環境:XLN-HA3
0)はじめに
他所(https://kumtg.com/)でいろいろ書かせてもらっていますが、その際にはいろいろデッキを作って改良してから載せている場合が多いです。そんな没になったデッキをここで供養しようかと。
そんな感じで編集後記的なポジションで書きます。
1)それぞれのデッキについて
・「ルールスバーン」その1
(https://kumtg.com/2020/05/20/lurrusburn/)
これがヒストリックシリーズの初投稿ですね。このデッキ自体はすぐに完成しました。今思えば《血の墓所》のような黒赤ランドも足したほうがルールス出しやすかったでしょうね。当時はパイオニア以下の「ボロスバーン」のイメージで組んでいたので土地基盤も頭でっかちになってしまいました。
このとき、サークルのメンバーに《ゴブリンの鎖回し》と《死住まいの呼び声》を組み合わせて組んでほしい、と言われたものの、サイドプランならまだしも、メインには入れることはできないだろう、ということになり却下してました。今ではそこそこ有名なコンボに。反省しています。
普通の赤単や赤緑アグロは回すかどうか悩みますね。亜種の可能性を模索していきたいですね。
・「青緑マーフォーク」その2
(https://kumtg.com/2020/05/27/ugmerfolk/)
これはワイルド使うのを一番躊躇したデッキですね。あと、デッキはリメイクしました。初めに作ったときはサイドに《マーフォークのペテン師》を採用していなかったため、「ナヤウィノータ」に圧敗しました。現在の形には満足しています。ヒストリックにクリーチャーデッキが思ったより多かったので、《マーフォークのペテン師》は相手のプラン崩壊に一役買ってくれました。打点がかなり高いので一度プラン崩壊させればそれだけで勝てる強さがありました。
土地基盤ですが、《古代の聖塔》と《手付かずの領土》は悩みました。サイドのウーロのことだけを考えると《古代の聖塔》に軍配が上がりますね。カウンターのことを考えると《手付かずの領土》のほうが良さそうかと思います。
このデッキを作成したおかげで、「探検」と「脱出」の相性の良さ、ウーロの強さを再確認できました。ヒストリックのデッキを考える上では常に考えるパッケージとなりました。
・「ヨーリオン探検」その3
(https://kumtg.com/2020/05/30/yorionexplore/)
これが先に挙げた「探検」と「脱出」の組み合わせです。3色ランドの登場により、楔3色はかなり組みやすくなりました。メインは特に考えることなく80枚決まりました。2マナの探検を優先的に採用し、3マナ以降はあまりにもウーロが強いのでウーロキャストを優先するような構築です。4ターン目にウーロを場に出すことを目標に組みました。
サイドの《軽蔑的な一撃》は環境に合っていると思い採用しました。「ナヤウィノータ」のウィノータ本体、「青緑ネクサス」のネクサス本体や《荒野の再生》、ヨーリオンミラーにも青白コントロールにも刺さりますから。候補は《否認》と《霊気の疾風》でしたが、それらデッキに入れるかどうか、刺さるかどうかで判断しました。
回していて楽しいデッキだったので、相棒弱体化後も試してみたいです。ヨーリオンはよく試作段階では作っているので、改良してみてもいいかもしれません。
・「緑単信心」その4
(https://kumtg.com/2020/06/07/monogreen/)
これはスタンダードで《世界を揺るがす者、ニッサ》を使っていた時に思いついたデッキです。最初は《絶え間ない飢餓、ウラモグ》を入れようかとも思ったんですが、なんか思ったより出なそうだな、ということで融通の利くXマナクリーチャーに変えました。10マナ出ているときは《ハイドロイド混成体》でも十分な場合が多いので。それよりも10マナでない盤面のほうが困るんでね。《眷者の神童、キナン》まで採用したら《絶え間ない飢餓、ウラモグ》も出るでしょうが。
回しているときはげらげら笑いながら回せるいいデッキですね。2ターン目に《世界を揺るがす者、ニッサ》が出ることが何度もあったので、もう笑うしかないですよね。
正直サイドがあまりにも適当だったのでもうちょっと考えてから回したほうが良かったかもです。追加のビビアン2種は入れるマッチなさそうですよね。コントロールに入れるかな、と思っていたんですがなくてもいいかと。それよりも軽いカードが欲しいな、という印象でした。青マナ足してウーロやカウンター積むのが良さそうですが、そうするとせっかくの力線を活かしきれないので。難しいところです。
2)没デッキ
あとは没デッキ・コンセプトを述べます。
・《ゴブリンの鎖回し》+《死住まいの呼び声》
