久々ですが、お付き合いいただければ。。。27枚すべて行きます!

3W《浄火の本殿》
伝説のエンチャント — 祭殿
あなたのアップキープの開始時に、あなたはあなたがコントロールする祭殿1つにつき2点のライフを得る。


今回はすべての本殿が収録されました。白は2点ゲイン。エンチャントかどうかを問わなければ《群れの力、アジャニ》と同等なことを考えると、エンチャントであることに注目すべきか。《太陽の恵みの執政官》といった星座に寄せるか、《屋敷の踊り》に寄せるか、か。《運命の手、ケイリクス》を用いて、本殿コントロールなんてのは面白いかもしれない。


1W《一瞬の瞬き》
インスタント
あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。その後それをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
フラッシュバック(3)(U)


ヒストリック初のフラッシュバック持ち呪文。ブリンクしたいカードの代表格は《裏切りの工作員》だろう。色が合うので《恩寵の天使》によるソフトロックも面白いかもしれない。ジェスカイヨーリオンのヒストリック版は強化されるだろうか。


2W《機を見た援軍》
ソーサリー
あなたのライフの点数がいずれかの対戦相手よりも低い場合、あなたは6点のライフを得る。 あなたがコントロールしているクリーチャーの総数がいずれかの対戦相手よりも少ない場合、白の1/1の兵士・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す。


モダンでは辛酸を舐めさせられ続けたカード。対アグロ性能は100点。今後のヒストリックの白系コントロールの強い味方になるだろう。


1WW《鍛えられた鋼》
エンチャント
あなたがコントロールするアーティファクト・クリーチャーは+2/+2の修整を受ける。


名カード。白単鋼はヒストリックでは十分組めるだろう。《秘儀術師のフクロウ》が良い活躍をするはずだ。《羽ばたき飛行機械》に《鋼の監視者》、《石とぐろの海蛇》が使えるこのヒストリックはさながらモダン。ただ、このカードをメインに据えると《夢の巣のルールス》が相棒指定できないので、それがどこまで響くか。


4U《風見の本殿》
伝説のエンチャント — 祭殿
あなたのアップキープの開始時に、あなたがコントロールする祭殿1つにつきカードを1枚引く。


青の本殿はドロー。残念ながら、使われないでしょう。


U《白鳥の歌》
インスタント
エンチャント・呪文1つかインスタント・呪文1つかソーサリー・呪文1つを対象とし、それを打ち消す。それのコントローラーは、飛行を持つ青の2/2の鳥・クリーチャー・トークンを1体生成する。


プレインズウォーカーがこんなに強くなる前までは、流行る前までは、頼りになったカウンター。モダンのコンボデッキがサイドにカウンターを取るならこれか《呪文貫き》だった。その手のコンボデッキは《覆いを割く者、ナーセット》や《時を解す者、テフェリー》が厳しいこともあり、今はあまり使われない。カウンター警戒には《神秘の論争》で概ね事足りることも大きいか。ヒストリックには《荒野の再生》デッキがあるので、ここなら思ったよりは活躍するだろう。


U《静かな旅立ち》
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
フラッシュバック(4)(U)


使ったことないので想像で申し訳ないが、弱いと思う。これを使うなら《死者の眠り》で良さそうだが。


4U《影武者》
クリーチャー — 多相の戦士 0/0
あなたは影武者を、墓地にあるクリーチャー・カード1枚のコピーとして戦場に出してもよい。


大好きですし、大嫌いです。まじめに使うと、思ってる倍は使いにくいのでズルしたいところ。《死の頂点、ネスロイ》は相性良さそうで、実はあんまりのパターンだろう。墓地が肥えててこれが変容すれば《影武者》なくても十分ですからね。2枚コンボとかがあれば別ですが。思いついたのは《貪るトロールの王》をコピーして出すことですかね。そうすれば墓地のトロールも釣れるので5マナで7/6が2体出ます。意外と強いかも?


