デッキ見聞録[モダン:親和1]
2018年3月7日 Magic: The Gathering コメント (2)モダン親和の見解をつらつら。色々勉強したいので、思うところあればコメントをいただければ幸いです。
今回は自分の今のリストとその他『カラデシュ』産で新しく試したカードとその理由を書こうかと思います。
親和については、
1)アーティファクト・クリーチャーを高速展開
2)アーティファクトシナジーを多分に生かす
3)回避能力持ちのクリーチャーで速やかにクロックを刻む
が主なメインの立ち回りだと思っています。
サイドボード後は、
1)フェアデッキ相手は対親和用サイドボードを意識して除去耐性持ちを重視
2)アンフェア相手は最低限の妨害を手にしつつ速度重視
が私の主な立ち回りです。
これらを踏まえた今のリストは以下の通り。
クリーチャー(27)
3:メムナイト
4:羽ばたき飛行機械
4:信号の邪魔者
4:大霊堂のスカージ
3:鋼の監視者
4:電結の荒廃者
2:光り物集めの鶴
2:刻まれた勇者
1:エーテリウムの達人
アーティファクト(12)
4:オパールのモックス
1:溶接の壺
3:バネ葉の太鼓
4:頭蓋囲い
インスタント(4)
4:感電破
土地(17)
4:ダークスティールの城塞
3:ちらつき蛾の生息地
4:墨蛾の生息地
3:空僻地
1:産業の塔
1:山
1:島
サイドボード(15)
1:墓堀りの檻
1:呪文滑り
1:刻まれた勇者
2:急送
2:払拭
1:否認
1:エーテリウムの達人
2:思考囲い
1:コジレックの審問
1:古えの遺恨
2:自然のままに
《血染めの月》をサイドにとっていないのは、トロン戦やヴァラクート戦でサイドインしても負ける試合がままあり、グリクシス死の影戦やジェスカイトラフト戦ではサイドインしなくても他のサイドボードで十分優位が取れると感じているためです。カジュアル勢なので周りが土地コンボだらけではないのもあります。墓地対策が足りない気はしますね。それの言い訳は後述。《ギラプールの霊気格子》も主に親和戦でこれをサイドインして勝った試合よりもほかのカード、特に《自然のままに》や《呪文滑り》のおかげで勝った試合の方が多い印象だったので、今は入れていません。
メインについては、《光り物集めの鶴》以外は若干の枚数の違いがあるものの普通だと思います。
ということで、『カラデシュ』ブロックで採用したことのあるカードについての私評をば。
1)《光り物集めの鶴》
マナコスト:やや重め
即効性:高め
制圧力:やや低め
総合:80点/100点
2マナ1/3飛行で《衝動》がついている、という文字にしてみるとめちゃくちゃなカード。シンボル要求がある点で「マナコスト:やや重め」と評価。対親和戦での制圧力はかなり高く、他のフェアデッキと戦う時も《未練ある魂》や《瞬唱の魔導士》に一方取れる。ただ、親和での2マナ圏のクリーチャーと比べれば少々見劣りする。個人的には《物読み》よりも強い盤面が多い。よくドローしてもマナファクトや土地を引いて身がないことがあるが、《光り物集めの鶴》の場合は、自身がクリーチャーであり、後続を4枚の中から探せるのが良い。見つからなくても4枚デッキを掘れるわけであり、《ダークスティールの城塞》なら土地でも持ってこれるのはうれしい。これに除去を打つのはアド損なことが多く、カウンターしたら後続にカウンターできないためカウンターは打ちにくいかもしれない。親和で珍しくアドが取れる優良生物。試したことがない方は一度試してみてほしい。
2)《ボーマットの急使》
マナコスト:やや軽め
即効性:やや高め
制圧力:低め
総合:50点/100点
速攻持ちなので序盤引いたらかなり強いが、4枚積める性能じゃないと思ったので、2枚とか積んでいると中盤、終盤に引いて2マナサイクリングになる。スタンのラムナプ・レッドみたいにできれば強いと思うが、親和に入れようと思うと、後続のドローは量より質だと思っているので、《光り物集めの鶴》に軍配が上がる。自分が試したときはメイン2枚入れてみたが強いなあ、とは思わなかった。2枚なら鶴かな。4枚なら急使でもいいが、地上の1/1はすぐに止まるので思っているよりもドローできなくてもじもじする。
