雑記７４[禁止改定予想]

来たる3/10は禁止および制限リストの更新日。
禁止および制限リスト
https://magic.wizards.com/ja/game-info/gameplay/rules-and-formats/banned-restricted

ということで予想をば。


・スタンダード
3/9現在の禁止カードはこちらです。
死者の原野
王冠泥棒、オーコ
むかしむかし
夏の帳

計４枚。

これを踏まえて、
禁止予想：なし
禁止希望：なし
解除予想：なし
解除希望：なし

コメント：
　スタンダードでアグロ（赤単）、ミッドレンジ（バント、シミック、ジャンド、ラクドス、ティムール、ジェスカイ）、コントロール（バント、アゾリウス、エスパー、ティムール）とあるので文句はほとんどないですね。《廃墟の地》が再録したので、《死者の原野》を解禁してもいいかな、と思ったんですけど、リスキーでしょうね。やめておきましょう。
　自分はラクドスサクリファイスを握っていて、不満ないです。


・パイオニア
3/9現在の禁止カードはこちらです。
《血染めのぬかるみ》
《溢れかえる岸辺》
《汚染された三角州》
《吹きさらしの荒野》
《樹木茂る山麓》
《守護フェリダー》
《豊穣の力線》
《ニッサの誓い》
《夏の帳》
《むかしむかし》
《死者の原野》
《密輸人の回転翼機》
《運命のきずな》
《王冠泥棒、オーコ》

計１４枚。

これを踏まえて、
禁止予想：《歩行バリスタ》《時を越えた探索》《タッサの信託者》
禁止希望：なし
解除予想：なし
解除希望：《豊穣の力線》

コメント：
　禁止予想はいろいろなカードを挙げましたが、どれか１つは当たるのかな、そんな気持ちです。もちろん全部禁止されてもおかしくないと思い挙げました。まず、《歩行バリスタ》についてですが、これは「ヘリオッドコンボ」に対してです。これと《タッサの信託者》は「インバーターコンボ」に対してで、構図は似ています。２枚コンボということですね。この２枚コンボは「サヒーリフェリダー」が禁止されたことから結果を出し次第速やかに禁止されるだろうな、と思っていました。そして国内外のパイオニアの大型大会でそれぞれ結果を出したので禁止になるのかな、と。そして、コンボパーツの選定理由は「神話レアではない方」です。「サヒーリフェリダー」を踏襲しています。
　あとは、《時を越えた探索》ですね。これは各種コンボのドローソースへの制限ですね。《ニッサの誓い》が禁止されていることから、コンボデッキを素直に掘る力があるカードはダメなのかな、と。「死の国からの脱出コンボ」へのけん制でもあります。
　ここまで書きましたが、特段禁止希望はありません。今は《ジェスカイの隆盛》を使ったコンボデッキを回していて、楽しいコンボライフを営んでいます。この禁止改定を無事乗り切ったらいろいろ書きます。
　最後に禁止解除カードですね。個人的には《豊穣の力線》は返してあげてもいいんじゃないかな、と思います。最序盤に禁止カードに指定されたので自分の中では「出る杭は打たれる」的な感覚でとりあえず禁止にしたのでは、と思っていたり。そんなところで、次。


・ヒストリック
3/9現在の使用停止カードはこちらです。
死者の原野
王冠泥棒、オーコ
むかしむかし
夏の帳

計４枚。

停止予想：なし
停止希望：なし
禁止予想：《王冠泥棒、オーコ》《むかしむかし》《夏の帳》
禁止希望：《王冠泥棒、オーコ》《むかしむかし》《夏の帳》
解除予想：《死者の原野》
解除希望：《死者の原野》

コメント：
　このフォーマットって一回使用停止に指定されるんですよね。その後一定期間過ぎると禁止になる、そんな感じなんです。今回使用停止されているカードの禁止カードにするか否かの期間は３月いっぱい。ということは、今回の禁止制限告知で何らかの声明があるでしょう。「ヒストリック・アンソロジー２」でクリーチャー・トークン対策や特殊土地対策が複数枚追加されます。それを考えると《死者の原野》は帰ってくるのかもしれないな、という憶測が。他のカードへは特に影響のなさそうなラインナップでしたので、他の使用停止カードはそのまま禁止カードになってしまうのかと。
　あとはこのフォーマットをやっていて使用停止してほしいカードについてですが、あんまりないですね。「青白コントロール」は対戦していて頭一つ抜けている印象がありますが、そこへの対策として《夏の帳》を返してほしいなんてことは言いません。はい。

