『エルドレインの王権』カード私評[多無R]
2019年10月9日 Magic: The Gathering忘れてた。。。もう発売して日が経ったけど、一応。。。
XWU《屋敷の踊り》
ソーサリー
あなたの墓地から、点数で見たマナ・コストがX以下で、アーティファクト・カードやオーラでないエンチャント・カード合わせて最大X枚を対象とし、それらを戦場に戻す。Xが6以上であるなら、それらのパーマネントは、それらの他のタイプに加えて4/4のクリーチャーでもある。
《補充》。使うならコンボデッキかな。《黄金の卵》や《ギルド球》のようにキャントリップファクトで自壊ファクトが2マナに2種類あるので専用デッキを組むこと自体は難しくないか。その際はかつての《アンティキティー戦争》のようなデッキになりそうか。実際には《ケイヤの誓い》を使いまわすようなエスパーカラーのデッキが開発された。そのようなコントロールデッキは《永遠衆の投入》によりアグロ耐性をあげられるとともに墓地肥やしも可能なのでデッキの完成度はかなり高いものがある。
2WB《予言された壊滅》
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは土地でもトークンでもないパーマネント1つを生け贄に捧げる。そのプレイヤーがそうできないなら、そのプレイヤーはカード1枚を捨て、そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたはカードを1枚引き、あなたは2点のライフを得て、あなたは警戒を持つ白の2/2の騎士・クリーチャー・トークンを1体生成し、その後あなたは予言された壊滅を生け贄に捧げる。
先の《屋敷の踊り》デッキに入っているエンチャントの一つ。使った・使われた感触としては、前環境の《ベナリア史》に近いものを感じる。お互いにリソースを削っていくそのさまは、かつての《狂気堕ち》そのもの。増殖や大量ドローで《狂気堕ち》を相手に強要することは難しいものの、ねちねちしたコントロールには需要があるかもしれない。ちなみに白黒系のEDHには入る性能。
3RG《僻境への脱出》
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚追放する。次のあなたのターンの終了時まで、あなたはこれにより追放されたカードをプレイしてもよい。
このターン、あなたは追加で土地を1つプレイしてもよい。
スーパー《舞台照らし》といったところか。一時的とはいえ5マナ5ドローは破格。追放領域を参照するスタンのカードは《イゼット副長、ラル》や《弾けるドレイク》、《大いなる創造者、カーン》等、思った以上に存在するので、構築級の恐れあり。赤緑系のデッキでこのカードを採用しようとするとデッキ構成が難しいのでデッキビルダーの腕の見せ所か。
1GW《フェイ庄の古老》
クリーチャー ― ツリーフォーク・ドルイド 0/0
警戒
フェイ庄の古老は、あなたがコントロールしているパーマネントの中の色1色につき+1/+1の修整を受ける。
T:あなたがコントロールしているパーマネントの中の色1色につき、その色のマナ1点を加える。
スタンでも無限マナ可能に。《光の篭手》をエンチャントすることで自身が3マナ以上出せるので、あとは青か黒のパーマネントをコントロールするだけで無限マナへ。ちなみに《厳戒態勢》でも無限マナいけるが、その際は5色パーマネント用意しないといけないので注意。ただ、こういう2マナ以上出せるマナクリはおおむね構築級なのでこれもその可能性がある。特に、自身が警戒持ちな点やパワー・タフネスが他のマナクリと比較して高い点は高評価。ただ、自身が3マナなのはかなりネックなので、やはりコンボデッキにならざるを得ないか。
4BG《呪われた狩人、ガラク》 神話レア
伝説のプレインズウォーカー ― ガラク 初期5
±0:「このクリーチャーが死亡した時、あなたがコントトールしている各ガラクの上に忠誠カウンターをそれぞれ1個置く。」を持ち黒であり緑である2/2の狼・クリーチャー・トークンを2体生成する。
-3:クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。カードを1枚引く。
-6:あなたは「あなたがコントロールしているクリーチャーは+3/+3の修整を受けトランプルを持つ。」を持つ紋章を得る。
ガラクが帰ってきたぞおおおお。はい。トークンを複数体出すPWは強いです。マイナスで盤面触れるPWは強いです。奥義で勝てるPWは強いです。結論、ガラクは強いです。
4UB《メア湖の海蛇》
クリーチャー ― 海蛇 7/7
瞬速
(U),島1つを生け贄に捧げる:このターン、メア湖の海蛇はブロックされない。
(B),沼1つを生け贄に捧げる:あなたは1点のライフを得てカードを1枚引く。
