『Unstable』カード私評[からくり2]
2017年12月6日 Magic: The Gathering「Unstable」を予約したので私評をば。日本語対訳が公式から出たので、それを参照。
最後は今回の肝、からくりを3回に分けて全部見ていこうかと。
《Duplication Device》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、そのクリーチャーは、他のタイプに加えてアーティファクトであることを除き、戦場にある任意のクリーチャー1体のコピーとなる。
なりすましは強いと相場は決まってる。でも、CIP能力は使うことができないので、その辺をうまく考えてなりすましたいところ。ルールがややこしくなるので、そこは臨機応変に。
《Faerie Aerie》 神話レア
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくり発動させるたび、飛行と速攻と「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたとき、カードを1枚引く。」を持つ、青の1/1のフェアリー・スパイ・クリーチャー・トークンを2体生成する。次の終了ステップの開始時に、それらを追放する。
なかなかめちゃくちゃ。トークンは戦場に残らないので、その点では大量のトークン戦術はできないが、最後の押し込みとしては飛行の2点クロックがあるので強い。序盤でもドローできるので、優位が取れる。押されている盤面で弱いのは少々残念だが、まあ強い。
《Genetic Recombinator》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー最大2体を対象とする。ターン終了時まで、それらは+2/+2の修整を受ける。
2体に+2/+2なので、横並び戦術とまでいかなくとも、弱くないカード。飛行が並んでいたらクロックが跳ね上がるので破壊必須か。
《Gift Horse》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、6面体サイコロを2個振る。それらの出目の差と同じ数だけ、赤の1/1のゴブリン・クリーチャー・トークンを生成する。
トークンが生まれない可能性もあるが、サイコロシナジーもあり、場に残るトークンなので強いだろう。リミテではチャンパーが用意されるだけで場が膠着しうるので、ボムであろう一枚。
《Gnomeball Machine》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、無色の1/1のノーム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを2体生成する。
アンコモンとは思えない性能。アーティファクトカウントが2増えるし、トークンも確定で2体でる。これは強いはず。こういったからくりが意外と多いので、リミテでは飛行の重要性がかなり高そう。
《Goblin Slingshot》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、ターン終了時まで、あなたのコントロールするクリーチャーは+2/+0の修整を受けるとともにトランプルを得る。
さすレア。発動するだけで勝負が決まりそうな一枚である。対トークンでも、トークン側でも使えるので、どう使っても強い一枚。
《Guest List》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。Xはそのコントローラーの墓地にあるクリーチャー・カードの枚数に等しい。
これは強いのかな。よくわからない。一応このセットではLOを狙えそうなカードは入っていたが、そういったデッキでは使いにくそう。自分のターンに相手のクリーチャーを無力化できるので、殴るデッキでは強いのかも。
《Hard Hat Area》 神話レア
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、6面体サイコロを2つ振る。このからくりはからくりをそれらの出目の差と同じ数だけ組み立てる。
からくりを組み立てるからくりが来ました。からくりデッキには必須パーツですね。ぜひ使いたい。
《Head Banger》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー1体を対象とする。このターン、それは可能ならブロックされなければならない。
接死持ちにつければ実質除去になりうる。まあ、ただのファッティにつけても十分か。パワー修整等がない分、使える状況が少ないかもだが、要所では強いかも。
《Hypnotic Swirly Disc》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上からX枚のカードを自分の墓地に置く。Xはあなたのコントロールしているクリーチャーの総数に等しい。
いいですね。LOデッキに入れたい。リミテではパーツがある程度そろうとかなり強いLOですが、これはそういったパーツの1つでしょう。
《Inflation Station》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+3/+3の修整を受ける。
割と強いなあ、と思ったコモン。ストンピィ系に入りそう。飛行クロック多めでも十分強い。リミテではこれの枚数で勝敗が決まりうるか。
《Insufferable Syphon》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカード1枚を捨てる。
これは強いな。序盤から発動されてたら、リソース差で負けそう。そんなにからくり系が強いのなら、リミテではメインからファクト破壊を入れてもいいかもしれない。
《Jamming Device》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、プレイヤー1人を対象とする。ターン終了時まで、そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。
ひえー。こんなの、さっきのトークンからくり悶絶じゃないですか。と思ったらアンコモン。これが2枚とか取れたらさすがにさすがに。コントロール系にも入りそうなからくりもあってよかった。
《Lackey Recycler》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、あなたの墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのライブラリーの一番上に置く。
CIP能力等が強いクリーチャーを使いまわせるのはうれしい。発動すればそのターンのドローがそのカードになるので、すぐに使えるのはいいが、デッキは掘れないので、その点では注意が必要。
《Mandatory Friendship Shackles》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-1/-1の修整を受ける。
《Jamming Device》って強いんだな。でもこれはコモンなので、リミテではこの辺が複数枚取れる可能性が高いかも。タフネス1にはあまり人権のないリミテになるのか。
《Neural Network》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、対戦相手がコントロールしていて、そのコントローラーの墓地にあるクリーチャー・カードの枚数以下のパワーを持つクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それのコントロールを得る。それをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。
乗っ取り系ですか。ほんとにからくりにはいろんな種類がありますね。サクり台があれば実質除去なので、うまくカードと合わせられればより強く使える。そうでなくてもリミテでは十分強いかと。
《Oaken Power Suit》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/+Xの修整を受ける。Xはあなたのコントロールしているクリーチャーのうち最大のパワーの値に等しい。
雑だけど強そう。でもからくりのレアの中ではおとなしい方か。使い方、使われ方がわかるからおとなしいと思っているが、本来はなかなかのカードのはず。
