デッキ見聞録[モダン:親和12(再構築)]
もう《オパールのモックス/Mox Opal》がないので、いちから構築を。

まずは、考えられる方向性を。
1)《オパールのモックス》の替えを探して構築
 これができたら文句ないです。もしできなかったら次のプランでしょう。

2)アーティファクト・クリーチャーを使いこなせるデッキとしての構築
 これは《オパールのモックス》(の亜種)を頼りにしない構築でかつ、親和が飛行等の回避能力をもつアーティファクト・クリーチャーによるビートダウンデッキであったことを踏襲した形です。もし出来なかったら最後のプラン。

3)《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》に頼らないアーティファクト・デッキの構築
 最後はもうアーティファクトが使えればなんでも良しとします。「クラークアイアンワークス」も「サニー・サイド・アップ」もなくなった今、アーティファクトが好きかって使えるなら何でも。ただし、《最高工匠卿、ウルザ》はダメです。彼を使うならもう既存のデッキがありますし、彼は「親和」というアーキタイプを消し飛ばした張本人ですから。


では、それぞれ検討していきましょう。
1)《オパールのモックス》の替えを探して構築
 この替えを考えるに当たり、親和デッキで《オパールのモックス》が担っていた役割をもう一度考えてみましょう。

・0マナのアーティファクトということで、「金属術」の早期達成に貢献できる。これは《刻まれた勇者/Etched Champion》を採用するうえでも重要。
・マナ・アーティファクトということで、相手よりも早く展開できる。これは《実験の狂乱/Experimental Frenzy》を採用するうえでも重要。
・5色出せるということで、サイドカードの採用の幅が広げられる。これはサイドカード含めると5色デッキとなることから明らか。
・その他、デメリットとして捉えられる、「伝説」である部分は、《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》により解消されている。

 もう、これ全てを補ってくれるようなカードあるわけないよ。。。0マナの土地でないアーティファクトという時点で31枚しかモダンにはなく、ここから代わりを探すのは0マナ・アーティファクトにそれほど期待しすぎるのは良くない。だって0マナですから。
 1マナまで許すとしたら、《霊気の薬瓶/AEther Vial》がよさそうでしょうか。5色出せるということも間違っていないでしょう。さて、その場合どのようなカードを採用しましょうか。《マイアの超越種/Myr Superion》はいいカードですね。ただ、《霊気の薬瓶》を引かないと出せそうもないと思ったんですけど、ミシュランを起動したら出せますね。あとは《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler》とかは《電結の荒廃者》と相性よいですよね。《悪意の大梟/Baleful Strix》がモダンにあればよかったんですが、そういうわけにもいかず。
 でも、《霊気の薬瓶》を使うなら「人間」とかで良くない…? と思ってしなったので終了。途中までは良かった気がするので、また機が来たらこのプランで。


2)アーティファクト・クリーチャーを使いこなせるデッキとしての構築
 さて、アーティファクト・クリーチャーを参照するカードを探しますか。それがないと先の「人間デッキでいいじゃん」の二の舞です。さっそく探してみると、

・アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson
 アーティファクト・クリーチャーをサクってデッキからクリーチャーでないアーティファクトを戦場に。EDHでは《パラドックス装置/Paradox Engine》を持ってくることを生業にしていたが失業。

・鋳造所の隊長/Chief of the Foundry
 アーティファクト・クリーチャーのロード。それ以上でもそれ以下でもない。

・ドロスの蠍/Dross Scorpion
 前述の《アーカム・ダグソン》の相方。

・大建築家/Grand Architect
 「ブルー・スティール」の"建て"役者。

・エーテリウムの達人/Master of Etherium
 アーティファクト・クリーチャーのロード。PTが自軍のアーティファクト分。エルドラージ級のサイズとなるので親和のフィニッシャーだった。

・鍛えられた鋼/Tempered Steel
 白ダブルシンボルだが+2/+2修整。

 《アーカム・ダグソン》が1番強そう。その場合、《シタヌールのフルート/Citanul Flute》で《歩行バリスタ/Walking Ballista》をサーチして勝つのだろうか。あとは《マイアの回収者/Myr Retriever》をぐるぐるさせて《パラドックス装置》を出して《金粉の水蓮/Gilded Lotus》でマナを捻出して、《取り憑かれた扉/Possessed Portal》でロックするんですかね。モダンでEDHをプレイすることになります(直喩)。これはリストを整頓すれば可能性ある…?


3)《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》に頼らないアーティファクト・デッキの構築
 もう先の2)でだいぶ《アーカム・ダグソン》のデッキを考えましたが、一応。まあ、ウルザに対するのは彼しかいないでしょう。

1UBR《工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy》
伝説のクリーチャー — 人間・工匠 4/4
あなたがアーティファクト呪文を1つ唱えるたび、あなたは自分の墓地と手札とライブラリーからその呪文と同じ名前を持つカードを1枚探し、それを戦場に出す。あなたがこれにより自分のライブラリーからカードを探した場合、それを切り直す。


 キャントリップファクトとマナファクトで《工匠の神童、ミシュラ》と《ブービートラップ/Booby Trap》を揃えてデッキトップを当てて20点。デッキトップは《ミシュラのガラクタ/Mishra’s Bauble》で見ましょうか。またこれもEDHぽいけど、これは同名カード複数枚だから、モダン向けか。これなら…?


はい。次回(があるとき)は《アーカム・ダグソン》《工匠の神童、ミシュラ》両名を研究します。

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