『基本セット2021』カード私評[白R]
2020年6月18日 Magic: The Gatheringよし、やっていきます。全部のレア見ていきますよ。
労力削減のため、能力の記載はしません。ご了承ください。
・《悪斬の天使》
カードはさすがの神々しさ。スタンダードでは使われるか怪しい。ローテーション後になればわからないが、ローテーション前の3か月はこのカードを必要としているアーキタイプはなさそう。パイオニアでは天使サポートが増えるので天使好きが使うだろう。
・《バスリ・ケト》
能力は結構強いがそれは盤面が整っているときのみ。相手には触れないものの、トークンは出せる。奥義は6割くらいは勝てる。3マナのPWとしてはこんなもんだろう。《傲慢な血王、ソリン(M21)》のように発売直後は使われるだろうが、その後見る機会は減ると思われる。白ウィニーがいないのでね。
・《バスリの副官》
自身にカウンターを置けるため、4マナ4/5警戒・P(多色)プラスアルファ。そのプラスアルファも死亡誘発によるトークン生成なので、かなり強い。2年前ならモダンの親和での運用を検討しただろう。現在のモダンでは厳しいだろうが。パイオニアの鱗デッキには十分入り得る。いいデザインしているカードですね。スタンダードではこれよりも大型の生物が普通に使われているため活躍しにくいだろう。
・《封じ込める僧侶》
『モダンホライゾン』で収録されるだろうと思っていたが、スタンダードで登場。これが来るなら《狡猾な巾着切り(RIX)》みたいなわけわかんないカードや《霧の呼び手(M20)》はどうして出てきたのか。まあ後者はマーフォーク使いの知り合い曰く1マナなのでなかなかやるクリーチャーとのことだが。スタンダードだと「猫かまど」パッケージを完封できる。あとは《銅纏いののけ者、ルーカ(IKO)》のマイナス能力のような踏み倒しをけん制できる。基本セットは安全弁の役割も兼ねているのでこういうカードの収録には好印象。
・《栄光の頌歌》
アンセム。《永遠の見守り(SOI)》がスタンダードだと使われ、《ベナリアの軍司令(DOM)》もスタンダードだと使われたので、元祖もスタンに来てみた。元祖に厳しく当たりたくはないが、今のスタンダードで使われるかというと可能性は薄いと言わざるを得ない。前者は当時のメカニズム「督励」を活かす「警戒」の付与、後者は3マナ3/3というボディがあったから採用されたはず。これを用いるためにはトークン戦術をとったデッキを作らねばならないが作れるかはいささか疑問。ヒストリックだとアンセム8枚の白ウィニーは強そうですね。
・《忍耐の偶像》
《時を解す者、テフェリー(WAR)》がスタン落ちするまでは活躍するめどは立たないだろう。この手のカードには珍しく一度追放領域を経由するため、《墓掘りの檻(M20)》のような墓地対策カードの影響を受けない。もちろん、墓地追放には刺さるが。使い方は《ミミックの大桶(SOM)》のような感じだろうか。クリーチャー・デッキが息切れ防止として入れるよりは、cipやpigを使いまわすデッキでの採用が好ましい。このカードが破壊されても追放されたカードが墓地に戻るので2枚目も腐りにくいのはかなり実用的。専用デッキが作られる可能性は十分秘めている。
・《外交官、マンガラ》
使ったことないが《トレストの使者、レオヴォルド(CN2)》みたいなもんなんですかね。なんか鬱陶しいだけでスタンダードやパイオニアでは活躍しなさそう。主戦場はEDHの《配分の領事、カンバール》のようなヘイトベア系コマンダーでですかね。
・《九つの命》
《砕骨の巨人(ELD)》や《探索する獣(ELD)》のようにかなりメジャーカードに軽減不可がついている現スタンダードでは厳しい。呪禁エンチャントも《ファリカの献杯》という、これまたサイドで見かけることもそこそこあるカードで一瞬でパー。厳しめですね。
・《群れを導くもの》
犬ロード。軽減能力については上記の通り。まあ、使われないと思います。ただ、犬好きは一定数いるので作る人は多いかもですね。自分は、、、気が向いたら。
・《ルーンの光輪》
思ったより使われるかもしれないですね。この手のカードの数が揃ってくるとスタックスが復権するかもしれないので。まあ、3テフェがいる限りはこういうエンチャントは活躍しにくいでしょう。このカードも再録されてだいぶ値段が下がったのでしみじみ。
・《天界の語り部》
スタンだと《セラの高位僧》的なポジションとして「ソウルシスターズ」系デッキが作られるかも。『テーロス還魂記』ではライフゲインカードも多かった上、現スタンにおいてライフを高速で削ってくるデッキが少ないため強い可能性がある。1度起動出来たらそのまま勝てるわけではないのがちょっと残念だが、1マナのクリーチャーにそれ以上求めるのは酷だろう。
