『灯争大戦』カード私評[多色R1]
2019年4月22日 Magic: The Gathering
白R:https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904191524013899/
青R:https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904191709435504/
黒R:https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904201044281593/
赤R:https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904211916325201/
緑R:https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904212158178151/
多1:https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904230020398954/
多2:https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904231206193142/
注意:スタン、モダンを主戦場にしているカジュアル勢目線です。
ということで、私評をば。今回はアンコモンからPWが収録されているので、PWはアンコモンでも私評します。
2GW《寛大なる者、アジャニ》
伝説のプレインズウォーカー ― アジャニ 初期5
あなたがコントロールしているクリーチャーは警戒を持つ。
+1:あなたは3点のライフを得る。
-2:あなたがコントロールしている各クリーチャーの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個と、あなたがコントロールしている他の各プレインズウォーカーの上に忠誠カウンターをそれぞれ1個置く。
警戒付与の常在型能力は殴り合いを前提とした緑系アグロやアンタップ制限のかかったクリーチャー《クルーグの災い魔、トラクソス》等と相性が良く、使い勝手の良い能力。+1能力はアグロ殺しの性能をしており、放置はほぼ不可能。-2能力はコンボできそうな性能。忠誠カウンターが1個でも増えたら奥義すぐでしょ、大丈夫かなあ。総じてコンボでもアグロでも使える良いPW。
3GU《生命素ハイドラ》
クリーチャー ― ハイドラ・ミュータント 4/4
トランプル
生命素ハイドラは、あなたがコントロールしているプレインズウォーカーの上に置かれている忠誠カウンター1個につき、+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
あなたがコントロールしているプレインズウォーカーの上に忠誠カウンターが1個置かれるたび、その個数に等しい数の+1/+1カウンターを生命素ハイドラの上に置く。
なんかいっぱい書いてあるけど、これに+1/+1カウンターをたくさん置くことが出来る状況は往々にして盤面で勝っているわけでして。《シミックの隆盛》と合わせて使うおもちゃ用かな。そうじゃないとあまりにもオーバーキルか、5マナ4/4トランプル、という感じなので。
2BBGG《戦争の犠牲》
ソーサリー
以下から1つ以上を選ぶ。
・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
・クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
・エンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
・土地1つを対象とし、それを破壊する。
・プレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。
パーマネントなら何でも壊せる。最大1:5交換もできてお得。まあそんな盤面そうそうなく、おおよそ1:3交換程度だろう。6マナのソーサリーと隙が大きく、その点一番触りたいはずのクリーチャーには1体しか対処できないので、過信できないことから構築ではあまり使われない、かな。
1RG《ボーラスの壊乱者、ドムリ》
伝説のプレインズウォーカー ― ドムリ 初期3
あなたがコントロールしているクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
+1:(R)か(G)を加える。このターン、あなたが唱えるクリーチャー・呪文は打ち消されない。
-2:あなたがコントロールしているクリーチャー1体と、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う。
ロードは良し。+1能力は対コントロールにはまずまず、といったところか。出したターンに+1能力使っても旨味がないのが欠点。-2能力も格闘なので使いやすいわけではないし、カードアドバンテージがとりやすいPWでもないから使われるか怪しい。常在型能力でサイズが一回り大きくなるので、格闘が確定除去のように強く使えるならよいけど、そんなにうまくいくのかなあ。
BR《戦慄衆の解体者》
クリーチャー ― ゾンビ・戦士 1/1
速攻
戦慄衆の解体者がプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体に戦闘ダメージを与えるたび、戦慄衆の解体者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
戦慄衆の解体者が死亡したとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。これはそれに、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
結構やりそうなスライ系カード。赤黒系アグロなら4枚積むことも検討できるほどの能力だと思う。しかし、先攻2ターン目ならおおむね殴れるだろうが、後手2ターン目で殴れないとどうしようもない生物となってしまうので、そこをどうするかが肝。テンポよく殴れる構築を目指したいところ。
2UUB《永遠神の投入》
ソーサリー
クリーチャー1体とプレイヤー1人を対象とする。永遠神の投入はそのクリーチャーに4点のダメージを与え、あなたはこれにより与えられたダメージに等しい点数のライフを得る。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上からカードを4枚自分の墓地に置く。動員4を行う。