メタがわからないときに言われたもので、クリーチャーデッキならまだしも、コントロールデッキには何もしないのでは、という勘違いと、効率よく《ゴブリンの鎖回し》を墓地に送る方法を考えなきゃ、という勘違いでお蔵入りに。速攻多めの構成なら全体除去の返しで2体リアニすれば十分なわけでコントロールにも十分仕事するし、《ゴブリンの鎖回し》をリアニするデッキ組むなら、普通にリアニデッキ組めばいいわけだし。
実際、赤トリプル出しながら黒マナを適切に出すのには土地基盤が難しい。ショックランド・チェックランドの他の選択肢はチェックランドとの相性を考えればトライランドだろう。オボシュがらみで奇数赤単タッチ黒が組めたら試すかもしれない。
・ヨーリオンPW
《戦慄衆の指揮》と「探検」パッケージとウーロを採用した4色80枚指揮デッキ。記事にする直前で相棒の弱体化が発表されたのでお蔵入りに。それ以降、改良するくらいなら別の回すか、と思ってそのまま。
デッキ自体は『灯争大戦』時期のスタンダードの4色指揮を再現した形に。スーパーミッドレンジなのでミッドレンジ好きにはかなり楽しめるデッキだと思う。実際楽しかった。
・マルドゥヨーリオンサクリファイス
《波乱の悪魔》と各種英雄譚が勝手にサクリファイスできるので相性良さそうに思い、《スナップダックスの神話》が理想の全体除去だと思い詰め込んだデッキ。実際には《エルズペス、死に打ち勝つ》と《最古再誕》が強いだけのデッキになってしまいコンセプトが迷子となりお蔵入りに。
もともとは《集めるもの、ウモーリ》をエンチャント指定にしてデッキを組もうとしたときに思いついた英雄譚マシマシデッキだったがデッキの完成度を高めきれず、ヨーリオンに鞍替えしたらヨーリオンと英雄譚の相性が微妙となりデッキコンセプトがめちゃくちゃに。ただ、デッキ自体は思ったより強そうで英雄譚のエフェクトが好きなので改良して再挑戦したいところ。
3)さいごに
まあこんなところです。こっちであんまり書かないで他所のリンクばかり貼るのは良くないかな、と思っていたところだったので、こうして向こうに書けないことで差別化できるなら気も少しは晴れます。
次回は6/14(日)に他所で挙がる予定です。たぶん毎週日曜日更新になると思われますが、どうなることやら。
最近はヒストリックばかりやってますが、スタンもやっと納得のいくデッキができたのでまた機会があれば書きます。紙復帰したらモダンとかパイオニアとかもやりたいですね。
思ったより長くなりましたが、ではでは。
0)はじめに
他所(https://kumtg.com/)でいろいろ書かせてもらっていますが、その際にはいろいろデッキを作って改良してから載せている場合が多いです。そんな没になったデッキをここで供養しようかと。
そんな感じで編集後記的なポジションで書きます。
1)それぞれのデッキについて
・「ルールスバーン」その1
(https://kumtg.com/2020/05/20/lurrusburn/)
これがヒストリックシリーズの初投稿ですね。このデッキ自体はすぐに完成しました。今思えば《血の墓所》のような黒赤ランドも足したほうがルールス出しやすかったでしょうね。当時はパイオニア以下の「ボロスバーン」のイメージで組んでいたので土地基盤も頭でっかちになってしまいました。
このとき、サークルのメンバーに《ゴブリンの鎖回し》と《死住まいの呼び声》を組み合わせて組んでほしい、と言われたものの、サイドプランならまだしも、メインには入れることはできないだろう、ということになり却下してました。今ではそこそこ有名なコンボに。反省しています。
普通の赤単や赤緑アグロは回すかどうか悩みますね。亜種の可能性を模索していきたいですね。
・「青緑マーフォーク」その2
(https://kumtg.com/2020/05/27/ugmerfolk/)
これはワイルド使うのを一番躊躇したデッキですね。あと、デッキはリメイクしました。初めに作ったときはサイドに《マーフォークのペテン師》を採用していなかったため、「ナヤウィノータ」に圧敗しました。現在の形には満足しています。ヒストリックにクリーチャーデッキが思ったより多かったので、《マーフォークのペテン師》は相手のプラン崩壊に一役買ってくれました。打点がかなり高いので一度プラン崩壊させればそれだけで勝てる強さがありました。
土地基盤ですが、《古代の聖塔》と《手付かずの領土》は悩みました。サイドのウーロのことだけを考えると《古代の聖塔》に軍配が上がりますね。カウンターのことを考えると《手付かずの領土》のほうが良さそうかと思います。
このデッキを作成したおかげで、「探検」と「脱出」の相性の良さ、ウーロの強さを再確認できました。ヒストリックのデッキを考える上では常に考えるパッケージとなりました。
・「ヨーリオン探検」その3
(https://kumtg.com/2020/05/30/yorionexplore/)
