デッキ見聞録[スタン:アリーナ専用鏡の行進1]
環境:XLN-RNA

MtGA。それは、スタン限定で無料で楽しめるツール。紙ではタダ同然な神話レアも7000円くらいするテフェリーも同じ価値なこのツールは、紙では面倒な処理をPCなら簡単に処理してくれます(もちろん、その逆も多いのですが)。その最たるものが、「ランダム」の処理です。そこで、今回はそこに着目してデッキを作っていきましょう。MtGA映えすること間違いなしか。

では、肝となるカードを先に決めましょう。それはタイトルにある《鏡の行進》です。このカードは、自分の戦場にトークンでないクリーチャーが出ると、「コイントス」を負けるまでして勝った回数分の速攻を持つコピートークンを出せるものです。そのコピートークンはターン終了時に消えてしまいます。はい、紙での処理、めんどくさそうですよね。じゃあいれましょう。

ということは、次に気になるのは他に「コイントス」を行うカードです。うーん。《名演撃、ラクドス》と《双頭巨人》のみでした。この《鏡の行進》、伝説なままコピーするので、旨味少ないんですよね。まあ、いれましょうか。《双頭巨人》は普通に良さそうですよね。

他にはcip能力持ちでも入れましょうか。でも、《刃の曲芸人》とかは入れにくいですよね。万が一にも20回コイントスで勝ったら20点ペイ20枚ドローで負けてしまいますし。
ということでWisdom Guildさんで
日本語テキストに出たときを含む and クリーチャー
で調べていたら、こんなカードを見つけました。
カリゴの皮魔女/Caligo Skin-Witch  (1)(黒)
クリーチャー ― 人間(Human)・ウィザード(Wizard) DOM, コモン
キッカー(3)(黒)
カリゴの皮魔女が戦場に出たとき、これがキッカーされていた場合、各対戦相手はそれぞれカード2枚を捨てる。
1/3

もちろん、このカードが強いうんぬんを言おうと思ったわけではありません。思ったことは、本体がキッカーされている場合《鏡の行進》によって出るトークンはキッカーされているのか、ということです。以下の総合ルールから判断するに、自分が調べた結果は本体がキッカーされていてもトークンはキッカーされているかどうかはコピーしない、ということでした。

706.2 オブジェクトをコピーする場合、そのコピーは、元のオブジェクトの特性のコピー可能な値を得る。さらに、スタックにあるオブジェクトの場合、唱えられた、あるいは起動された時に行なわれた選択(モード、対象、Xの値、キッカーされているかどうか、複数の対象にどのように影響を及ぼすか、など)もコピーする。オブジェクトの「コピー可能な値」とは、オブジェクトに記載されている値(カード名、マナ・コスト、色指標、カード・タイプ、サブタイプ、特殊タイプ、ルール文章、パワー、タフネス、忠誠度)に、他のコピー 効果、裏向きの位相であること、パワーやタフネス(や、場合によってはその他の特性)を定める「戦場に出るに際し/as ... enters the battlefield」「オモテになるに際し/as ... is turned face up」の能力、そのオブジェクトを裏向きにする能力による影響を加味したものである。それ以外の(タイプや文章を変更するようなものも含む)効果、位相、カウンターはコピーされない。

これは残念。。。と思ったのですが、こっちは大丈夫そうですよね。
巧射艦隊の拷問者/Deadeye Tormentor  (2)(黒)
クリーチャー ― 人間(Human)・海賊(Pirate) XLN, コモン
強襲 ― 巧射艦隊の拷問者が戦場に出たとき、このターンにあなたがクリーチャーで攻撃していた場合、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカード1枚を捨てる。
2/2

なるほどね。あとは、こういうカードも相性良さそう。《鏡の行進》が6マナですし。
鉄面連合の掠め取り/Brazen Freebooter  (3)(赤)
クリーチャー ― 人間(Human)・海賊(Pirate) RIX, コモン
鉄面連合の掠め取りが戦場に出たとき、「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ無色の宝物(Treasure)アーティファクト・トークンを1つ生成する。
3/3

だんだん、どういうカードがよさそうなのか、わかってきました。
まずは、cip能力でアドを稼ぐかマナを稼ぐ生物。
これは《巧射艦隊の拷問者》《カリゴの皮魔女》《刃の曲芸人》《鉄面連合の掠め取り》が満たす条件ですね。
次に、コピーされて嬉しい生物。
これは《巧射艦隊の拷問者》《刃の曲芸人》《鉄面連合の掠め取り》が満たします。《刃の曲芸人》は大体は嬉しいでしょう。
最後に、コピーされなくてもそこそこ強い生物。
《巧射艦隊の拷問者》だったらまずまず、といった感じですかね。

こんな感じなのがいいわけですね。
でも、これだけだと微妙では?
そう思ったその時、とある事実に気づいたのでした。。。

ということで明日続きをば。ではでは。

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