環境:XLN-RNA

前回:https://formicaoperaia.diarynote.jp/201903131816149101/

無限マナ+無限回収の機構、これをスタンのカードプールで作るのが目標でした。
「具体的には1マナのカードからドローと2マナを生めればいいわけですね。」なんて言ってましたが、これができる訳なんですよ。

キーカードは《無慈悲な略奪者》。これによって自軍のクリーチャーが死ぬたびに1マナ生まれます。なんか悪用できそうですよね。
では、《スカークの探鉱者》と組み合わせたらどうでしょう。これによって1マナゴブリンは2マナ生めることになりました。
あとはドローですよね。それは簡単。《真夜中の死神》です。

以上の機構がどういうことになっているか、確かめてみましょう。
《真夜中の死神》と《無慈悲な略奪者》が盤面にいるとき、《スカークの探鉱者》を出して自身をサクると2マナ出て1ペイ1ドロー。《松明の急使》を出して自身をサクると1マナ出て1ペイ1ドロー。
つまり、自壊できる1マナクリーチャーは《通りの悪霊》みたいな使い方ができ、《スカークの探鉱者》が盤面にいるときは1マナゴブリンは1マナ出しつつ《通りの悪霊》となります。

デッキが回ることは分かったとして、回収手段ですが、《血の炎、ガルナ》を使います。
最後に勝ち手段ですが、それは自壊できる1マナゴブリンである《狂信的扇動者》です。これで本体を焼き切ります。

原理が分かっても形になるか分からない、というのがこの手のデッキですが、これは結構一人回しできますよ。

クリーチャー(31)
4:狂信的扇動者
4:松明の急使
4:スカークの探鉱者
4:ゴブリンの扇動者
4:ずる賢いゴブリン
2:闇住まいの信託者
4:真夜中の死神
3:無慈悲な略奪者
2:血の炎、ガルナ
スペル(7)
4:霊廟の秘密
2:苦しめる声
1:陰惨な生類
土地(22)
4:竜髑髏の山頂
4:血の墓所
4:沼
10:山

このデッキを回す際の注意点を何点か。
普通のデッキでは考える必要のない事もあるのでよく注意してください。

・まず、自分のライフを20点しかありません。これは当たり前ですが、《真夜中の死神》が盤面にいるときにはループコンボは成立しません。自分が負けます。《闇住まいの信託者》で処理してください。
・墓地の順番にはよく注意を。《血の炎、ガルナ》は「このターンあなたの墓地に落ちたクリーチャーー・カード」を回収するので、どこからがこのターンの墓地かを覚えて回してください。
・《苦しめる声》で落としたクリーチャー・カードも《血の炎、ガルナ》で回収できますので、お忘れなく。また、《血の炎、ガルナ》のcip誘発に対応して自身をサクると墓地から《血の炎、ガルナ》も回収できます。そのためにも《闇住まいの信託者》が採用されているわけです。

人が回せるギリギリのスタンデッキだと思います。回すのが難しい、というのもありますが、盤面だけでなく、ライフもマナも常に変化するし墓地もきちんとしていないといけないから神経使って疲れます。
一人回しが好きな人はぜひ。サイド、キープ基準等は次回。ではでは。

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