これが先に挙げた「探検」と「脱出」の組み合わせです。3色ランドの登場により、楔3色はかなり組みやすくなりました。メインは特に考えることなく80枚決まりました。2マナの探検を優先的に採用し、3マナ以降はあまりにもウーロが強いのでウーロキャストを優先するような構築です。4ターン目にウーロを場に出すことを目標に組みました。
サイドの《軽蔑的な一撃》は環境に合っていると思い採用しました。「ナヤウィノータ」のウィノータ本体、「青緑ネクサス」のネクサス本体や《荒野の再生》、ヨーリオンミラーにも青白コントロールにも刺さりますから。候補は《否認》と《霊気の疾風》でしたが、それらデッキに入れるかどうか、刺さるかどうかで判断しました。
回していて楽しいデッキだったので、相棒弱体化後も試してみたいです。ヨーリオンはよく試作段階では作っているので、改良してみてもいいかもしれません。
・「緑単信心」その4
(https://kumtg.com/2020/06/07/monogreen/)
これはスタンダードで《世界を揺るがす者、ニッサ》を使っていた時に思いついたデッキです。最初は《絶え間ない飢餓、ウラモグ》を入れようかとも思ったんですが、なんか思ったより出なそうだな、ということで融通の利くXマナクリーチャーに変えました。10マナ出ているときは《ハイドロイド混成体》でも十分な場合が多いので。それよりも10マナでない盤面のほうが困るんでね。《眷者の神童、キナン》まで採用したら《絶え間ない飢餓、ウラモグ》も出るでしょうが。
回しているときはげらげら笑いながら回せるいいデッキですね。2ターン目に《世界を揺るがす者、ニッサ》が出ることが何度もあったので、もう笑うしかないですよね。
正直サイドがあまりにも適当だったのでもうちょっと考えてから回したほうが良かったかもです。追加のビビアン2種は入れるマッチなさそうですよね。コントロールに入れるかな、と思っていたんですがなくてもいいかと。それよりも軽いカードが欲しいな、という印象でした。青マナ足してウーロやカウンター積むのが良さそうですが、そうするとせっかくの力線を活かしきれないので。難しいところです。
2)没デッキ
あとは没デッキ・コンセプトを述べます。
・《ゴブリンの鎖回し》+《死住まいの呼び声》
メタがわからないときに言われたもので、クリーチャーデッキならまだしも、コントロールデッキには何もしないのでは、という勘違いと、効率よく《ゴブリンの鎖回し》を墓地に送る方法を考えなきゃ、という勘違いでお蔵入りに。速攻多めの構成なら全体除去の返しで2体リアニすれば十分なわけでコントロールにも十分仕事するし、《ゴブリンの鎖回し》をリアニするデッキ組むなら、普通にリアニデッキ組めばいいわけだし。
実際、赤トリプル出しながら黒マナを適切に出すのには土地基盤が難しい。ショックランド・チェックランドの他の選択肢はチェックランドとの相性を考えればトライランドだろう。オボシュがらみで奇数赤単タッチ黒が組めたら試すかもしれない。
・ヨーリオンPW
《戦慄衆の指揮》と「探検」パッケージとウーロを採用した4色80枚指揮デッキ。記事にする直前で相棒の弱体化が発表されたのでお蔵入りに。それ以降、改良するくらいなら別の回すか、と思ってそのまま。
デッキ自体は『灯争大戦』時期のスタンダードの4色指揮を再現した形に。スーパーミッドレンジなのでミッドレンジ好きにはかなり楽しめるデッキだと思う。実際楽しかった。
・マルドゥヨーリオンサクリファイス
《波乱の悪魔》と各種英雄譚が勝手にサクリファイスできるので相性良さそうに思い、《スナップダックスの神話》が理想の全体除去だと思い詰め込んだデッキ。実際には《エルズペス、死に打ち勝つ》と《最古再誕》が強いだけのデッキになってしまいコンセプトが迷子となりお蔵入りに。
もともとは《集めるもの、ウモーリ》をエンチャント指定にしてデッキを組もうとしたときに思いついた英雄譚マシマシデッキだったがデッキの完成度を高めきれず、ヨーリオンに鞍替えしたらヨーリオンと英雄譚の相性が微妙となりデッキコンセプトがめちゃくちゃに。ただ、デッキ自体は思ったより強そうで英雄譚のエフェクトが好きなので改良して再挑戦したいところ。
3)さいごに
まあこんなところです。こっちであんまり書かないで他所のリンクばかり貼るのは良くないかな、と思っていたところだったので、こうして向こうに書けないことで差別化できるなら気も少しは晴れます。
次回は6/14(日)に他所で挙がる予定です。たぶん毎週日曜日更新になると思われますが、どうなることやら。
最近はヒストリックばかりやってますが、スタンもやっと納得のいくデッキができたのでまた機会があれば書きます。紙復帰したらモダンとかパイオニアとかもやりたいですね。
思ったより長くなりましたが、ではでは。
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