雑記91[禁止改定予想]
2020年7月9日 Magic: The Gathering来たる7/13(月)の深夜(概ね7/14の0:00ごろ)に禁止改定が行われることとなりました。フォーマットはヒストリック・パイオニア・モダン・パウパーとのこと。
例にもれず、予想してみましょう。
1)ヒストリックについて
最新セットが出たばかりでこのような告知を行うということはこの最新セットとの強力なシナジーがあるカードに注目されそうですが、きっとそんな安直な考えで使用停止カードの追加はないでしょう。プロツアーのフォーマットにしたため、使用停止と禁止のごちゃごちゃ加減を整理したいだけかと。つまり、現在使用停止カードの禁止措置を行うだけと予想。解禁はないでしょう。
停止予想:なし
停止希望:なし
禁止予想:《創案の火》《裏切りの工作員》《軍団のまとめ役、ウィノータ》
禁止希望:なし
解除予想:なし
解除希望:なし
希望は特にないです。あまりやっていないので。『ジャンプスタート』を早く試したいだけです。
2)パイオニアについて
公式のサポート開始から、世界的な感染症拡大によりやや廃れ気味だったこのパイオニアにもメスが入るようです。もちろん解禁の可能性もありますが、多分禁止なんだろうな、と思っています。GPのような大型イベントが今年中はないため、不平不満が出にくいうちに環境整備しよう、というのが目論見かと。まあ邪推ですが。実は2020年に入ってからこのフォーマットは禁止カードが出ていないんですよね。珍しい。
7/9現在の禁止カードは以下の通りです。
《血染めのぬかるみ》
《溢れかえる岸辺》
《汚染された三角州》
《吹きさらしの荒野》
《樹木茂る山麓》
《守護フェリダー》
《豊穣の力線》
《ニッサの誓い》
《夏の帳》
《むかしむかし》
《死者の原野》
《密輸人の回転翼機》
《王冠泥棒、オーコ》
《運命のきずな》
これを踏まえて、
禁止予想:《タッサの信託者》
禁止希望:なし
解除予想:《密輸人の回転翼機》《ニッサの誓い》
解除希望:《密輸人の回転翼機》
近年のWotCの禁止カードの傾向として「プレインズウォーカー」「神話レア」「最新セットに収録」のカードを避けていると思っています。もちろん、例外はありますが。この傾向に「青黒インバーターコンボ」を照らし合わせると、《タッサの信託者》が一番禁止になりやすいのかと。《時を越えた探索》を禁止にするかも、とは思ったものの、そうしたらこのパイオニアのアイデンティティーが失われてしまうと思ったので、それはないかと思いました。
解除もありえるかな、と思ったのを2枚挙げました。無理に解禁する必要はないと思うのでまあ基本ないと思いますが。個人的にはアグロが好きなのでコプターは返してほしいですけどね。
3)モダンについて
モダンにも何か波を立てようとしているようですね。最新セットの『基本セット2021』は基本セットということもありもともとモダンにあったものも多く、ここから緊急事態ということで禁止カードを出すことはないと思います。あるとすればゴブリンデッキのレベルを数段階上げた《人目を引く詮索者》ですが、そんなわけないでしょう。
正直、このタイミングで禁止を出すとしたら《アーカムの天測儀》しかないと思っています。理由は「開発側が氷雪を完全上位互換にしたくない」とか「土地責めデッキの弱体化」とか「多色化が容易なため今後のデザインに問題が」とか何とでもつけられるでしょう。《夏の帳》もあり得るかな、と思いましたが、それ以外は思いつきませんでした。
となると何か解禁されるという線が濃厚です。個人的はそのほうがエキサイティングなので好きです。ということで7/9現在の禁止カードを見て解禁の可能性を見てみましょう。
・《古えの居住地》:ファクトランド。1%。
・《出産の殻》:理由が生物のインフレだったからなあ。5%。
・《猛火の群れ》:2キルはNG。1%。
・《黄泉からの橋》:冤罪だった。30%。
・《金属モックス》:ファクトだしマナ加速だし。1%。
・《雲上の座》:ウルザランドよりもひどい。1%。
・《暗黒の深部》:実質2キル。1%。
・《死儀礼のシャーマン》:1番のマナクリ。5%。
・《時を越えた探索》:探査ドロー。1%。
・《戦慄の復活》:リアニには厳しめ。5%。
・《ウギンの目》:冬が来る。1%。
・《信仰無き物あさり》:冤罪な気もするが共犯。10%。