3B《夜陰の本殿》
伝説のエンチャント — 祭殿
あなたのアップキープの開始時に、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、あなたがコントロールする祭殿1つにつき1枚のカードを捨てる。


黒の本殿はハンデス。手札空っぽにして勝てるならいいんですが、最近のカードは1枚でも十分強いのでトップデッキで解決されやすいんですよね。相棒というハンデスが効かないキーカードもありますし。力不足かと。


1B《チェイナーの布告》
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
フラッシュバック(5)(B)(B)


《リリアナの勝利》があるんでねえ。フラシュバックが打てる利点よりもソーサりの欠点のほうが大きそう。


BBBB《ファイレクシアの抹消者》
クリーチャー — ホラー 5/5
トランプル
発生源が1つファイレクシアの抹消者にダメージを与えるたび、その発生源のコントローラーはその点数に等しい数のパーマネントを生け贄に捧げる。


今回の目玉の1つでしょうね。適切に処理できないとめちゃくちゃします。さらにその”適切な処理”がデッキによっては全くできない場合がある、そんなスーパーカードです。シンボルがきついですが、《アスフォデルの灰色商人》がいますので、黒単信心風に組みましょう。


4B《掘葬の儀式》
ソーサリー
あなたの墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
フラッシュバック(3)(W)


今までの少々地味なフラッシュバックはこのカードの収録のための数合わせかと思わせられる、そんな強カード。まじでバケモンです。やっとまともなリアニメイトが組めそうです。《けちな贈り物》がないですが、《ブロコスの神話》で我慢しましょう。色がとんでもない、と思いますが、4c掘葬はいけるでしょう。墓地対策をどう抜けるかは、よく考えておきましょう。ヒストリックの墓地対策カードは他のフォーマットと遜色ないので。


5B《宝石の手の汚染者》
クリーチャー — ゾンビ 4/3
サイクリング(B)(B)
あなたが宝石の手の汚染者をサイクリングしたとき、プレイヤー1人を対象とする。あなたは「そのプレイヤーは、戦場に出ているゾンビの数に等しい点数のライフを失う」ことを選んでもよい。


打ち消されない上にカードが減らない本体火力なら強いんじゃないですかね。《恋に落ちた剣士》の出来事である《ご機嫌取り》も騎士デッキなら十分強かったですし。《墓所破り》や《死の男爵》もいるので、ゾンビデッキは見かけることになりそうですね。


2R《激憤の本殿》
伝説のエンチャント — 祭殿
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。激憤の本殿はそれに、あなたがコントロールする祭殿の総数に等しい点数のダメージを与える。


赤の本殿はどこかに1点ダメージ。本殿が伝説なんでね。本殿の中では一番軽い3マナで、本殿の中で唯一盤面に干渉できるので、これが一番活躍する可能性が高い。裏を返せばこれが活躍しないなら他も。。。


XR《小悪魔の遊び》
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。小悪魔の遊びはそれにX点のダメージを与える。
フラッシュバック(X)(R)(R)(R)


《苦悩火》を採用していたデッキはこちらを検討しても良いかもしれない。ただ、《苦悩火》は打ち消されない点で採用されていることがほとんどなので、これに代わることは少ないだろう。


1R《地盤改変》
エンチャント
あなたの手札にある各土地・カードはそれぞれサイクリング(R)を持つ。
サイクリング(2)


モダンホライゾンで収録されてそれっきり話を聞かなかったカード。サイクリング関係のセットがまだ1セットしかないヒストリックでも話を聞くことはないんじゃなかろうか。MH1発売以前の私評(https://formicaoperaia.diarynote.jp/201906062109561361/)では以下のように評価していた。

「デッキに複数枚入れても腐らないので良いエンチャント。《新たな視点》と合わせて巧いことコンボデッキ出来ないかな。あとは赤系コントロールがマナフラ受けに入れてもよいかもしれない。そのくらいの良カード。」

いかにカードの発売前評価が難しいかを物語っている。


2R《宝石の手の焼却者》
クリーチャー — ゴブリン 2/1
サイクリング(1)(R)
あなたが宝石の手の焼却者をサイクリングしたとき、クリーチャー1体を対象とする。あなたは「宝石の手の焼却者はそれにX点のダメージを与える。」を選んでもよい。Xは戦場にあるゴブリンの総数に等しい。


一番使ってみたいカード。ヒストリックのゴブリンデッキは本当にカードが豊富。そのため正直枠はないかもしれない。ただ、《ゴブリンの女看守》を採用すれば除去をサーチできるようなものなので、魅力的。枠は《斉射の古参兵》と取り合うことになるだろう。


4G《生網の本殿》
伝説のエンチャント — 祭殿
あなたのアップキープの開始時に、あなたがコントロールする祭殿1つにつき、無色の1/1のスピリット・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。


緑の本殿はトークン生成。本殿の悪口は他でいっぱい書いてしまったので、ここは本殿を並べる方法を書きましょう。まずは本殿を墓地に落とします。これは決して不敬なんかではありません。お間違えの無いよう。その後、《屋敷の踊り》によって釣り上げます。この際、しっかりとX=6以上にしてクリーチャーにしてください。その後、このクリーチャーを《灯の分身》しましょう。ただ、それだと1回しかできません。もっと本殿を建設したい場合は《多勢の兜》がおすすめです。これで本殿祭りしましょう。ご報告お待ちしています。