3)《屑鉄場のたかり屋》
マナコスト:ふつう
即効性:低め
制圧力:やや高め
総合:70点/100点
サイドに2枚入れていた時期がありました。これがあったので、墓地対策が少ないんですね(前述の言い訳はこれです)。コントロール全般にかなり強くなりましたし、パワー3で除去しても戻って来るので対トロン戦で入れたときもなかなかやるやつだな、と思いました。親和が苦手とする対ジェスカイトラフト戦でも打消し・火力除去が効かない点でそこそこやる感じですね。でも、、、渋いです。サイド後は親和対策として《石のような静寂》を取られることが多いので、そこにはガン刺さりするのが難点です。(通りすがりさんのコメントでのご指摘通り、《屑鉄場のたかり屋》の墓地での起動型能力は《石のような静寂》による制限を受けません。これでまた一つ賢くなりました。ありがとうございました。)もちろん、対親和戦のサイドで墓地対策なんて入ってくることはまずないので、はまればかなり強かったですよ、赤単氷雪とか、ブルームーンとかには。《神々の憤怒》だけ気を付けて《電結の荒廃者》でサクればいいので、ほぼ恒久的なクロックですね。ただ、《刻まれた勇者》で十分では、ということで今は採用していません。あと、ブロックできないのがサイド後の消耗戦で痛かったです。
4)《ギラプールの宇宙儀》
マナコスト:重め
即効性:低め
見返り:高め
総合:25点/100点
消耗戦には最高です。ターンが帰ってくれば。まず重い、複数枚引いたら腐る、相手から先に恩恵に与れる、引かなくても勝つし引いてももう手遅れなことが多い、などとこれのおかげで勝つような絶妙な試合は本当に少ない。記憶しているのはフリーのグリクシス死の影戦1回だけかな。好きなカードだから上手に使ってあげたいのだが、うまく使えなかった。ごめんよ。
他にも《屑鉄さらい》なんかは可能性あると思う。ほかにもこういうのあるよ、という方がいたらぜひ。
とりあえずここまで。かなり長くなりました。次回があればサイド入れ替えとか。
今回は自分の今のリストとその他『カラデシュ』産で新しく試したカードとその理由を書こうかと思います。
親和については、
1)アーティファクト・クリーチャーを高速展開
2)アーティファクトシナジーを多分に生かす
3)回避能力持ちのクリーチャーで速やかにクロックを刻む
が主なメインの立ち回りだと思っています。
サイドボード後は、
1)フェアデッキ相手は対親和用サイドボードを意識して除去耐性持ちを重視
2)アンフェア相手は最低限の妨害を手にしつつ速度重視
が私の主な立ち回りです。
これらを踏まえた今のリストは以下の通り。
クリーチャー(27)
3:メムナイト
4:羽ばたき飛行機械
4:信号の邪魔者
4:大霊堂のスカージ
3:鋼の監視者
4:電結の荒廃者
2:光り物集めの鶴
2:刻まれた勇者
1:エーテリウムの達人
アーティファクト(12)
4:オパールのモックス
1:溶接の壺
3:バネ葉の太鼓
4:頭蓋囲い
インスタント(4)
4:感電破
土地(17)
4:ダークスティールの城塞
3:ちらつき蛾の生息地
4:墨蛾の生息地
3:空僻地
1:産業の塔
1:山
1:島
サイドボード(15)
1:墓堀りの檻
1:呪文滑り
1:刻まれた勇者
2:急送
2:払拭
1:否認
1:エーテリウムの達人
2:思考囲い
1:コジレックの審問
1:古えの遺恨
2:自然のままに
