1冊の本を2週間程度で読んでいこうと思い、それの思ったことをまとめようかと。

最初は『カオス力学系の基礎』(ロバート・L・デバニー著;アジソンウェスレイ)を選択。
まえがきによると、「非線形動力学とカオスの入門的教科書」とのこと。全18章+付録なので、目安は一日2章程度の10日。まあ、のんびりと。

今回は1,2章を読んでのまとめ感想など。
「カオス」という言葉は最近のアニメ・漫画でも出てくるから聞いたことはあったし、大体言わんとすることは知っていたが、もとをたどると、アイザック・ニュートンが太陽系の惑星の運動を記述しようとした微分方程式の解(n体問題)までさかのぼるらしい。nが小さい数だと解けるけど、大きくなると複雑になってきて、、、みたい。
これを解こうとした数学者アンリ・ポアンカレによって「カオス」の存在が明らかになった様。なるほどね。
この後、ポアンカレの論文の手法「トポロジー」が着目され数学としても大きな発展の足場となったそうです。

いやあ、数学史って結構面白いですよね。名を残す数学者はここにも名前が出てくるのか、と毎回思います。今は論文という形で発表できますが、アルキメデスの時代とかって、アルキメデス(とその弟子)ばかりフィーチャーされているのはちょっと不思議ですね。本当に偉大な数学者なのか、新聞記者みたいなのが友達に多かったのか。。。もちろん偉大な数学者のはずです、、、よね?

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