・《ギタクシア派の調査》:やりすぎ。1%。
・《垣間見る自然》:別にいい気もするがかなり限界。5%。
・《ゴルガリの墓トロール》:脱獄囚だから厳しめ。5%。
・《大焼炉》:ファクトランド。1%。
・《緑の太陽の頂点》:ウーロ出てもいいなら。5%。
・《甦る死滅都市、ホガーク》:主犯。1%。
・《超起源》:モダンの高速化を容認することに。1%。
・《クラーク族の鉄工所》:時間かかるので。1%。
・《精神的つまづき》:みんな積むので。1%。
・《オパールのモックス》:ファクトだしマナ加速だし。1%。
・《マイコシンスの格子》:悪いのはこれじゃない気がする。5%。
・《王冠泥棒、オーコ》:出てこないでほしい。1%。
・《むかしむかし》:マジックしてくれない。1%。
・《思案》:質の良い手札の提供。1%。
・《定業》:質の良い手札の提供その2。1%。
・《罰する火》:アグロいなくなるけど、もともといないなら。5%。
・《炎の儀式》:ストームを強化したいなら。1%。
・《教議会の座席》:ファクトランド。1%。
・《第二の日の出》:時間かかるので。1%。
・《煮えたぎる歌》:ストームを強化したいなら。1%。
・《師範の占い独楽》:時間かかるので。1%。
・《頭蓋骨絞め》:いいんじゃない? 30%。
・《欠片の双子》:好きじゃないけどいいんじゃない? 30%。
・《花盛りの夏》:2キル3キルはNG。1%。
・《宝船の巡航》:探査ドロー。1%。
・《伝承の樹》:ファクトランド。1%。
・《梅澤の十手》:ソプターコンボが除去できるように。5%。
・《囁きの大霊堂》:ファクトランド。1%。
圧巻の禁止リストですね。どことっても怪しい。ただ、いけそうなカードも何枚かあったのでその辺をまとめるとこんな感じ。
禁止予想:《アーカムの天測儀》《夏の帳》
禁止希望:なし
解除予想:《黄泉からの橋》《頭蓋骨絞め》《欠片の双子》
解除希望:全部(どれでも)
禁止予想は2枚挙げましたが、《夏の帳》はどうなるか怪しいです。デッキによっては全然ケアできない《謎めいた命令》なので、不快指数は高そうだな、と。解除されそうなのは数枚ありますし、どれも同じくらいかな、と思っています。これ以外でもいいですが、解除されるならどれもすぐに使われるデッキがありそうなカードばかりで如何にこの禁止リストが限界を攻めているか、モダンが魔境といわれていたか、がわかります。
最近はめっきりやっていないので全く見当違いかもな、とも思っています。紙でやる機会もないし、《オパールのモックス》もないのでメタ追っていないのでね。解除次第ではデッキを組んでもいいかな。《オパールのモックス》《クラーク族の鉄工所》《第二の日の出》の3連単でお待ちしています。
4)パウパーについて
公式サポートが決まってからず――――っと音沙汰なかったのに、急に来ましたね。あまりやっていませんが、またに身内でやるのでちょこっと書きます。
7/9現在の禁止カードは以下の通りです。
《アーカムの天測儀》
《フェアリーの大群》
《雲上の座》
《頭蓋囲い》
《目くらまし》
《巣穴からの総出》
《大あわての捜索》
《ギタクシア派の調査》
《ぶどう弾》
《噴出》
《High Tide》
《トーラックへの賛歌》
《激励》
《流浪のドレイク》
《陥没孔》
《時間の亀裂》
《宝船の巡航》
どれも解禁は厳しそうですかね。かなり怪しげなカードばかりなので。
禁止予想:《神秘の聖域》
禁止希望:なし
解除予想:なし
解除希望:なし
周りでは《神秘の聖域》の強さが謳われていました。確かに自分もこのカードはコモンにしてはめちゃくちゃしてくるな、という印象を持っています。すぐに《剥奪》で嵌ります。一度嵌ると抜け出すのがほぼ不可能なロックなので不快指数は高そうです。
5)最後に
告知から1週間しか猶予がないとおちおちカードも買えないな、と思いますね。金がないならカードゲームなんてやるな、と思う方もいるかもしれませんが、このシステムだと新しく始めようとしている人にはどのフォーマットも勧めにくくて困っています。長年やっているプレイヤーならまだしも、初心者からしたら急なサプライズ禁止改定でMtGを楽しいと思う前に使えなくなるかもしれないわけですから。
まだ禁止のための告知と決まったわけではないのでね。明るい知らせが来ることを祈るばかりです。きっとWotCも楽しいMtGを目指そうとしてくれているはずですから。
