『Unstable』カード私評[からくり１]
2017年12月5日 Magic: The Gathering「Unstable」を予約したので私評をば。日本語対訳が公式から出たので、それを参照。
最後は今回の肝、からくりを３回に分けて全部見ていこうかと。
《Accessories to Murder》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは＋Ｘ/＋０の修整を受ける。Ｘはあなたのコントロールするクリーチャーの総数に等しい。
結構強いと思う。基本からくりは３ターンに一回発動できるが、それでこの能力はなかなか。アグロデッキはぜひ採用したい一枚。トークン戦術にも合うので、リスデッキ御用達か。
《Applied Aeronautics》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは＋１/＋０の修整を受けるとともに飛行を得て、他のタイプに加えてアーティファクトでもある。
コモンでこの性能なのか、と思う一枚。オーラとは違うので、飛行ブロッカーを用意することはできない。アーティファクト換算が増えるのも利点になるか。スタンwith銀枠なら《削剥》にディスマッチ。場が膠着しやすいリミテではこれが決まり手になりうる。
《Arms Depot》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とし、それの上に＋１/＋１カウンターを２個置く。
いいですね。カウンターシナジーのカードは多く存在したので、これで恒久的にシナジー付与できる。「カラデシュ」リミテでの機構サイクルに近いものを感じるので、リミテではボムか。長期戦に強い構成になるが、からくりは選んで組み立てられないので、そこは難点。
《Auto-Key》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは他のタイプに加えてアーティファクトになり、「T：あなたは３点のライフを得る」を得る。
ライフゲインに反応するカードがあれば強い一枚。リミテでコントロールが組めて壁が適切にあればうまくはまりそう。
《Bee-Bee Gun》 神話レア
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは「2：他のクリーチャー１体を対象とする。これはそれと格闘を行う。」を持つ。
これは除去ができるのかあ。すごいなあ。破壊不能持ちを対象に取れば、マナがある分格闘可能とは強い。除去が薄い色でもこのからくりを採用できれば除去を採用できたも同然なので、緑系デッキに入れたい。
《Boomflinger》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、プレイヤー１人を対象とする。６面体サイコロを２個振る。爆弾投射機はそのプレイヤーに、それらの出目の差と同じ点数のダメージを与える。
最大５点、最小０点飛ばせる。コモン収録だが、これは意外と強いと思った。リミテでコントロールができれば、の話だが。クリーチャーに飛ばせないから微妙と言えば微妙なのかもだが、ノーコストだからそんなに欲張ってはいけない。サイコロシナジーも忘れてはいけない。
《Buzz Buggy》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは＋２/＋０の修整を受けるとともにトランプルを得る。
トランプル付与は強い。最初の《Accessories to Murder》にトランプルあればなあ、と思っていたところなので、これと合わせればむちゃくちゃできる。リミテでは重宝するいいカード。
《Deadly Poison Sampler》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは「このクリーチャーがプレイヤー１人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー１体を対象とし、それを破壊する。」を得る。
飛行などの回避能力があるクリーチャーにつけて使えば儲けもの。からくり内で飛行やトランプル付与できるので、ぜひ合わせて使いたい。接死とは違うので、本当に相手のクリーチャーで倒したいのを倒せるすごいカード。
《Dictation Quillograph》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは「このクリーチャーがプレイヤー１人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを１枚引いてもよい。そうしたなら、カード１枚を捨てる。」を得る。
リミテ序盤から発動できれば、ルーターできて良い試合展開ができそうだが、他のからくりに比べれば少々見劣りするか。もちろん十分強いのだが。
《Dispatch Dispensary》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、威迫を持つ黒の２/２のならず者・クリーチャー・トークンを１体生成する。
トークン生成するからくりまであるのか。これはリミテを壊し得るカード。複数枚組み立てられたなら、もうどうしようもない。からくりはうまく揃えばPWに匹敵することを教えてくれる一枚。
《Division Table》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーは２点のライフを失う。
先の《Boomflinger》に比べて夢はないが、確実性は高い。こちらの方が基本的には良さそうに思える。サイコロシナジーがあればもちろん別だが。ほかに比べ落ち着いてる気がするのは気のせいか。
《Dogsnail Engine》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーは、あなたのコントロールするクリーチャーの中で最大のパワーに等しい点数のライフを得る。
基本的には対象は自分だろうが、チームメイトがいる場合などは、そのプレイヤーにするかも。自分の戦場にクリーチャーがいないとバニラなので、あまりないと思うが、クリーチャーはちゃんと展開したいところ。回復シナジーがあれば尚よし。
《Dual Doomsuits》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、このターンにあなたがコントロールする発生源がダメージを与えるなら、代わりにそれはその２倍のダメージを与える。
フィニッシャーになる一枚。さすがレアだな。使い方は単純明快。相手がこれを組み立てたら早急に破壊しよう。