まあ、こんなところです。次回は青。ではでは。
労力削減のため、能力の記載はしません。ご了承ください。
・《悪斬の天使》
カードはさすがの神々しさ。スタンダードでは使われるか怪しい。ローテーション後になればわからないが、ローテーション前の3か月はこのカードを必要としているアーキタイプはなさそう。パイオニアでは天使サポートが増えるので天使好きが使うだろう。
・《バスリ・ケト》
能力は結構強いがそれは盤面が整っているときのみ。相手には触れないものの、トークンは出せる。奥義は6割くらいは勝てる。3マナのPWとしてはこんなもんだろう。《傲慢な血王、ソリン(M21)》のように発売直後は使われるだろうが、その後見る機会は減ると思われる。白ウィニーがいないのでね。
・《バスリの副官》
自身にカウンターを置けるため、4マナ4/5警戒・P(多色)プラスアルファ。そのプラスアルファも死亡誘発によるトークン生成なので、かなり強い。2年前ならモダンの親和での運用を検討しただろう。現在のモダンでは厳しいだろうが。パイオニアの鱗デッキには十分入り得る。いいデザインしているカードですね。スタンダードではこれよりも大型の生物が普通に使われているため活躍しにくいだろう。
・《封じ込める僧侶》
『モダンホライゾン』で収録されるだろうと思っていたが、スタンダードで登場。これが来るなら《狡猾な巾着切り(RIX)》みたいなわけわかんないカードや《霧の呼び手(M20)》はどうして出てきたのか。まあ後者はマーフォーク使いの知り合い曰く1マナなのでなかなかやるクリーチャーとのことだが。スタンダードだと「猫かまど」パッケージを完封できる。あとは《銅纏いののけ者、ルーカ(IKO)》のマイナス能力のような踏み倒しをけん制できる。基本セットは安全弁の役割も兼ねているのでこういうカードの収録には好印象。
・《栄光の頌歌》
アンセム。《永遠の見守り(SOI)》がスタンダードだと使われ、《ベナリアの軍司令(DOM)》もスタンダードだと使われたので、元祖もスタンに来てみた。元祖に厳しく当たりたくはないが、今のスタンダードで使われるかというと可能性は薄いと言わざるを得ない。前者は当時のメカニズム「督励」を活かす「警戒」の付与、後者は3マナ3/3というボディがあったから採用されたはず。これを用いるためにはトークン戦術をとったデッキを作らねばならないが作れるかはいささか疑問。ヒストリックだとアンセム8枚の白ウィニーは強そうですね。
・《忍耐の偶像》
《時を解す者、テフェリー(WAR)》がスタン落ちするまでは活躍するめどは立たないだろう。この手のカードには珍しく一度追放領域を経由するため、《墓掘りの檻(M20)》のような墓地対策カードの影響を受けない。もちろん、墓地追放には刺さるが。使い方は《ミミックの大桶(SOM)》のような感じだろうか。クリーチャー・デッキが息切れ防止として入れるよりは、cipやpigを使いまわすデッキでの採用が好ましい。このカードが破壊されても追放されたカードが墓地に戻るので2枚目も腐りにくいのはかなり実用的。専用デッキが作られる可能性は十分秘めている。
・《外交官、マンガラ》
使ったことないが《トレストの使者、レオヴォルド(CN2)》みたいなもんなんですかね。なんか鬱陶しいだけでスタンダードやパイオニアでは活躍しなさそう。主戦場はEDHの《配分の領事、カンバール》のようなヘイトベア系コマンダーでですかね。
・《九つの命》
《砕骨の巨人(ELD)》や《探索する獣(ELD)》のようにかなりメジャーカードに軽減不可がついている現スタンダードでは厳しい。呪禁エンチャントも《ファリカの献杯》という、これまたサイドで見かけることもそこそこあるカードで一瞬でパー。厳しめですね。
・《群れを導くもの》
犬ロード。軽減能力については上記の通り。まあ、使われないと思います。ただ、犬好きは一定数いるので作る人は多いかもですね。自分は、、、気が向いたら。
・《ルーンの光輪》
思ったより使われるかもしれないですね。この手のカードの数が揃ってくるとスタックスが復権するかもしれないので。まあ、3テフェがいる限りはこういうエンチャントは活躍しにくいでしょう。このカードも再録されてだいぶ値段が下がったのでしみじみ。
・《天界の語り部》
スタンだと《セラの高位僧》的なポジションとして「ソウルシスターズ」系デッキが作られるかも。『テーロス還魂記』ではライフゲインカードも多かった上、現スタンにおいてライフを高速で削ってくるデッキが少ないため強い可能性がある。1度起動出来たらそのまま勝てるわけではないのがちょっと残念だが、1マナのクリーチャーにそれ以上求めるのは酷だろう。
まあ、こんなところです。次回は青。ではでは。
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