環境:パイオニア(~IKO)
1)はじめに
前回:https://formicaoperaia.diarynote.jp/202005251903012738/
熱の入り方が本筋からそれて書き忘れたので書き足します。コメントありがとうございました。ということでリストの改良を行う、という感じです。リストは前回のものを参照します。
2)採用スペルの調整
このデッキの理想的な初手は何でしょうか。それは(土地2+クリーチャー1+エンチャント1+スペル3)でしょう。このとき、クリーチャーが《膨れコイルの奇魔》の場合は何の問題もありません。そのまま勝ちます。クリーチャーが《火傷吐きグレムリン》の場合、これ単体で勝つのはまず無理です。自身がパンプ機能を持たないため、ほかの勝ち筋を必要とします。これはイコリアより前の《熱錬金術師》でも同じでした。これ単体ではデッキを掘ることしかできません。違いは、2枚目の《熱錬金術師》が勝ち筋となることでした。
では、これが1マナの《火傷吐きグレムリン》になったらどうなるのか。それはデッキ掘削のターンが1ターン早まることにほかなりません。つまり、2ターン目に《膨れコイルの奇魔》を引き当てて、3キルを目指します。カードの機能としては《大霊堂の戦利品》に近い動きですね。そもそこのデッキはスペルが連鎖するので手札がクリーチャーと土地だけになるまでデッキを掘り続けられるので《膨れコイルの奇魔》にたどり着くことはそう非現実的な話ではありません。
それだと2キルできないじゃん。そう思って悔しいのは事実です。そうなるとズルするカードを入れなくてはいけません。このデッキはクリーチャーとエンチャントが揃うと1マナスペルはタダで打てます。つまり、1マナスペルでマナを1マナ生むカードは0マナで1マナ生むことになるんです。かつてのモダンの「純鋼ストーム」における2キルルートはすべてこの0マナで1マナ生むカード《オパールのモックス》が絡んだものです。
ではそんな1マナスペルがあるか、というと実はあります。自分のパイオニアデッキの「ジェスカイの隆盛コンボ」(https://formicaoperaia.diarynote.jp/202003121630403741/)で使っている《薔薇棘の見習い - 季節の儀式》もそうですが、このデッキならこちらのほうが好ましいでしょう。
さて、この探検というキーワード、占術とドローの愛の子といったところです。手札消費を最低限にしつつ1マナ増やすことができます。確かに先ほどの出来事でも3マナクリーチャーは担保されていますが、それを使って勝つことはまず少ないでしょう。ならこのカードのほうがトップ操作の分、優れているはず。これによってのどから手が出るほど欲しかった1マナが生まれ、2ターン目に追加で《膨れコイルの奇魔》をキャストできるはずです。あとはそこに《促進》を唱えればオッケー。
手札の土地を使うという点で《マグマの洞察力》と競合するのは否めません。ただ、《マグマの洞察力》は数少ない1マナで手札を増やすカードなので抜くわけにはいかない、という現状です。
3)リスト
メインボード(60)
・クリーチャー(8)
4 膨れコイルの奇魔/Blistercoil Weird
4 火傷吐きグレムリン/Blisterspit Gremlin
・インスタント・ソーサリー(28)
3 突破/Crash Through
4 促進/Expedite
4 マグマの洞察力/Magmatic Insight
4 選択/Opt
2 急かし/Quicken
3 空間の擦り抜け/Slip Through Space
4 未踏地への進入/Enter the Unknown
4 宝船の巡航/Treasure Cruise
・エンチャント(8)
4 ケイラメトラの好意/Karametra’s Favor
4 謎の石の儀式/Cryptolith Rite
・土地(16)
4 植物の聖域/Botanical Sanctum
4 尖塔断の運河/Spirebluff Canal
4 マナの合流点/Mana Confluence
2 蒸気孔/Steam Vents
2 踏み鳴らされる地/Stomping Ground
4)おわりに
早く回してみたいですね。次回の6/1の禁止改定でもパイオニアはノータッチのようなので安心しています。ではでは。
1)はじめに
前回:https://formicaoperaia.diarynote.jp/202005251903012738/