・モダン
3/9現在の禁止カードはこちらです。
《古えの居住地》
《出産の殻》
《猛火の群れ》
《黄泉からの橋》
《金属モックス》
《雲上の座》
《暗黒の深部》
《死儀礼のシャーマン》
《時を越えた探索》
《戦慄の復活》
《ウギンの目》
《信仰無き物あさり》
《ギタクシア派の調査》
《垣間見る自然》
《ゴルガリの墓トロール》
《大焼炉》
《緑の太陽の頂点》
《甦る死滅都市、ホガーク》
《超起源》
《クラーク族の鉄工所》
《精神的つまづき》
《オパールのモックス》New!
《マイコシンスの格子》New!
《王冠泥棒、オーコ》New!
《思案》
《定業》
《罰する火》
《炎の儀式》
《教議会の座席》
《第二の日の出》
《煮えたぎる歌》
《師範の占い独楽》
《頭蓋骨絞め》
《欠片の双子》
《花盛りの夏》
《宝船の巡航》
《伝承の樹》
《梅澤の十手》
《囁きの大霊堂》
計３９枚。

禁止予想：《アーカムの天測儀》《むかしむかし》《古きものの活性》《最高工匠卿、ウルザ》
禁止希望：《大いなる創造者、カーン》《最高工匠卿、ウルザ》
解除予想：《欠片の双子》
解除希望：《欠片の双子》《オパールのモックス》《垣間見る自然》《精神的つまづき》

コメント：
　まずは、禁止予想から。挙げたのは４枚でそのうち複数枚は禁止されるのではないかと思っています。《アーカムの天測儀》は悪い子じゃない気もしますが、土地嵌めができなくなっている悪い子なのかもしれません。《最高工匠卿、ウルザ》がいれば《モックス・サファイア》にキャントリップがついたようなもの、だというのは誇張しすぎかもしれませんが、１マナのキャントリップアーティファクトがいままで刷られなかったのがうなずけますね。アーティファクトは悪さする、１マナドローは最低限保証、を体現しているのかと。冠雪基本土地をモダンで使わない理由がほとんどなくなりましたね。通常の基本土地を入れるメリットがほとんどないので。《予報》が使えるフォーマットだと散らすことに意味があるんですが。そんなところで１つ目は《アーカムの天測儀》。２つ目は《むかしむかし》ですね。０マナで撃てるからです。以上。３つ目は《古きものの活性》です。これは１マナで５枚見ることができるモダン屈指の１マナドロースペルだからですね。よく残っているな、と思うカードです。禁止されている１マナドロースペルを見てみると、《思案》の３枚見てシャッフルドローによる最大４枚からの１ドローですが、これはそれ以上ですからね。無色のカードがモダンでは「ウルザランドを筆頭とした土地」「エルドラージを筆頭としたクリーチャー」「各種アーティファクト」と十分あり、今後もカードが増えていくにつれ無色のカードも増えていくと思いますので、ここらが潮時かと。４つ目は《最高工匠卿、ウルザ》です。《オパールのモックス》を禁止しても結果残しているのでやりすぎ感でてる気がしますね。
　禁止希望は私怨で選びました。あんまり禁止してほしくないのも本当なので、望まれない禁止カードが出るくらいなら何も禁止にならない方がいいです。
　解除予想は《欠片の双子》としました。まあされないでしょうが、何か解除される、と思っていた方が面白いでしょうし。
　ということで解除希望は《欠片の双子》《オパールのモックス》《垣間見る自然》《精神的つまづき》です。《垣間見る自然》は《精神的つまづき》も一緒に戻して均衡を図りますか。《欠片の双子》は特に使いたいわけでもありませんが、予想で書いたから一応。《オパールのモックス》は使いたいから。


こんなところでしょうか。いろいろ書いたので、どれか１つでも当たっていると嬉しいな。では、マジックがよりよくなることを願って。