MtGがより良くなることを願って。。。ではでは。
例にもれず、予想してみましょう。
1)ヒストリックについて
最新セットが出たばかりでこのような告知を行うということはこの最新セットとの強力なシナジーがあるカードに注目されそうですが、きっとそんな安直な考えで使用停止カードの追加はないでしょう。プロツアーのフォーマットにしたため、使用停止と禁止のごちゃごちゃ加減を整理したいだけかと。つまり、現在使用停止カードの禁止措置を行うだけと予想。解禁はないでしょう。
停止予想:なし
停止希望:なし
禁止予想:《創案の火》《裏切りの工作員》《軍団のまとめ役、ウィノータ》
禁止希望:なし
解除予想:なし
解除希望:なし
希望は特にないです。あまりやっていないので。『ジャンプスタート』を早く試したいだけです。
2)パイオニアについて
公式のサポート開始から、世界的な感染症拡大によりやや廃れ気味だったこのパイオニアにもメスが入るようです。もちろん解禁の可能性もありますが、多分禁止なんだろうな、と思っています。GPのような大型イベントが今年中はないため、不平不満が出にくいうちに環境整備しよう、というのが目論見かと。まあ邪推ですが。実は2020年に入ってからこのフォーマットは禁止カードが出ていないんですよね。珍しい。
7/9現在の禁止カードは以下の通りです。
《血染めのぬかるみ》
《溢れかえる岸辺》
《汚染された三角州》
《吹きさらしの荒野》
《樹木茂る山麓》
《守護フェリダー》
《豊穣の力線》
《ニッサの誓い》
《夏の帳》
《むかしむかし》
《死者の原野》
《密輸人の回転翼機》
《王冠泥棒、オーコ》
《運命のきずな》
これを踏まえて、
禁止予想:《タッサの信託者》
禁止希望:なし
解除予想:《密輸人の回転翼機》《ニッサの誓い》
解除希望:《密輸人の回転翼機》
近年のWotCの禁止カードの傾向として「プレインズウォーカー」「神話レア」「最新セットに収録」のカードを避けていると思っています。もちろん、例外はありますが。この傾向に「青黒インバーターコンボ」を照らし合わせると、《タッサの信託者》が一番禁止になりやすいのかと。《時を越えた探索》を禁止にするかも、とは思ったものの、そうしたらこのパイオニアのアイデンティティーが失われてしまうと思ったので、それはないかと思いました。
解除もありえるかな、と思ったのを2枚挙げました。無理に解禁する必要はないと思うのでまあ基本ないと思いますが。個人的にはアグロが好きなのでコプターは返してほしいですけどね。
3)モダンについて
モダンにも何か波を立てようとしているようですね。最新セットの『基本セット2021』は基本セットということもありもともとモダンにあったものも多く、ここから緊急事態ということで禁止カードを出すことはないと思います。あるとすればゴブリンデッキのレベルを数段階上げた《人目を引く詮索者》ですが、そんなわけないでしょう。
正直、このタイミングで禁止を出すとしたら《アーカムの天測儀》しかないと思っています。理由は「開発側が氷雪を完全上位互換にしたくない」とか「土地責めデッキの弱体化」とか「多色化が容易なため今後のデザインに問題が」とか何とでもつけられるでしょう。《夏の帳》もあり得るかな、と思いましたが、それ以外は思いつきませんでした。
となると何か解禁されるという線が濃厚です。個人的はそのほうがエキサイティングなので好きです。ということで7/9現在の禁止カードを見て解禁の可能性を見てみましょう。
・《古えの居住地》:ファクトランド。1%。
・《出産の殻》:理由が生物のインフレだったからなあ。5%。
・《猛火の群れ》:2キルはNG。1%。
・《黄泉からの橋》:冤罪だった。30%。
・《金属モックス》:ファクトだしマナ加速だし。1%。
・《雲上の座》:ウルザランドよりもひどい。1%。
・《暗黒の深部》:実質2キル。1%。
・《死儀礼のシャーマン》:1番のマナクリ。5%。
・《時を越えた探索》:探査ドロー。1%。
・《戦慄の復活》:リアニには厳しめ。5%。
・《ウギンの目》:冬が来る。1%。
・《信仰無き物あさり》:冤罪な気もするが共犯。10%。
・《ギタクシア派の調査》:やりすぎ。1%。
・《垣間見る自然》:別にいい気もするがかなり限界。5%。
・《ゴルガリの墓トロール》:脱獄囚だから厳しめ。5%。
・《大焼炉》:ファクトランド。1%。
