『基本セット2021』カード私評[多色]
2020年6月23日 Magic: The Gatheringマルチは枚数少なかったので全部触れます。
・《高山の犬師》赤白
リミテなら使われるかもしれないが、構築はまずないだろう。EDHならいいんじゃないですかね。自身のパンプがあるため、横並び戦術の得意な赤白という色はグッド。リミテカードを構築でも、という意思は感じられる。
・《議事会の導師》緑白
《硬化した鱗》内蔵の生物。大変よろしいと思います。ただ、《硬化した鱗》デッキは鱗の枚数が多いほうが嬉しい、とは一概には言えません。現在鱗デッキとしてパイオニアやモダンで存在しているデッキのほとんどは5枚目以降の鱗である《巻き付き蛇》を採用していないので。そう考えるとこのカードも怪しそうですが、スタンではその手のカードがないので、十分活躍し得るでしょう。
・《凶兆艦隊の戦争屋》黒赤
能力はよくあるリミテアンコモン。この手のカードが構築で使われることはまずないです。トランプルがつくのはいいですけどね。まあリミテかな。
・《実験的過負荷》青赤
似たようなスペルで《都市侵略》やクリーチャーの《奇怪なドレイク》が存在するが、このカードはそれらと違って一マナ重く、スペル回収が可能。この手のカードの大きな問題として、3テフェと《厚かましい借り手》の出来事というカードアドバンテージを取られつつ除去させる問題がある。それをスペル回収で緩和しているのはグッド。自身が追放されるのはバッド。まあ、追放されるのはリミテでこれ2枚をぐるぐるされるのを避けるためだろう。構築だとやや厳しめだが、アンコモンだしこんなものだろう。
・《耽溺する貴族階級》白黒
3マナ1/4飛行絆魂というだけでリミテではかなりいやらしい。追加で3点以上ゲインしたら対戦相手が3点ルーズだが、これもリミテならバットリでそこそこ達成できそう。構築だと吸血鬼がスタン最後の花を咲かせられるか。
・《枝葉族の報復者》赤緑
4マナのマナクリというだけで構築では論外な気がする。だが、サイズが4マナ4/3とマナクリにしてはがっしりボディ。それでいて複数マナ生成が可能で無限マナで勝てると来た。誰か、無限コンボ待ってます。
・《知識鱗のコアトル》
『アラーラ再誕』からの再録。リミテではMM2で使ったことがあるが、出した次ターンで3/3となり、どんなドローカードもバットリになるからすごいカードだな、という印象だった。構築ではどう使うのだろうか。ブレストに近い動きができるカードはいろいろあるが、いかんせんマナがかかること。ウーロと一緒にいると強そうだが、ウーロだけで十分な気もする。
・《尊敬される語り手、ニアンビ》白青
テフェリーの娘さん。能力はよくある白青系のカードだが、これはその中では1番強い。伝説になっただけでライフゲインがついた点、伝説なのに複数枚引いても腐らない点、人間な点。どれも一級品です。モダンの人間には採用されるでしょうね。確定枠となるかはわかりませんが、少なくとも試されるでしょう。人間デッキ以外でも白青ブリンクのようなデッキでは採用されてもおかしくないですね。ルーター能力でカードが増えるなんてさすがテフェリーの娘さんです。
・《偏執的な縫い師》青黒
かなり使いやすそうに見える釣り竿。スタンレベルなら十分に見えるがどうだろうか。スタンでリアニデッキが強いか、という話は置いておくが。リミテでもかなりの強カードに見える。今回のマルチアンコモンはどれもいい感じ。
・《ケルドの心胆、ラーダ》赤緑
《クルフィックスの狩猟者》のようにデッキトップの土地をプレイできるようになったラーダ。構築で使ってみたいデザインですね。こういうシステムクリーチャーにしては先制持ちで3マナ3/3と殴る色の赤緑と噛んでいる。パイオニアで8狩猟者にするとどうなるんでしょうか。《写本裁断機》とかもあるんでずっと土地を置けそうですけど。《ギラプールの宇宙儀》とかも入れて楽しく土地プレイし続けるだけのデッキとかストレスレスで良さそうですけど。
・《万物の聖域》白青黒赤緑
テキストをどうにか短くしてもらって、これにもフレーバーテキストが欲しかった。構築で使われるかは非常に怪しいですが、こういうのを好きな人はいっぱい知っているので作る人はいるんでしょうね。「祭殿」というサブタイプをどうにかにしてクリーチャーに付与したいですね。クリーチャー・タイプを付与するものでは。当たり前ですがクリーチャー・タイプ一覧に載っているものしか付与できないので、好きな名前のサブタイプを付与できないので、どうやるんですかね。
・《双刃の暗殺者》黒緑
これだけリミテではカードパワーを抑えましたね。5マナ5/4だから3年前と比べればかなり強いんですが。最近のパックで行うリミテは本当に楽しいんですが、慣れてきているんですね、きっと。
・《天球の見張り》白青
白青飛行が構築でもやるかもしれませんね。ここまでカードが増えてきたならそういうアグロの可能性が出てきました。天球ってストーリー上なにか大事なものでしたっけ。
この辺で。あとは最後の無色・アーティファクトです。
