『灯争大戦』カード私評[赤R]

白Ｒ：https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904191524013899/
青Ｒ：https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904191709435504/
黒Ｒ：https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904201044281593/
赤Ｒ：https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904211916325201/
緑Ｒ：https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904212158178151/
多１：https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904230020398954/
多２：https://formicaoperaia.diarynote.jp/201904231206193142/

注意：スタン、モダンを主戦場にしているカジュアル勢目線です。
ということで、私評をば。今回はアンコモンからＰＷが収録されているので、ＰＷはアンコモンでも私評します。

2RR《炎の職工、チャンドラ》
伝説のプレインズウォーカー ― チャンドラ　初期４
炎の職工、チャンドラの上から忠誠カウンターが１個以上取り除かれるたび、対戦相手１人かプレインズウォーカー１体を対象とする。これはそれにその個数に等しい点数のダメージを与える。
＋１：あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。このターン、あなたはそれをプレイしてもよい。
－７：あなたのライブラリーの一番上からカードを７枚追放する。このターン、あなたはそれらをプレイしてもよい。

《実験の狂乱》が対抗馬となっているが、かなりやりそうなカード。赤包囲こと《前哨地の包囲》能力はスタンにおいて結構強いアド源だと思っていて、それにダメージソースも兼ねているのはなかなか。赤系のアグロ～ミッドレンジが採用でき、対アグロでは《実験の狂乱》が爆発力という点で勝るとは思うが、それ以外のサイド戦ではこちらの方がその丸さと７点火力を控えている点から軍配が上がるのかと思ってたり。


1R《戦慄衆の秘儀術師》
クリーチャー ― ゾンビ・ウィザード　１/３
トランプル
戦慄衆の秘儀術師が攻撃するたび、あなたの墓地から、点数で見たマナ・コストが戦慄衆の秘儀術師のパワー以下であるインスタントかソーサリーであるカード１枚を対象とする。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。このターン、そのカードがあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。

赤のスペル踏み倒し生物。《巨大化》等のパワー修整を与えるスペルを２回打つのもいいし、《選択》等のドロースペルでハンド差をつけるのもよさそう。ウィザードシナジーも見込めるのが良い。モダン以下なら、《祖先の幻視》等が踏み倒せるのが魅力。おもちゃのように見えるが、思ったより強いのでは。《凶兆艦隊の向こう見ず》よりはスタンで使われるのではないだろうか。


XRR《約束の終焉》　神話レア
ソーサリー
あなたはあなたの墓地から、点数で見たマナ・コストがそれぞれＸ以下である、インスタント・カード最大１枚とソーサリー・カード最大１枚を対象とし、それらをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。このターン、これにより唱えたカードがあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。Ｘが10以上なら、それらの呪文をそれぞれ２回コピーする。あなたはそれらのコピーの新しい対象を選んでもよい。

また《祖先の幻視》でも打ちますか。《死せる生》でもいいですよ。スタンでは厳しいですかね。それぞれ５マナの《稲妻の斧》と《サルカンの浄化》を対象としてプレイヤーに10点ダメージを与えられるので、５Ｔ《稲妻の斧》、６Ｔ《サルカンの浄化》、７Ｔ《約束の終焉》で20点削れる計算。うーん。


3RR《猪の祟神、イルハグ》　神話レア
伝説のクリーチャー ― 猪・神　６/６
トランプル
猪の祟神、イルハグが攻撃するたび、あなたはあなたの手札からクリーチャー・カード１枚を、タップ状態で攻撃している状態で戦場に出してもよい。次の終了ステップの開始時に、そのクリーチャーをあなたの手札に戻す。
猪の祟神、イルハグが死亡するか戦場から追放領域に置かれたとき、あなたはこれをオーナーのライブラリーの一番上から３枚目に置いてもよい。

《騙し討ち》亜種内蔵生物。５マナ６/６トランプルにメリットが２個も書いてあるので強いに決まってる。重たいクリーチャーを踏み倒したい。《クルーグの災い魔、トラクソス》を出せば合計13点トランプルだが。