《包囲サイ》、は言い過ぎか。でも言いたいことは伝わってほしい。「動員」がどれほど強いかが未知数で、これを連打しても横には並ばないからそこに不安を覚えるが、タフネス4以下を除去しつつこちらには4/4を超える生物がいれば、5マナでは十分すぎる性能だろう。
RWW《贖いし者、フェザー》
伝説のクリーチャー ― 天使 3/4
飛行
あなたが、あなたがコントロールしているクリーチャーを対象としてインスタントかソーサリーである呪文を唱えるたび、それの解決に際しそのカードをあなたの墓地に置く代わりに追放する。そうしたなら、次の終了ステップの開始時に、それをあなたの手札に戻す。
自己強化スペルを使いまわせる生物。《果敢な一撃》が再録されたので構築でも強そうだが、いかんせんシンボルがきびしい。これを3ターン目に出すことは結構難しいのではないだろうか。専用構築になってしまうが、その分能力は強力なので、可能性を感じる一枚。
RRG《生ける竜巻》
クリーチャー ― エレメンタル 2/5
(1)(R),土地・カード1枚を捨てる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。生ける竜巻はそれに2点のダメージを与える。
(G):あなたがコントロールしているタップ状態の土地1つをオーナーの手札に戻す。
余った土地を火力に変える生物。スタンでランプデッキが作れたらそこのフィニッシャーの一角になり得る。タフネス5は除去耐性としては充分だと思うので、《荒野の再生》と合わせて本体を焼き切りたいところ。《風景の変容》と《世界のるつぼ》等を合わせて無理やり土地を溢れさせる、などランプ方法は多様なので、試しがいはある。
UBBBR《龍神、ニコル・ボーラス》 神話レア
伝説のプレインズウォーカー ― ボーラス 初期4
龍神、ニコル・ボーラスは、戦場にある他のプレインズウォーカーすべての忠誠度能力をすべて失う。
+1:あなたはカードを1枚引く。各対戦相手はそれぞれ、自分の手札からカード1枚か、自分がコントロールしているパーマネント1つを追放する。
-3:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。
-8:伝説のクリーチャーもプレインズウォーカーもコントロールしていない各対戦相手はそれぞれこのゲームに敗北する。
シンボル濃いなあ。常在型能力は銀枠みたいだし。+1能力でアド差を広げられ、-3能力で相手の脅威を排除できるので強いPWの条件は満たしている。あとはこれを5ターン目に出せるような土地基盤。《財力ある船乗り》等、宝物を出すカードを用いるなどして素早くたたきつけたいところ。シンボル以外は文句ないです。
WUBRG《ニヴ=ミゼット再誕》 神話レア
伝説のクリーチャー ― ドラゴン・アバター 6/6
飛行
ニヴ=ミゼット再誕が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からカードを10枚公開する。その中から、色2色の組1組につき、ちょうどその2色であるカード1枚を選ぶ。選ばれたカードをあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
各ギルドカラーのカードをピックして手札に加えられる。最大10枚ドローだが、そんなにうまくいくわけない、と思う。カードは強い、というよりは豪快なので一度は使ってみたいが構築級かと聞かれたら、否と答えるだろう。
多色は数が多いので何回かに分けます。ではでは。
青R:https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904191709435504/
黒R:https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904201044281593/
赤R:https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904211916325201/
緑R:https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904212158178151/
多1:https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904230020398954/
多2:https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904231206193142/
注意:スタン、モダンを主戦場にしているカジュアル勢目線です。
ということで、私評をば。今回はアンコモンからPWが収録されているので、PWはアンコモンでも私評します。
2GW《寛大なる者、アジャニ》
伝説のプレインズウォーカー ― アジャニ 初期5
あなたがコントロールしているクリーチャーは警戒を持つ。
+1:あなたは3点のライフを得る。
-2:あなたがコントロールしている各クリーチャーの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個と、あなたがコントロールしている他の各プレインズウォーカーの上に忠誠カウンターをそれぞれ1個置く。
警戒付与の常在型能力は殴り合いを前提とした緑系アグロやアンタップ制限のかかったクリーチャー《クルーグの災い魔、トラクソス》等と相性が良く、使い勝手の良い能力。+1能力はアグロ殺しの性能をしており、放置はほぼ不可能。-2能力はコンボできそうな性能。忠誠カウンターが1個でも増えたら奥義すぐでしょ、大丈夫かなあ。総じてコンボでもアグロでも使える良いPW。
3GU《生命素ハイドラ》
クリーチャー ― ハイドラ・ミュータント 4/4
トランプル
生命素ハイドラは、あなたがコントロールしているプレインズウォーカーの上に置かれている忠誠カウンター1個につき、+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
あなたがコントロールしているプレインズウォーカーの上に忠誠カウンターが1個置かれるたび、その個数に等しい数の+1/+1カウンターを生命素ハイドラの上に置く。
なんかいっぱい書いてあるけど、これに+1/+1カウンターをたくさん置くことが出来る状況は往々にして盤面で勝っているわけでして。《シミックの隆盛》と合わせて使うおもちゃ用かな。そうじゃないとあまりにもオーバーキルか、5マナ4/4トランプル、という感じなので。
2BBGG《戦争の犠牲》
ソーサリー
以下から1つ以上を選ぶ。
・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
・クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
・エンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
・土地1つを対象とし、それを破壊する。
・プレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。
パーマネントなら何でも壊せる。最大1:5交換もできてお得。まあそんな盤面そうそうなく、おおよそ1:3交換程度だろう。6マナのソーサリーと隙が大きく、その点一番触りたいはずのクリーチャーには1体しか対処できないので、過信できないことから構築ではあまり使われない、かな。
1RG《ボーラスの壊乱者、ドムリ》
伝説のプレインズウォーカー ― ドムリ 初期3
あなたがコントロールしているクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
+1:(R)か(G)を加える。このターン、あなたが唱えるクリーチャー・呪文は打ち消されない。
-2:あなたがコントロールしているクリーチャー1体と、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う。
ロードは良し。+1能力は対コントロールにはまずまず、といったところか。出したターンに+1能力使っても旨味がないのが欠点。-2能力も格闘なので使いやすいわけではないし、カードアドバンテージがとりやすいPWでもないから使われるか怪しい。常在型能力でサイズが一回り大きくなるので、格闘が確定除去のように強く使えるならよいけど、そんなにうまくいくのかなあ。
BR《戦慄衆の解体者》
クリーチャー ― ゾンビ・戦士 1/1
速攻
戦慄衆の解体者がプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体に戦闘ダメージを与えるたび、戦慄衆の解体者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
戦慄衆の解体者が死亡したとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。これはそれに、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
結構やりそうなスライ系カード。赤黒系アグロなら4枚積むことも検討できるほどの能力だと思う。しかし、先攻2ターン目ならおおむね殴れるだろうが、後手2ターン目で殴れないとどうしようもない生物となってしまうので、そこをどうするかが肝。テンポよく殴れる構築を目指したいところ。
2UUB《永遠神の投入》
ソーサリー
クリーチャー1体とプレイヤー1人を対象とする。永遠神の投入はそのクリーチャーに4点のダメージを与え、あなたはこれにより与えられたダメージに等しい点数のライフを得る。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上からカードを4枚自分の墓地に置く。動員4を行う。
《包囲サイ》、は言い過ぎか。でも言いたいことは伝わってほしい。「動員」がどれほど強いかが未知数で、これを連打しても横には並ばないからそこに不安を覚えるが、タフネス4以下を除去しつつこちらには4/4を超える生物がいれば、5マナでは十分すぎる性能だろう。
RWW《贖いし者、フェザー》
伝説のクリーチャー ― 天使 3/4
飛行
あなたが、あなたがコントロールしているクリーチャーを対象としてインスタントかソーサリーである呪文を唱えるたび、それの解決に際しそのカードをあなたの墓地に置く代わりに追放する。そうしたなら、次の終了ステップの開始時に、それをあなたの手札に戻す。
自己強化スペルを使いまわせる生物。《果敢な一撃》が再録されたので構築でも強そうだが、いかんせんシンボルがきびしい。これを3ターン目に出すことは結構難しいのではないだろうか。専用構築になってしまうが、その分能力は強力なので、可能性を感じる一枚。
RRG《生ける竜巻》
クリーチャー ― エレメンタル 2/5
(1)(R),土地・カード1枚を捨てる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。生ける竜巻はそれに2点のダメージを与える。
(G):あなたがコントロールしているタップ状態の土地1つをオーナーの手札に戻す。
余った土地を火力に変える生物。スタンでランプデッキが作れたらそこのフィニッシャーの一角になり得る。タフネス5は除去耐性としては充分だと思うので、《荒野の再生》と合わせて本体を焼き切りたいところ。《風景の変容》と《世界のるつぼ》等を合わせて無理やり土地を溢れさせる、などランプ方法は多様なので、試しがいはある。
UBBBR《龍神、ニコル・ボーラス》 神話レア
伝説のプレインズウォーカー ― ボーラス 初期4
龍神、ニコル・ボーラスは、戦場にある他のプレインズウォーカーすべての忠誠度能力をすべて失う。
+1:あなたはカードを1枚引く。各対戦相手はそれぞれ、自分の手札からカード1枚か、自分がコントロールしているパーマネント1つを追放する。
-3:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。
-8:伝説のクリーチャーもプレインズウォーカーもコントロールしていない各対戦相手はそれぞれこのゲームに敗北する。
シンボル濃いなあ。常在型能力は銀枠みたいだし。+1能力でアド差を広げられ、-3能力で相手の脅威を排除できるので強いPWの条件は満たしている。あとはこれを5ターン目に出せるような土地基盤。《財力ある船乗り》等、宝物を出すカードを用いるなどして素早くたたきつけたいところ。シンボル以外は文句ないです。
WUBRG《ニヴ=ミゼット再誕》 神話レア
伝説のクリーチャー ― ドラゴン・アバター 6/6
飛行
ニヴ=ミゼット再誕が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からカードを10枚公開する。その中から、色2色の組1組につき、ちょうどその2色であるカード1枚を選ぶ。選ばれたカードをあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
各ギルドカラーのカードをピックして手札に加えられる。最大10枚ドローだが、そんなにうまくいくわけない、と思う。カードは強い、というよりは豪快なので一度は使ってみたいが構築級かと聞かれたら、否と答えるだろう。
多色は数が多いので何回かに分けます。ではでは。
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