(U)(B):対戦相手1人の墓地からカード5枚を対象とし、それらを追放する。あなたの墓地からメア湖の海蛇をあなたの手札に戻す。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。
能力がマニアック。6マナ7/7瞬速。強い。墓地回収可能。たぶん強い。土地サクる能力。コントロールではきついだろう。どんなデッキで採用するんだろう。ときどきスタンやっている時に出てきて、こんなカードあったわ、って言って負ける、そんなカードにはなりそうだが、環境を取れるほどのカードとは思えないなあ。
1GU《王冠泥棒、オーコ》 神話レア
伝説のプレインズウォーカー ― オーコ 初期4
+2:食物・トークンを1つ生成する。
+1:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。それは能力をすべて失い、基本のパワーとタフネスが3/3の緑の大鹿・クリーチャーになる。
-5:あなたがコントロールしているアーティファクト1つかクリーチャー1体と、対戦相手がコントロールしていてパワーが3以下のクリーチャー1体を対象とし、それらのコントロールを交換する。
堅い。本当に堅い。以上。
1RWW《荒くれたちの笑い声》 神話レア
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、以下から1つを無作為に選ぶ。その特性を持つ赤であり白であるクリーチャー・トークンを1体生成する。
・トランプルと速攻を持つ3/1の人間・戦士
・絆魂と速攻を持つ2/1の人間・クレリック
・速攻と「このクリーチャーが戦場に出たとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。これはそれに1点のダメージを与える。」を持つ1/2の人間・ならず者
重いけど強い《苦花》。そう聞くと強そうだが、今のスタン環境、エンチャントを割る手段は実は多く、緑はブロントドン、白はテフェリー、黒は屈辱、とすべて3マナで割れる。アップキープの開始時にトークンが出るため、張ったターンには何もしないのは悲しい。
1UR《王家の跡継ぎ》 神話レア
伝説のプレインズウォーカー ― ウィル・ローアン 初期5
+1:カードを1枚引き、その後カード1枚を捨てる。
+1:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+0の修整を受け、先制攻撃とトランプルを得る。
-8:カードを4枚引く。そうしたとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。王家の跡継ぎはそれにあなたの手札にあるカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。
堅い。本当に堅い。以上。と言いたいが、スタンだと盤面に触れないのは厳しめか。どちらかというとした環境向け。
BR《嵐拳の聖戦士》
クリーチャー ― 人間・騎士 2/2
威迫
あなたのアップキープの開始時に、各プレイヤーはそれぞれカードを1枚引き1点のライフを失う。
お互いアリーナ。先攻はとても強く、後攻はあんまり強くない典型かと。《義賊》のように相手の手札を増やすことに意味のあるデッキならいいかもだが、その時も相手の手札がない方が嬉しいわけで。。。2マナ2/2威迫なのであまり文句言うのも悪いか。
2《魔術遠眼鏡》
アーティファクト
魔術遠眼鏡が戦場に出るに際し、対戦相手1人の手札を見て、その後任意のカード名1つを選ぶ。
その選ばれた名前を持つ発生源の起動型能力は、それがマナ能力でないかぎり起動できない。
再録。まさか《大いなる創造者、カーン》がいる環境で再録するとは思わなかった。下環境でも使える良カードなので、使う予定のある人は安いうちに。
X《石とぐろの海蛇》
アーティファクト・クリーチャー ― 蛇 0/0
到達、トランプル、プロテクション(多色)
石とぐろの海蛇は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
分からん。スタンだとオーコやテフェリー、ハイドロイドを見れるのは強いか。ただ、2ターン目に2マナで出さなそうなことを考えると、テンポわるい割にアド得れないカードになりそうで微妙な使い心地に。下環境だと、モダンの「鱗親和」になんかは入り得るカードかと。《電結の働き手》が好かなかった自分としてはおおむね強そうだと感じる1枚。ただ、プロテクション(多色)がどこまで活きるかが未知数。もちろん、《稲妻のらせん》や《レンと六番》、《コラガンの命令》やはたまた《自然の詠唱》など、実は刺さるよ、というのは思いつくが、こればっかりは回してみないと。
