雑記95[モダンの明日のつづき]
2020年7月21日 Magic: The Gathering※雑記なので乱筆です。
その1:https://formicaoperaia.diarynote.jp/202007141728455113/
2)新フォーマットの存在
では割り切って新カードを使うとなると新フォーマットがちらついてきます。そうです。「パイオニア」です。
設立当初は過去のスタンダードの同窓会かと思われたこの「パイオニア」もPTフォーマットとなったことでまじめに取り組むプレイヤーが増え、モダンとそん色ないキルターンのコンボデッキが存在するフォーマットとなりました。
『イニストラード』が生んだ青い怪物《研究室の偏執狂》の問題点だった除去耐性を確保し、マナも下がった《タッサの信託者》有する「インバーターコンボ」。白単色ででき、コンボパーツが破壊不能である「ヘリオッドバリスタ」。《樹上の草食獣》を絡めれば3キルも理論上可能な土地コンボの「ロータスブリーチ」。圧巻です。
もちろん、ミッドレンジには「5色ニヴ」や「スゥルタイ昂揚」、アグロにも「黒単」「赤単」がいますが、環境を定義しているのは先のコンボ3種でしょう。
確かに、アグロからコンボまで存在するこの「パイオニア」はフォーマットとしてはカードプールのわりにデッキの選択肢が広そうに見えるのでよいのかもしれません。
では、こことモダンの差をプレイヤー側はどこに見出すべきか。どちらのフォーマットもスタンダードの強力なカードが十二分に活躍していて、新しいカードからデッキを考えていく以上、差は支配率の低さでつけるしかありません。つまり、大会に出たときに同じデッキに当たりにくい、というそういう感覚的なものです。
3)モダンのすごさ
モダンはサイドボードが30枚欲しい、なんてことが言われるほど多様性に富んだフォーマットでした。それは数々の禁止改定や新セット発売を経た2020年の今でもあまり変わっていません。これはかなりすごいことだと感じています。一見WotCがかなり横暴な采配をしてきてもモダンの地力で耐えているということですから。
モダンは自分の周りだけかもしれませんが、カジュアル勢が好むフォーマットだったと思います。それはデッキ作成の自由度がかなりあったからでしょう。みんな《瞬唱の魔道士》や《闇の腹心》が強いことは知っていますが、別に青や黒のデッキなら必ず入れなきゃいけない、またはその色をタッチしてまでも使ったほうが良い、なんてことは思ってもいません。
自分を含むカジュアルプレイヤーの多くは、アーキタイプの多さよりもデッキ作成の自由度を重視するのでしょう。使いたいカードを決めるのに比べ、使いたいアーキタイプを決めるのは難しいものです。それは、使いたいカードを採用しているアーキタイプがないことを考えれば明らかです。そんなときにモダンのデッキ作成の自由度の高さが特定のカードを使ったデッキの完成度をある程度担保してくれます。もちろん、すぐに一線級になるとは限りませんが、そこそこ遊べる程度には。
「特定のカードを使ったデッキの完成度をある程度担保してくれ」る部分がモダンのアーキタイプの多さにもつながってくるのでしょう。「特定のカード」を「特定のテーマ」に置き換えて考えれば。その分、空きスロットが減るため完成度にばらつきが出ますが。
…続きはまた時間があるときに書きます。ではでは。
書いていて支離滅裂になって来そうなので、次回で終わりにします。
その1:https://formicaoperaia.diarynote.jp/202007141728455113/
2)新フォーマットの存在
では割り切って新カードを使うとなると新フォーマットがちらついてきます。そうです。「パイオニア」です。
設立当初は過去のスタンダードの同窓会かと思われたこの「パイオニア」もPTフォーマットとなったことでまじめに取り組むプレイヤーが増え、モダンとそん色ないキルターンのコンボデッキが存在するフォーマットとなりました。
『イニストラード』が生んだ青い怪物《研究室の偏執狂》の問題点だった除去耐性を確保し、マナも下がった《タッサの信託者》有する「インバーターコンボ」。白単色ででき、コンボパーツが破壊不能である「ヘリオッドバリスタ」。《樹上の草食獣》を絡めれば3キルも理論上可能な土地コンボの「ロータスブリーチ」。圧巻です。
もちろん、ミッドレンジには「5色ニヴ」や「スゥルタイ昂揚」、アグロにも「黒単」「赤単」がいますが、環境を定義しているのは先のコンボ3種でしょう。
確かに、アグロからコンボまで存在するこの「パイオニア」はフォーマットとしてはカードプールのわりにデッキの選択肢が広そうに見えるのでよいのかもしれません。
では、こことモダンの差をプレイヤー側はどこに見出すべきか。どちらのフォーマットもスタンダードの強力なカードが十二分に活躍していて、新しいカードからデッキを考えていく以上、差は支配率の低さでつけるしかありません。つまり、大会に出たときに同じデッキに当たりにくい、というそういう感覚的なものです。
3)モダンのすごさ
モダンはサイドボードが30枚欲しい、なんてことが言われるほど多様性に富んだフォーマットでした。それは数々の禁止改定や新セット発売を経た2020年の今でもあまり変わっていません。これはかなりすごいことだと感じています。一見WotCがかなり横暴な采配をしてきてもモダンの地力で耐えているということですから。
モダンは自分の周りだけかもしれませんが、カジュアル勢が好むフォーマットだったと思います。それはデッキ作成の自由度がかなりあったからでしょう。みんな《瞬唱の魔道士》や《闇の腹心》が強いことは知っていますが、別に青や黒のデッキなら必ず入れなきゃいけない、またはその色をタッチしてまでも使ったほうが良い、なんてことは思ってもいません。
自分を含むカジュアルプレイヤーの多くは、アーキタイプの多さよりもデッキ作成の自由度を重視するのでしょう。使いたいカードを決めるのに比べ、使いたいアーキタイプを決めるのは難しいものです。それは、使いたいカードを採用しているアーキタイプがないことを考えれば明らかです。そんなときにモダンのデッキ作成の自由度の高さが特定のカードを使ったデッキの完成度をある程度担保してくれます。もちろん、すぐに一線級になるとは限りませんが、そこそこ遊べる程度には。
「特定のカードを使ったデッキの完成度をある程度担保してくれ」る部分がモダンのアーキタイプの多さにもつながってくるのでしょう。「特定のカード」を「特定のテーマ」に置き換えて考えれば。その分、空きスロットが減るため完成度にばらつきが出ますが。
…続きはまた時間があるときに書きます。ではでは。
書いていて支離滅裂になって来そうなので、次回で終わりにします。
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