最後は今回の肝、からくりを３回に分けて全部見ていこうかと。
《Accessories to Murder》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは＋Ｘ/＋０の修整を受ける。Ｘはあなたのコントロールするクリーチャーの総数に等しい。
結構強いと思う。基本からくりは３ターンに一回発動できるが、それでこの能力はなかなか。アグロデッキはぜひ採用したい一枚。トークン戦術にも合うので、リスデッキ御用達か。
《Applied Aeronautics》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは＋１/＋０の修整を受けるとともに飛行を得て、他のタイプに加えてアーティファクトでもある。
コモンでこの性能なのか、と思う一枚。オーラとは違うので、飛行ブロッカーを用意することはできない。アーティファクト換算が増えるのも利点になるか。スタンwith銀枠なら《削剥》にディスマッチ。場が膠着しやすいリミテではこれが決まり手になりうる。
《Arms Depot》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とし、それの上に＋１/＋１カウンターを２個置く。
いいですね。カウンターシナジーのカードは多く存在したので、これで恒久的にシナジー付与できる。「カラデシュ」リミテでの機構サイクルに近いものを感じるので、リミテではボムか。長期戦に強い構成になるが、からくりは選んで組み立てられないので、そこは難点。
《Auto-Key》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは他のタイプに加えてアーティファクトになり、「T：あなたは３点のライフを得る」を得る。
ライフゲインに反応するカードがあれば強い一枚。リミテでコントロールが組めて壁が適切にあればうまくはまりそう。
《Bee-Bee Gun》 神話レア
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは「2：他のクリーチャー１体を対象とする。これはそれと格闘を行う。」を持つ。
これは除去ができるのかあ。すごいなあ。破壊不能持ちを対象に取れば、マナがある分格闘可能とは強い。除去が薄い色でもこのからくりを採用できれば除去を採用できたも同然なので、緑系デッキに入れたい。
《Boomflinger》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、プレイヤー１人を対象とする。６面体サイコロを２個振る。爆弾投射機はそのプレイヤーに、それらの出目の差と同じ点数のダメージを与える。
最大５点、最小０点飛ばせる。コモン収録だが、これは意外と強いと思った。リミテでコントロールができれば、の話だが。クリーチャーに飛ばせないから微妙と言えば微妙なのかもだが、ノーコストだからそんなに欲張ってはいけない。サイコロシナジーも忘れてはいけない。
《Buzz Buggy》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは＋２/＋０の修整を受けるとともにトランプルを得る。
トランプル付与は強い。最初の《Accessories to Murder》にトランプルあればなあ、と思っていたところなので、これと合わせればむちゃくちゃできる。リミテでは重宝するいいカード。
《Deadly Poison Sampler》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは「このクリーチャーがプレイヤー１人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー１体を対象とし、それを破壊する。」を得る。
飛行などの回避能力があるクリーチャーにつけて使えば儲けもの。からくり内で飛行やトランプル付与できるので、ぜひ合わせて使いたい。接死とは違うので、本当に相手のクリーチャーで倒したいのを倒せるすごいカード。
《Dictation Quillograph》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、クリーチャー１体を対象とする。ターン終了時まで、それは「このクリーチャーがプレイヤー１人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを１枚引いてもよい。そうしたなら、カード１枚を捨てる。」を得る。
リミテ序盤から発動できれば、ルーターできて良い試合展開ができそうだが、他のからくりに比べれば少々見劣りするか。もちろん十分強いのだが。
《Dispatch Dispensary》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、威迫を持つ黒の２/２のならず者・クリーチャー・トークンを１体生成する。
トークン生成するからくりまであるのか。これはリミテを壊し得るカード。複数枚組み立てられたなら、もうどうしようもない。からくりはうまく揃えばPWに匹敵することを教えてくれる一枚。
《Division Table》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーは２点のライフを失う。
先の《Boomflinger》に比べて夢はないが、確実性は高い。こちらの方が基本的には良さそうに思える。サイコロシナジーがあればもちろん別だが。ほかに比べ落ち着いてる気がするのは気のせいか。
《Dogsnail Engine》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーは、あなたのコントロールするクリーチャーの中で最大のパワーに等しい点数のライフを得る。
基本的には対象は自分だろうが、チームメイトがいる場合などは、そのプレイヤーにするかも。自分の戦場にクリーチャーがいないとバニラなので、あまりないと思うが、クリーチャーはちゃんと展開したいところ。回復シナジーがあれば尚よし。
《Dual Doomsuits》
アーティファクト ― からくり
あなたがこのからくりを発動させるたび、このターンにあなたがコントロールする発生源がダメージを与えるなら、代わりにそれはその２倍のダメージを与える。
フィニッシャーになる一枚。さすがレアだな。使い方は単純明快。相手がこれを組み立てたら早急に破壊しよう。
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