・《緑の太陽の頂点》:ウーロ出てもいいなら。5%。
・《甦る死滅都市、ホガーク》:主犯。1%。
・《超起源》:モダンの高速化を容認することに。1%。
・《クラーク族の鉄工所》:時間かかるので。1%。
・《精神的つまづき》:みんな積むので。1%。
・《オパールのモックス》:ファクトだしマナ加速だし。1%。
・《マイコシンスの格子》:悪いのはこれじゃない気がする。5%。
・《王冠泥棒、オーコ》:出てこないでほしい。1%。
・《むかしむかし》:マジックしてくれない。1%。
・《思案》:質の良い手札の提供。1%。
・《定業》:質の良い手札の提供その2。1%。
・《罰する火》:アグロいなくなるけど、もともといないなら。5%。
・《炎の儀式》:ストームを強化したいなら。1%。
・《教議会の座席》:ファクトランド。1%。
・《第二の日の出》:時間かかるので。1%。
・《煮えたぎる歌》:ストームを強化したいなら。1%。
・《師範の占い独楽》:時間かかるので。1%。
・《頭蓋骨絞め》:いいんじゃない? 30%。
・《欠片の双子》:好きじゃないけどいいんじゃない? 30%。
・《花盛りの夏》:2キル3キルはNG。1%。
・《宝船の巡航》:探査ドロー。1%。
・《伝承の樹》:ファクトランド。1%。
・《梅澤の十手》:ソプターコンボが除去できるように。5%。
・《囁きの大霊堂》:ファクトランド。1%。
圧巻の禁止リストですね。どことっても怪しい。ただ、いけそうなカードも何枚かあったのでその辺をまとめるとこんな感じ。
禁止予想:《アーカムの天測儀》《夏の帳》
禁止希望:なし
解除予想:《黄泉からの橋》《頭蓋骨絞め》《欠片の双子》
解除希望:全部(どれでも)
禁止予想は2枚挙げましたが、《夏の帳》はどうなるか怪しいです。デッキによっては全然ケアできない《謎めいた命令》なので、不快指数は高そうだな、と。解除されそうなのは数枚ありますし、どれも同じくらいかな、と思っています。これ以外でもいいですが、解除されるならどれもすぐに使われるデッキがありそうなカードばかりで如何にこの禁止リストが限界を攻めているか、モダンが魔境といわれていたか、がわかります。
最近はめっきりやっていないので全く見当違いかもな、とも思っています。紙でやる機会もないし、《オパールのモックス》もないのでメタ追っていないのでね。解除次第ではデッキを組んでもいいかな。《オパールのモックス》《クラーク族の鉄工所》《第二の日の出》の3連単でお待ちしています。
4)パウパーについて
公式サポートが決まってからず――――っと音沙汰なかったのに、急に来ましたね。あまりやっていませんが、またに身内でやるのでちょこっと書きます。
7/9現在の禁止カードは以下の通りです。
《アーカムの天測儀》
《フェアリーの大群》
《雲上の座》
《頭蓋囲い》
《目くらまし》
《巣穴からの総出》
《大あわての捜索》
《ギタクシア派の調査》
《ぶどう弾》
《噴出》
《High Tide》
《トーラックへの賛歌》
《激励》
《流浪のドレイク》
《陥没孔》
《時間の亀裂》
《宝船の巡航》
どれも解禁は厳しそうですかね。かなり怪しげなカードばかりなので。
禁止予想:《神秘の聖域》
禁止希望:なし
解除予想:なし
解除希望:なし
周りでは《神秘の聖域》の強さが謳われていました。確かに自分もこのカードはコモンにしてはめちゃくちゃしてくるな、という印象を持っています。すぐに《剥奪》で嵌ります。一度嵌ると抜け出すのがほぼ不可能なロックなので不快指数は高そうです。
5)最後に
告知から1週間しか猶予がないとおちおちカードも買えないな、と思いますね。金がないならカードゲームなんてやるな、と思う方もいるかもしれませんが、このシステムだと新しく始めようとしている人にはどのフォーマットも勧めにくくて困っています。長年やっているプレイヤーならまだしも、初心者からしたら急なサプライズ禁止改定でMtGを楽しいと思う前に使えなくなるかもしれないわけですから。
まだ禁止のための告知と決まったわけではないのでね。明るい知らせが来ることを祈るばかりです。きっとWotCも楽しいMtGを目指そうとしてくれているはずですから。
MtGがより良くなることを願って。。。ではでは。
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