ではでは。
XWU《屋敷の踊り》
ソーサリー
あなたの墓地から、点数で見たマナ・コストがX以下で、アーティファクト・カードやオーラでないエンチャント・カード合わせて最大X枚を対象とし、それらを戦場に戻す。Xが6以上であるなら、それらのパーマネントは、それらの他のタイプに加えて4/4のクリーチャーでもある。
《補充》。使うならコンボデッキかな。《黄金の卵》や《ギルド球》のようにキャントリップファクトで自壊ファクトが2マナに2種類あるので専用デッキを組むこと自体は難しくないか。その際はかつての《アンティキティー戦争》のようなデッキになりそうか。実際には《ケイヤの誓い》を使いまわすようなエスパーカラーのデッキが開発された。そのようなコントロールデッキは《永遠衆の投入》によりアグロ耐性をあげられるとともに墓地肥やしも可能なのでデッキの完成度はかなり高いものがある。
2WB《予言された壊滅》
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーは土地でもトークンでもないパーマネント1つを生け贄に捧げる。そのプレイヤーがそうできないなら、そのプレイヤーはカード1枚を捨て、そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたはカードを1枚引き、あなたは2点のライフを得て、あなたは警戒を持つ白の2/2の騎士・クリーチャー・トークンを1体生成し、その後あなたは予言された壊滅を生け贄に捧げる。
先の《屋敷の踊り》デッキに入っているエンチャントの一つ。使った・使われた感触としては、前環境の《ベナリア史》に近いものを感じる。お互いにリソースを削っていくそのさまは、かつての《狂気堕ち》そのもの。増殖や大量ドローで《狂気堕ち》を相手に強要することは難しいものの、ねちねちしたコントロールには需要があるかもしれない。ちなみに白黒系のEDHには入る性能。
3RG《僻境への脱出》
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚追放する。次のあなたのターンの終了時まで、あなたはこれにより追放されたカードをプレイしてもよい。
このターン、あなたは追加で土地を1つプレイしてもよい。
スーパー《舞台照らし》といったところか。一時的とはいえ5マナ5ドローは破格。追放領域を参照するスタンのカードは《イゼット副長、ラル》や《弾けるドレイク》、《大いなる創造者、カーン》等、思った以上に存在するので、構築級の恐れあり。赤緑系のデッキでこのカードを採用しようとするとデッキ構成が難しいのでデッキビルダーの腕の見せ所か。
1GW《フェイ庄の古老》
クリーチャー ― ツリーフォーク・ドルイド 0/0
警戒
フェイ庄の古老は、あなたがコントロールしているパーマネントの中の色1色につき+1/+1の修整を受ける。
T:あなたがコントロールしているパーマネントの中の色1色につき、その色のマナ1点を加える。
スタンでも無限マナ可能に。《光の篭手》をエンチャントすることで自身が3マナ以上出せるので、あとは青か黒のパーマネントをコントロールするだけで無限マナへ。ちなみに《厳戒態勢》でも無限マナいけるが、その際は5色パーマネント用意しないといけないので注意。ただ、こういう2マナ以上出せるマナクリはおおむね構築級なのでこれもその可能性がある。特に、自身が警戒持ちな点やパワー・タフネスが他のマナクリと比較して高い点は高評価。ただ、自身が3マナなのはかなりネックなので、やはりコンボデッキにならざるを得ないか。
4BG《呪われた狩人、ガラク》 神話レア
伝説のプレインズウォーカー ― ガラク 初期5
±0:「このクリーチャーが死亡した時、あなたがコントトールしている各ガラクの上に忠誠カウンターをそれぞれ1個置く。」を持ち黒であり緑である2/2の狼・クリーチャー・トークンを2体生成する。
-3:クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。カードを1枚引く。
-6:あなたは「あなたがコントロールしているクリーチャーは+3/+3の修整を受けトランプルを持つ。」を持つ紋章を得る。
ガラクが帰ってきたぞおおおお。はい。トークンを複数体出すPWは強いです。マイナスで盤面触れるPWは強いです。奥義で勝てるPWは強いです。結論、ガラクは強いです。
4UB《メア湖の海蛇》
クリーチャー ― 海蛇 7/7
瞬速
(U),島1つを生け贄に捧げる:このターン、メア湖の海蛇はブロックされない。
(B),沼1つを生け贄に捧げる:あなたは1点のライフを得てカードを1枚引く。