4R《敬慕される炎魔道士、ヤヤ》　アンコモン
伝説のプレインズウォーカー ― ヤヤ　初期５
あなたがコントロールしている他の赤の発生源がパーマネントやプレイヤーにダメージを与えるなら、代わりにそれはそのパーマネントやプレイヤーに、その点数に１を足した点数のダメージを与える。
－２：クリーチャー１体かプレインズウォーカー１体かプレイヤー１人を対象とする。敬慕される炎魔道士、ヤヤはそれに２点のダメージを与える。

５マナシングルのＰＷでこれはちょっと残念。まあアンコモンだし、こんなもんか。２点火力が複数回打て、赤のクリーチャーの実質的なロードなのでリミテではそこそこやりそう。『ドミナリア』のときのようにシンボル濃くて良かったから構築で使いたくなるような尖った性能が欲しかったなあ。


2R《ブリキ通りの重鎮、クレンコ》
伝説のクリーチャー ― ゴブリン　１/２
ブリキ通りの重鎮、クレンコが攻撃するたび、これの上に＋１/＋１カウンターを１個置き、その後ブリキ通りの重鎮、クレンコのパワーに等しい数の赤の１/１のゴブリン・クリーチャー・トークンを生成する。

ゴブリンデッキが組めるのか、と思えるほど強いと思う。ロードやアンセムをうまく使いこなせれば組めそうだし、＋１/＋１カウンターが自分で乗せられる点が「増殖」とかみ合っているのでそういう着眼点で組んでもいいかも。


1RR《ミジウムの戦車》
アーティファクト ― 機体　３/２
トランプル
あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、ターン終了時まで、ミジウムの戦車はアーティファクト・クリーチャーになり＋１/＋１の修整を受ける。
搭乗１

結構強そう。《孤光のフェニックス》がスタンダードでも戦場に帰ってくるのだから、これも６/５トランプル相当で殴れるということでいいのだろうか。そうだとしたらめちゃくちゃするのでは。スタンでも赤単フェニックスをくみ上げラル可能性が出てきた。


2RR《戦慄衆の勇者、ネヘブ》
伝説のクリーチャー ― ゾンビ・ミノタウルス・戦士　５/４
トランプル
戦慄衆の勇者、ネヘブがプレイヤー１人かプレインズウォーカー１体に戦闘ダメージを与えるたび、あなたは望む枚数のカードを捨ててもよい。そうしたなら、それに等しい枚数のカードを引き、それに等しい数の（Ｒ）を加える。ターン終了時まで、このマナはステップやフェイズの終了に際して無くならない。

今回の壊れレアの一角。どの能力とっても強すぎだろ。これを手放しに入れられるデッキが現環境にないだけで、この能力が回り始めたら手が付けられないのでは。「再活」や墓地から戻ってくる生物を用いれば普通のドローなわけですし。。。さすがに強そうだし使おうかな。


3RR《主無き者、サルカン》
伝説のプレインズウォーカー ― サルカン　初期５
クリーチャーが１体、あなたかあなたがコントロールしているプレインズウォーカーを攻撃するたび、あなたがコントロールしている各ドラゴンはそのクリーチャーに１点のダメージを与える。
＋１：ターン終了時まで、あなたがコントロールしている各プレインズウォーカーは赤の４/４のドラゴン・クリーチャーになり飛行を得る。
－３：飛行を持つ赤の４/４のドラゴン・クリーチャー・トークンを１体生成する。

ドラゴンデッキが組めるなら強いかも。そうでないならそんなに強くない、というのが感想。スーパーフレンズが組めれば＋１能力でおおむね勝ち。５マナで４/４の飛行を生成してるのに強くない、と思わせるのがこのセットのカードパワーを物語ってる気がする。


2R《無礼な扇動者、ティボルト》　アンコモン
伝説のプレインズウォーカー ― ティボルト　初期５
対戦相手はライフを得られない。
－２：「このクリーチャーが死亡したとき、クリーチャー１体かプレインズウォーカー１体かプレイヤー１人を対象とする。これはそれに１点のダメージを与える。」を持つ赤の１/１のデビル・クリーチャー・トークンを１体生成する。

《暴れ回るフェロキドン》。。。彼が好きだった人は使ってあげましょう。ティボルトファンも使いましょう。実際、サイドとかでは輝くほど結構強いと思いますよ。以上！