・《高山の犬師》赤白
リミテなら使われるかもしれないが、構築はまずないだろう。EDHならいいんじゃないですかね。自身のパンプがあるため、横並び戦術の得意な赤白という色はグッド。リミテカードを構築でも、という意思は感じられる。
・《議事会の導師》緑白
《硬化した鱗》内蔵の生物。大変よろしいと思います。ただ、《硬化した鱗》デッキは鱗の枚数が多いほうが嬉しい、とは一概には言えません。現在鱗デッキとしてパイオニアやモダンで存在しているデッキのほとんどは5枚目以降の鱗である《巻き付き蛇》を採用していないので。そう考えるとこのカードも怪しそうですが、スタンではその手のカードがないので、十分活躍し得るでしょう。
・《凶兆艦隊の戦争屋》黒赤
能力はよくあるリミテアンコモン。この手のカードが構築で使われることはまずないです。トランプルがつくのはいいですけどね。まあリミテかな。
・《実験的過負荷》青赤
似たようなスペルで《都市侵略》やクリーチャーの《奇怪なドレイク》が存在するが、このカードはそれらと違って一マナ重く、スペル回収が可能。この手のカードの大きな問題として、3テフェと《厚かましい借り手》の出来事というカードアドバンテージを取られつつ除去させる問題がある。それをスペル回収で緩和しているのはグッド。自身が追放されるのはバッド。まあ、追放されるのはリミテでこれ2枚をぐるぐるされるのを避けるためだろう。構築だとやや厳しめだが、アンコモンだしこんなものだろう。
・《耽溺する貴族階級》白黒
3マナ1/4飛行絆魂というだけでリミテではかなりいやらしい。追加で3点以上ゲインしたら対戦相手が3点ルーズだが、これもリミテならバットリでそこそこ達成できそう。構築だと吸血鬼がスタン最後の花を咲かせられるか。
・《枝葉族の報復者》赤緑
4マナのマナクリというだけで構築では論外な気がする。だが、サイズが4マナ4/3とマナクリにしてはがっしりボディ。それでいて複数マナ生成が可能で無限マナで勝てると来た。誰か、無限コンボ待ってます。
・《知識鱗のコアトル》
『アラーラ再誕』からの再録。リミテではMM2で使ったことがあるが、出した次ターンで3/3となり、どんなドローカードもバットリになるからすごいカードだな、という印象だった。構築ではどう使うのだろうか。ブレストに近い動きができるカードはいろいろあるが、いかんせんマナがかかること。ウーロと一緒にいると強そうだが、ウーロだけで十分な気もする。
・《尊敬される語り手、ニアンビ》白青
テフェリーの娘さん。能力はよくある白青系のカードだが、これはその中では1番強い。伝説になっただけでライフゲインがついた点、伝説なのに複数枚引いても腐らない点、人間な点。どれも一級品です。モダンの人間には採用されるでしょうね。確定枠となるかはわかりませんが、少なくとも試されるでしょう。人間デッキ以外でも白青ブリンクのようなデッキでは採用されてもおかしくないですね。ルーター能力でカードが増えるなんてさすがテフェリーの娘さんです。
・《偏執的な縫い師》青黒
かなり使いやすそうに見える釣り竿。スタンレベルなら十分に見えるがどうだろうか。スタンでリアニデッキが強いか、という話は置いておくが。リミテでもかなりの強カードに見える。今回のマルチアンコモンはどれもいい感じ。
・《ケルドの心胆、ラーダ》赤緑
《クルフィックスの狩猟者》のようにデッキトップの土地をプレイできるようになったラーダ。構築で使ってみたいデザインですね。こういうシステムクリーチャーにしては先制持ちで3マナ3/3と殴る色の赤緑と噛んでいる。パイオニアで8狩猟者にするとどうなるんでしょうか。《写本裁断機》とかもあるんでずっと土地を置けそうですけど。《ギラプールの宇宙儀》とかも入れて楽しく土地プレイし続けるだけのデッキとかストレスレスで良さそうですけど。
・《万物の聖域》白青黒赤緑
テキストをどうにか短くしてもらって、これにもフレーバーテキストが欲しかった。構築で使われるかは非常に怪しいですが、こういうのを好きな人はいっぱい知っているので作る人はいるんでしょうね。「祭殿」というサブタイプをどうにかにしてクリーチャーに付与したいですね。クリーチャー・タイプを付与するものでは。当たり前ですがクリーチャー・タイプ一覧に載っているものしか付与できないので、好きな名前のサブタイプを付与できないので、どうやるんですかね。
・《双刃の暗殺者》黒緑
これだけリミテではカードパワーを抑えましたね。5マナ5/4だから3年前と比べればかなり強いんですが。最近のパックで行うリミテは本当に楽しいんですが、慣れてきているんですね、きっと。
・《天球の見張り》白青
白青飛行が構築でもやるかもしれませんね。ここまでカードが増えてきたならそういうアグロの可能性が出てきました。天球ってストーリー上なにか大事なものでしたっけ。
この辺で。あとは最後の無色・アーティファクトです。
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