2G《女魔術師の存在》
エンチャント
あなたがエンチャント・呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。


エンチャントレス。このようなカードの枚数が増えてきたのでしっかりとした白緑エンチャントレスは組めそうですね。白緑はサイドもちゃんと取れるので十分戦えるデッキになると思います。


5GG《クローサの大牙獣》
クリーチャー — 猪・ビースト 6/5
サイクリング(2)(G)
あなたがクローサの大牙獣をサイクリングしたとき、あなたは「あなたのライブラリーから基本土地・カード1枚を探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。


サイクリングすると手札が1枚増えるのはこのカードくらいじゃないですかね。シングルシンボルの3マナインスタントで2ドローと思ったら破格の性能です。良いカードだと思います。ランプデッキか《荒野の再生》デッキで使われるでしょう。


6G《ワームの咆哮》
ソーサリー
緑の6/6のワーム・クリーチャー・トークンを1体生成する。
フラッシュバック(3)(G)


このカードはどうやって捨てるかを考えるカードですよね。青緑マッドネスの肝、《不可思議》の良い相方でした。《勇敢な妨害工作員》や《波濤牝馬》、《狡猾な漂流者、ジェイス》でそれに似たデッキ、組めませんかね。激渋デッキになることは間違いないです。


3GW《ミラーリの目覚め》
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
あなたがマナを引き出す目的で土地を1つタップするたび、その土地が生み出したいずれかのタイプのマナ1点をあなたのマナ・プールに加える。


《サメ台風》があるからこれも活躍できるのかも。その場合は《栄光の終焉》のほうが合致しているか。何にしろ往年の名カードなので活躍してほしいところ。


7《アクローマの記念碑》
伝説のアーティファクト
あなたがコントロールするクリーチャーは、飛行と先制攻撃と警戒とトランプルと速攻とプロテクション(黒)とプロテクション(赤)を持つ。


張ったら大抵勝ちます。オーバーキル気味になるかもしれないですし、修整はないので、小粒だけだとちょっと不安かもですね。どういうデッキで使うかは想像できませんが、ファクトということで軽減しやすいので悪さするかも。


10《絶え間ない飢餓、ウラモグ》
伝説のクリーチャー — エルドラージ 10/10
あなたが絶え間ない飢餓、ウラモグを唱えたとき、パーマネント2つを対象とし、それらを追放する。破壊不能絶え間ない飢餓、ウラモグが攻撃するたび、防御プレイヤーは自分のライブラリーの一番上から20枚のカードを追放する。


ランプのフィニッシャーですね。ズルして出しても勝てます。まず使われるでしょう。一番強い使い方ができるデッキがどれかはわかりませんが、《豊穣の力線》が使えるということで緑単ランプが良いのかと。パイオニアでは禁止カードですからね。


2《漸増爆弾》
アーティファクト
(T):漸増爆弾の上に蓄積カウンターを1個置く。
(T),漸増爆弾を生け贄に捧げる:点数で見たマナ・コストが漸増爆弾の上に置かれていた蓄積カウンターの総数に等しい土地でない各パーマネントを破壊する。


露骨ではないにしろ、トークン対策でしょうね。よほど《死者の原野》を警戒しているんでしょう。《時を解す者、テフェリー》がいる以上、適当に出しておくことがしにくいので、ちょっと使いにくそうですね。ただ、丸いサイドカードと思えばいいですかね。


《古代の聖塔》
土地
(T):あなたのマナ・プールに、好きな色1色のマナ1点を加える。 このマナは、クリーチャー呪文をプレイするためにのみ使用できる。


5色人間用の土地です。あとはマルドゥ騎士の土地基盤がとんでもなく安定しました。


《迷路の終わり》
土地
迷路の終わりはタップ状態で戦場に出る。
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(3),(T),迷路の終わりをオーナーの手札に戻す:あなたのライブラリーから門カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。あなたが異なる名前の門を10個以上コントロールしている場合、あなたはこのゲームに勝利する。


これがあるとないとでは門デッキを作るモチベーションが全然違います。やっと来てくれたか、という気持ちです。《創案の火》があるので、このカードで勝つデッキを実践級レベルで組むのはそう難しくないでしょう。


いや、これにて。楽しみですね。ランク戦も常設されるようなので、ヒストリックが盛り上がることに期待して。ではでは。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索