《異界の進化》はモダン禁止カードの一枚である《出産の殻》のようなカードです。クリーチャー1体サクることが追加コストとなっており、そのクリーチャーのマナ・コストに2を足した数以下のマナ・コストのクリーチャー・カードを戦場に出します。
そして、この《異界の進化》のマナ・コストは3です。
つまり、《納墓》と《死体発掘》を足したマナ・コストと同じです。

そうです。皆さんお気づきのように、
0マナのクリーチャーと《異界の進化》があれば、レガシーのリアニメイトさながらの動きができます、モダンで。
これが既存最強と謳った部分、「リアニメイト」の部分です。

しかし、おかしいと思いませんか?
0マナのクリーチャーをサクっても高々2マナのクリーチャーしか出てきません。昨日のDNにて「0+2=6」とかいうとち狂った式を書きました。「+2」の部分は《異界の進化》による進化分です。ということは、「0=4」が成り立つようなクリーチャーがいるということ。つまり、コスト軽減持ちのクリーチャーです。もうお気づきですね。《金属ガエル》です。
もう一方の式、「0+2=9」は《マイアの処罰者》というわけですね。

はい、今回は《金属ガエル》を使っていきます。《マイアの処罰者》についてはうまくいかなくて。。。7マナを0にするのが困難で、奇襲性に欠けたので今回はパスです。誰かにあげます。
ということで、《金属ガエル》の《異界の進化》先である6マナのクリーチャーを選びましょう。もちろん、4マナや5マナでもいいのですが、せっかくなら6マナの方がお得ですよね。

ということで、レガシーのリアニメイトのデッキを見ていきます。
《灰燼の乗り手》:8マナ。5/5飛行で、cip,pigで《名誉回復》。
《別館の大長》:7マナ。大長サイクルの《マナの税収》持ち。
《グリセルブランド》:8マナ。7/7飛行絆魂。7点ペイ7枚ドロー。
《潮吹きの暴君》:8マナ。5/5飛行。スペルキャスト誘発で《ブーメラン》。
《大修道士、エリシュ・ノーン》:7マナ。4/7警戒。自軍全体+2/+2修整。敵軍全体-2/-2修整。
《エメリアの盾、イオナ》:9マナ。7/7飛行。色1つ指定して対戦相手はキャスト禁止に。
《狂気の種父》:6マナ。6/4。各終了ステップにお互い手札全捨て。

なるほど。こういった面々が使われているわけですね。
じゃあ、《狂気の種父》を使いますか。こんなの、トップ解決できるカードなんてモダンでもないでしょ!

はい、リストはこんなかんじですかね。
クリーチャー(25)
4:メムナイト
4:羽ばたき飛行機械
4:信号の邪魔者
4:大霊堂のスカージ
3:電結の荒廃者
4:金属ガエル
2:狂気の種父
アーティファクト(13)
4:オパールのモックス
2:溶接の壺
4:バネ葉の太鼓
3:頭蓋囲い
ソーサリー(4)
4:異界の進化
土地(18)
4:ダークスティールの城塞
4:植物の聖域
3:空僻地
3:産業の塔
4:森

基本的には、モダンの親和として戦いますが、うまくいくと、2~3ターン目に《狂気の種父》が降ってきます。これは、相手が「親和だからショックインは避けよう」とか「金属ガエルまで出てきたけど、ハンドもう1枚か」とかそういう、親和にはいつもならこうしていたというプレイングにつけこむことが出来る、ということです。さすがに、盤面に6/4とその他のアーティファクトに対して土地1~2枚ハンドなしから負けないでしょう。なんて言ったって、相手は、「対処札」と「土地」をあと3ターン以内には引かないといけないのですから。

手札に2枚とも来たらどうすんの? とか、パーツ少ないし決まらないでしょ? とかいう気持ちもわかります。同感です。ですが、一応このデッキはモダン親和にレガシー級の即死コンボが組み込まれている、という最強デッキなんです笑。

2か月くらいこのリストで回してみましたが、先攻2ターン目に《狂気の種父》を出せたのは体感として10%ほどかと。緑シンボルを濃いめに採用したのでミシュランを採用できていないので、普通の親和より持久力はないです。《感電破》もないので詰め切れないのも欠点です。サイドボードには普通の親和に変形できるように《刻まれた勇者》や《エーテリウムの達人》を採用し、また、豊富な緑シンボルを活かすためにも《鉄葉のチャンピオン》も景気よく4枚投入。アーティファクト破壊を入れてきたところに2ターン目から5/4を出すのは気持ちいい。

まだできてから日が浅いので、アドバイス等あればお願いします。
PPTQこのデッキ持ちこもうと思っているんで(←一回くらいね)

コメント

twelve01100
2018年8月23日17:07

種父以外も採用しませんか?(闇の囁き)

rOpe
2018年8月24日9:41

>twelve01100さん
わかりました。一度オーディションしてみましょう。

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