいらない。

―青
・《真実の視認/See the Truth》
 十分あり得るが、このデッキにおいて墓地肥やしが必要なため《巧みな軍略/Strategic Planning》とは入れ替えられない。入れ替えるとしたら《収まらぬ思い/Nagging Thoughts》だが、マッドネスの有無が。《死の国からの脱出/Underworld Breach》を採用しているのでこのカードを十分活かせるのだがタッチの差か。

・《テフェリーの後見/Teferi’s Tutelage》
 追加の勝ち手段として。これが機能するときはデッキが回っているはずなので基本は現在採用している勝ち手段だけで十分。差異は自身がルーターであること。かなり魅力的なので検討し得る。《スフィンクスの後見/Sphinx’s Tutelage》は採用しないだろうが、こちらはルーター部分が買われて採用されうる。

―黒
・なし
 黒抜き4色なので。

―赤
・なし
 光るものなし。

―緑
・なし
 《突き止め/Track Down》《胞子網の織り手/Sporeweb Weaver》《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル/Jolrael, Mwonvuli Recluse》などはあり得そうだったが不必要かと。

―多色
・なし
 まあそうですね。

―無色・土地
・《精神迷わせの秘本/Mazemind Tome》
 潤滑油枠だが、そんな枠はもともとない。多分いらない。

3)リスト更新

 以上を踏まえてリストを更新します。

 メイン
 ノーチェンジ

 サイド
 in:真髄の針/Pithing Needle New!
 out:試練に臨むギデオン/Gideon of the Trials
 
 in:トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt New!
 out:神聖な協力/Blessed Alliance

 in:湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring New!
 out:白鳥の歌/Swan Song

 ということで以下の通りに。

メインボード(60)
・クリーチャー(16)
4 森の女人像/Sylvan Caryatid
4 楽園のドルイド/Paradise Druid
4 願いのフェイ/Fae of Wishes - 成就/Granted
4 薔薇棘の見習い/Rosethorn Acolyte - 季節の儀式/Seasonal Ritual

・インスタント・ソーサリー(18)
4 選択/Opt
1 空間の擦り抜け/Slip Through Space
4 促進/Expedite
1 マグマの洞察力/Magmatic Insight
3 霊気との調和/Attune with Aether
1 収まらぬ思い/Nagging Thoughts
2 巧みな軍略/Strategic Planning
2 宝船の巡航/Treasure Cruise

・エンチャント(8)
4 枷はずれな成長/Unbridled Growth
3 ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy
1 死の国からの脱出/Underworld Breach

・土地(18)
4 霊気拠点/Aether Hub
4 植物の聖域/Botanical Sanctum
1 寺院の庭/Temple Garden
1 蒸気孔/Steam Vents
1 神聖なる泉/Hallowed Fountain
1 繁殖池/Breeding Pool
1 踏み鳴らされる地/Stomping Ground
1 マナの合流点/Mana Confluence
1 平地/Plains
1 島/Island
1 山/Mountain
1 森/Forest

サイドボード(15)
Companion1 湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring
1 神秘を操る者、ジェイス/Jace, Wielder of Mysteries
1 肉体+血流/Flesh+Blood
1 水形/Hydroform
1 死の国からの脱出/Underworld Breach
1 ジェスカイの隆盛/Jeskai Ascendancy
1 トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt
1 真髄の針/Pithing Needle
1 黄昏+払暁/Dusk+Dawn
1 削剥/Abrade
1 摩耗+損耗/Wear+Tear
2 沈黙/Silence
2 神秘の論争/Mystical Dispute

4)調整の理由
 コメントを少しだけ。
 焦点を当てるデッキは「青黒インバーター」「白単ヘリオッド」「ロータスブリーチ」「ケシスコンボ」「青白スピリット」の5種類。

 「黒単アグロ」や「赤白バーン」「ナヤウィノータ」等はサイド対策は特段しません。「黒単アグロ」はその色の特性からエンチャントには触りにくく、《森の女人像》を越えにくいサイズであるためライフ水準を高めで保ちやすいため、ある程度有利であると仮定しています。そのためウィッシュボードの性質上、サイドにはこれというカードを専用に取るつもりはありません。「赤白バーン」についても《削剥》程度で十分だろうと思います。向こうがサイドカードを引く前に回しきる、そんな構えです。まあ有効なサイドカードは少ないでしょうが。

 前述の焦点を当てる5デッキについて、ウィッシュする前提含めサイドカードを調整しました。《トーモッドの墓所》は「青黒インバーター」へのけん制、「ロータスブリーチ」「ケシスコンボ」への一時の対策。《真髄の針》は「白単ヘリオッド」「ロータスブリーチ」「ケシスコンボ」への対策。《沈黙》と《神秘の論争》は「青黒インバーター」「青白スピリット」への一時の対策。こちらもコンボデッキのため、1~2ターンを素直にもらえれば勝てる場面を構築できるはずなので、このような感じにしました。

 構造上、「青白スピリット」は不利なので、たくさんのサイドカードを用意して不利から微不利に改善しようという気はありません。これで戦えないなら切らざるを得ません。


5)さいごに
 こうやって日記として構築した時の気持ちを記録しておくのには意味があるな、と今回書いていて思いました。というのも、これを書くのにあたって、前回の自分の記録を見返したのですが、なんでこんなカードいれていたのか、詳しく書いていないとわからなかった(忘れていた)ので、リストを更新しようにも難航したでしょう。

 パイオニアのメタによってデッキが変わっていくのでこのリストは2020/07/30現在ということをしっかりと記述して終わりにします。

 あとは、秘密にちょっと書きます。何かアドバイスあれば幸いです。ではでは。

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