《血染めの月》をサイドにとっていないのは、トロン戦やヴァラクート戦でサイドインしても負ける試合がままあり、グリクシス死の影戦やジェスカイトラフト戦ではサイドインしなくても他のサイドボードで十分優位が取れると感じているためです。カジュアル勢なので周りが土地コンボだらけではないのもあります。墓地対策が足りない気はしますね。それの言い訳は後述。《ギラプールの霊気格子》も主に親和戦でこれをサイドインして勝った試合よりもほかのカード、特に《自然のままに》や《呪文滑り》のおかげで勝った試合の方が多い印象だったので、今は入れていません。
メインについては、《光り物集めの鶴》以外は若干の枚数の違いがあるものの普通だと思います。
ということで、『カラデシュ』ブロックで採用したことのあるカードについての私評をば。
1)《光り物集めの鶴》
マナコスト:やや重め
即効性:高め
制圧力:やや低め
総合:80点/100点
2マナ1/3飛行で《衝動》がついている、という文字にしてみるとめちゃくちゃなカード。シンボル要求がある点で「マナコスト:やや重め」と評価。対親和戦での制圧力はかなり高く、他のフェアデッキと戦う時も《未練ある魂》や《瞬唱の魔導士》に一方取れる。ただ、親和での2マナ圏のクリーチャーと比べれば少々見劣りする。個人的には《物読み》よりも強い盤面が多い。よくドローしてもマナファクトや土地を引いて身がないことがあるが、《光り物集めの鶴》の場合は、自身がクリーチャーであり、後続を4枚の中から探せるのが良い。見つからなくても4枚デッキを掘れるわけであり、《ダークスティールの城塞》なら土地でも持ってこれるのはうれしい。これに除去を打つのはアド損なことが多く、カウンターしたら後続にカウンターできないためカウンターは打ちにくいかもしれない。親和で珍しくアドが取れる優良生物。試したことがない方は一度試してみてほしい。
2)《ボーマットの急使》
マナコスト:やや軽め
即効性:やや高め
制圧力:低め
総合:50点/100点
速攻持ちなので序盤引いたらかなり強いが、4枚積める性能じゃないと思ったので、2枚とか積んでいると中盤、終盤に引いて2マナサイクリングになる。スタンのラムナプ・レッドみたいにできれば強いと思うが、親和に入れようと思うと、後続のドローは量より質だと思っているので、《光り物集めの鶴》に軍配が上がる。自分が試したときはメイン2枚入れてみたが強いなあ、とは思わなかった。2枚なら鶴かな。4枚なら急使でもいいが、地上の1/1はすぐに止まるので思っているよりもドローできなくてもじもじする。
3)《屑鉄場のたかり屋》
マナコスト:ふつう
即効性:低め
制圧力:やや高め
総合:70点/100点
サイドに2枚入れていた時期がありました。これがあったので、墓地対策が少ないんですね(前述の言い訳はこれです)。コントロール全般にかなり強くなりましたし、パワー3で除去しても戻って来るので対トロン戦で入れたときもなかなかやるやつだな、と思いました。親和が苦手とする対ジェスカイトラフト戦でも打消し・火力除去が効かない点でそこそこやる感じですね。でも、、、渋いです。
4)《ギラプールの宇宙儀》
マナコスト:重め
即効性:低め
見返り:高め
総合:25点/100点
消耗戦には最高です。ターンが帰ってくれば。まず重い、複数枚引いたら腐る、相手から先に恩恵に与れる、引かなくても勝つし引いてももう手遅れなことが多い、などとこれのおかげで勝つような絶妙な試合は本当に少ない。記憶しているのはフリーのグリクシス死の影戦1回だけかな。好きなカードだから上手に使ってあげたいのだが、うまく使えなかった。ごめんよ。
他にも《屑鉄さらい》なんかは可能性あると思う。ほかにもこういうのあるよ、という方がいたらぜひ。
とりあえずここまで。かなり長くなりました。次回があればサイド入れ替えとか。
コメント
私の勘違いだったら申し訳ないのですが、
屑鉄場のたかり屋の能力を墓地から起動する場合はアーティファクトではなくアーティファクト・カード扱いなので石のような静寂では止まらないのではないかと思います。
詳しくはmtgwikiの減衰のマトリックスのページをご覧ください。
ご指摘ありがとうございます。訂正させていただきます。