(U)(B):対戦相手1人の墓地からカード5枚を対象とし、それらを追放する。あなたの墓地からメア湖の海蛇をあなたの手札に戻す。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。
能力がマニアック。6マナ7/7瞬速。強い。墓地回収可能。たぶん強い。土地サクる能力。コントロールではきついだろう。どんなデッキで採用するんだろう。ときどきスタンやっている時に出てきて、こんなカードあったわ、って言って負ける、そんなカードにはなりそうだが、環境を取れるほどのカードとは思えないなあ。
1GU《王冠泥棒、オーコ》 神話レア
伝説のプレインズウォーカー ― オーコ 初期4
+2:食物・トークンを1つ生成する。
+1:アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。それは能力をすべて失い、基本のパワーとタフネスが3/3の緑の大鹿・クリーチャーになる。
-5:あなたがコントロールしているアーティファクト1つかクリーチャー1体と、対戦相手がコントロールしていてパワーが3以下のクリーチャー1体を対象とし、それらのコントロールを交換する。
堅い。本当に堅い。以上。
1RWW《荒くれたちの笑い声》 神話レア
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、以下から1つを無作為に選ぶ。その特性を持つ赤であり白であるクリーチャー・トークンを1体生成する。
・トランプルと速攻を持つ3/1の人間・戦士
・絆魂と速攻を持つ2/1の人間・クレリック
・速攻と「このクリーチャーが戦場に出たとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。これはそれに1点のダメージを与える。」を持つ1/2の人間・ならず者
重いけど強い《苦花》。そう聞くと強そうだが、今のスタン環境、エンチャントを割る手段は実は多く、緑はブロントドン、白はテフェリー、黒は屈辱、とすべて3マナで割れる。アップキープの開始時にトークンが出るため、張ったターンには何もしないのは悲しい。
1UR《王家の跡継ぎ》 神話レア
伝説のプレインズウォーカー ― ウィル・ローアン 初期5
+1:カードを1枚引き、その後カード1枚を捨てる。
+1:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+0の修整を受け、先制攻撃とトランプルを得る。
-8:カードを4枚引く。そうしたとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。王家の跡継ぎはそれにあなたの手札にあるカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。
堅い。本当に堅い。以上。と言いたいが、スタンだと盤面に触れないのは厳しめか。どちらかというとした環境向け。
BR《嵐拳の聖戦士》
クリーチャー ― 人間・騎士 2/2
威迫
あなたのアップキープの開始時に、各プレイヤーはそれぞれカードを1枚引き1点のライフを失う。
お互いアリーナ。先攻はとても強く、後攻はあんまり強くない典型かと。《義賊》のように相手の手札を増やすことに意味のあるデッキならいいかもだが、その時も相手の手札がない方が嬉しいわけで。。。2マナ2/2威迫なのであまり文句言うのも悪いか。
2《魔術遠眼鏡》
アーティファクト
魔術遠眼鏡が戦場に出るに際し、対戦相手1人の手札を見て、その後任意のカード名1つを選ぶ。
その選ばれた名前を持つ発生源の起動型能力は、それがマナ能力でないかぎり起動できない。
再録。まさか《大いなる創造者、カーン》がいる環境で再録するとは思わなかった。下環境でも使える良カードなので、使う予定のある人は安いうちに。
X《石とぐろの海蛇》
アーティファクト・クリーチャー ― 蛇 0/0
到達、トランプル、プロテクション(多色)
石とぐろの海蛇は、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
分からん。スタンだとオーコやテフェリー、ハイドロイドを見れるのは強いか。ただ、2ターン目に2マナで出さなそうなことを考えると、テンポわるい割にアド得れないカードになりそうで微妙な使い心地に。下環境だと、モダンの「鱗親和」になんかは入り得るカードかと。《電結の働き手》が好かなかった自分としてはおおむね強そうだと感じる1枚。ただ、プロテクション(多色)がどこまで活きるかが未知数。もちろん、《稲妻のらせん》や《レンと六番》、《コラガンの命令》やはたまた《自然の詠唱》など、実は刺さるよ、というのは思いつくが、こればっかりは回してみないと。
ではでは。
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