熱の入り方が本筋からそれて書き忘れたので書き足します。コメントありがとうございました。ということでリストの改良を行う、という感じです。リストは前回のものを参照します。
2)採用スペルの調整
このデッキの理想的な初手は何でしょうか。それは(土地2+クリーチャー1+エンチャント1+スペル3)でしょう。このとき、クリーチャーが《膨れコイルの奇魔》の場合は何の問題もありません。そのまま勝ちます。クリーチャーが《火傷吐きグレムリン》の場合、これ単体で勝つのはまず無理です。自身がパンプ機能を持たないため、ほかの勝ち筋を必要とします。これはイコリアより前の《熱錬金術師》でも同じでした。これ単体ではデッキを掘ることしかできません。違いは、2枚目の《熱錬金術師》が勝ち筋となることでした。
では、これが1マナの《火傷吐きグレムリン》になったらどうなるのか。それはデッキ掘削のターンが1ターン早まることにほかなりません。つまり、2ターン目に《膨れコイルの奇魔》を引き当てて、3キルを目指します。カードの機能としては《大霊堂の戦利品》に近い動きですね。そもそこのデッキはスペルが連鎖するので手札がクリーチャーと土地だけになるまでデッキを掘り続けられるので《膨れコイルの奇魔》にたどり着くことはそう非現実的な話ではありません。
それだと2キルできないじゃん。そう思って悔しいのは事実です。そうなるとズルするカードを入れなくてはいけません。このデッキはクリーチャーとエンチャントが揃うと1マナスペルはタダで打てます。つまり、1マナスペルでマナを1マナ生むカードは0マナで1マナ生むことになるんです。かつてのモダンの「純鋼ストーム」における2キルルートはすべてこの0マナで1マナ生むカード《オパールのモックス》が絡んだものです。
ではそんな1マナスペルがあるか、というと実はあります。自分のパイオニアデッキの「ジェスカイの隆盛コンボ」(https://formicaoperaia.diarynote.jp/202003121630403741/)で使っている《薔薇棘の見習い - 季節の儀式》もそうですが、このデッキならこちらのほうが好ましいでしょう。
(G)《未踏地への進入/Enter the Unknown》
ソーサリー
あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それは探検を行う。
このターン、あなたは追加の土地を1つプレイしてもよい。
さて、この探検というキーワード、占術とドローの愛の子といったところです。手札消費を最低限にしつつ1マナ増やすことができます。確かに先ほどの出来事でも3マナクリーチャーは担保されていますが、それを使って勝つことはまず少ないでしょう。ならこのカードのほうがトップ操作の分、優れているはず。これによってのどから手が出るほど欲しかった1マナが生まれ、2ターン目に追加で《膨れコイルの奇魔》をキャストできるはずです。あとはそこに《促進》を唱えればオッケー。
手札の土地を使うという点で《マグマの洞察力》と競合するのは否めません。ただ、《マグマの洞察力》は数少ない1マナで手札を増やすカードなので抜くわけにはいかない、という現状です。
3)リスト
メインボード(60)
・クリーチャー(8)
4 膨れコイルの奇魔/Blistercoil Weird
4 火傷吐きグレムリン/Blisterspit Gremlin
・インスタント・ソーサリー(28)
3 突破/Crash Through
4 促進/Expedite
4 マグマの洞察力/Magmatic Insight
4 選択/Opt
2 急かし/Quicken
3 空間の擦り抜け/Slip Through Space
4 未踏地への進入/Enter the Unknown
4 宝船の巡航/Treasure Cruise
・エンチャント(8)
4 ケイラメトラの好意/Karametra’s Favor
4 謎の石の儀式/Cryptolith Rite
・土地(16)
4 植物の聖域/Botanical Sanctum
4 尖塔断の運河/Spirebluff Canal
4 マナの合流点/Mana Confluence
2 蒸気孔/Steam Vents
2 踏み鳴らされる地/Stomping Ground
4)おわりに
早く回してみたいですね。次回の6/1の禁止改定でもパイオニアはノータッチのようなので安心しています。ではでは。
コメント
未踏地への進入は確かに山札操作できるのは大きいですね
うちでは似たような立ち位置で初子さらいを採用してます
初子さらいもありですよね。ミラーが流行ったら必須かもしれません。。。