最後は今回の肝、からくりを3回に分けて全部見ていこうかと。
《Duplication Device》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、そのクリーチャーは、他のタイプに加えてアーティファクトであることを除き、戦場にある任意のクリーチャー1体のコピーとなる。
なりすましは強いと相場は決まってる。でも、CIP能力は使うことができないので、その辺をうまく考えてなりすましたいところ。ルールがややこしくなるので、そこは臨機応変に。
《Faerie Aerie》 神話レア
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくり発動させるたび、飛行と速攻と「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えたとき、カードを1枚引く。」を持つ、青の1/1のフェアリー・スパイ・クリーチャー・トークンを2体生成する。次の終了ステップの開始時に、それらを追放する。
なかなかめちゃくちゃ。トークンは戦場に残らないので、その点では大量のトークン戦術はできないが、最後の押し込みとしては飛行の2点クロックがあるので強い。序盤でもドローできるので、優位が取れる。押されている盤面で弱いのは少々残念だが、まあ強い。
《Genetic Recombinator》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー最大2体を対象とする。ターン終了時まで、それらは+2/+2の修整を受ける。
2体に+2/+2なので、横並び戦術とまでいかなくとも、弱くないカード。飛行が並んでいたらクロックが跳ね上がるので破壊必須か。
《Gift Horse》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、6面体サイコロを2個振る。それらの出目の差と同じ数だけ、赤の1/1のゴブリン・クリーチャー・トークンを生成する。
トークンが生まれない可能性もあるが、サイコロシナジーもあり、場に残るトークンなので強いだろう。リミテではチャンパーが用意されるだけで場が膠着しうるので、ボムであろう一枚。
《Gnomeball Machine》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、無色の1/1のノーム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを2体生成する。
アンコモンとは思えない性能。アーティファクトカウントが2増えるし、トークンも確定で2体でる。これは強いはず。こういったからくりが意外と多いので、リミテでは飛行の重要性がかなり高そう。
《Goblin Slingshot》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、ターン終了時まで、あなたのコントロールするクリーチャーは+2/+0の修整を受けるとともにトランプルを得る。
さすレア。発動するだけで勝負が決まりそうな一枚である。対トークンでも、トークン側でも使えるので、どう使っても強い一枚。
《Guest List》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。Xはそのコントローラーの墓地にあるクリーチャー・カードの枚数に等しい。
これは強いのかな。よくわからない。一応このセットではLOを狙えそうなカードは入っていたが、そういったデッキでは使いにくそう。自分のターンに相手のクリーチャーを無力化できるので、殴るデッキでは強いのかも。
《Hard Hat Area》 神話レア
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、6面体サイコロを2つ振る。このからくりはからくりをそれらの出目の差と同じ数だけ組み立てる。
からくりを組み立てるからくりが来ました。からくりデッキには必須パーツですね。ぜひ使いたい。
《Head Banger》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー1体を対象とする。このターン、それは可能ならブロックされなければならない。
接死持ちにつければ実質除去になりうる。まあ、ただのファッティにつけても十分か。パワー修整等がない分、使える状況が少ないかもだが、要所では強いかも。
《Hypnotic Swirly Disc》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上からX枚のカードを自分の墓地に置く。Xはあなたのコントロールしているクリーチャーの総数に等しい。
いいですね。LOデッキに入れたい。リミテではパーツがある程度そろうとかなり強いLOですが、これはそういったパーツの1つでしょう。
《Inflation Station》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+3/+3の修整を受ける。
割と強いなあ、と思ったコモン。ストンピィ系に入りそう。飛行クロック多めでも十分強い。リミテではこれの枚数で勝敗が決まりうるか。
《Insufferable Syphon》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカード1枚を捨てる。
これは強いな。序盤から発動されてたら、リソース差で負けそう。そんなにからくり系が強いのなら、リミテではメインからファクト破壊を入れてもいいかもしれない。
《Jamming Device》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、プレイヤー1人を対象とする。ターン終了時まで、そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。
ひえー。こんなの、さっきのトークンからくり悶絶じゃないですか。と思ったらアンコモン。これが2枚とか取れたらさすがにさすがに。コントロール系にも入りそうなからくりもあってよかった。
《Lackey Recycler》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、あなたの墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのライブラリーの一番上に置く。
CIP能力等が強いクリーチャーを使いまわせるのはうれしい。発動すればそのターンのドローがそのカードになるので、すぐに使えるのはいいが、デッキは掘れないので、その点では注意が必要。
《Mandatory Friendship Shackles》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-1/-1の修整を受ける。
《Jamming Device》って強いんだな。でもこれはコモンなので、リミテではこの辺が複数枚取れる可能性が高いかも。タフネス1にはあまり人権のないリミテになるのか。
《Neural Network》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、対戦相手がコントロールしていて、そのコントローラーの墓地にあるクリーチャー・カードの枚数以下のパワーを持つクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それのコントロールを得る。それをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。
乗っ取り系ですか。ほんとにからくりにはいろんな種類がありますね。サクり台があれば実質除去なので、うまくカードと合わせられればより強く使える。そうでなくてもリミテでは十分強いかと。
《Oaken Power Suit》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/+Xの修整を受ける。Xはあなたのコントロールしているクリーチャーのうち最大のパワーの値に等しい。
雑だけど強そう。でもからくりのレアの中ではおとなしい方か。使い方、使われ方がわかるからおとなしいと思っているが、本来はなかなかのカードのはず。
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