『イクサラン』カード私評[赤R]
2017年8月31日 Magic: The Gathering先日、イクサランのレアカードの約半分が
公式から発表されたので、その感想をば。
基本的にスタン目線です。
5RRアングラスの匪賊
クリーチャー-人間・海賊 4/4
あなたがコントロールしている発生源がパーマネントかプレイヤーにダメージを与えるなら、代わりに、それはそのパーマネントかプレイヤーにその点数の2倍のダメージを与える。
赤らしい生物。『アモンケット』の栄光をもたらすものが8点を打ちつつ8点の飛行と驚異のクリーチャーになる。そこまでいかなくとも、打点、火力ともに2倍となるのはすさまじい。
気がかりなのは7マナというマナ・コストか。墓地に落として王神の贈り物で釣り上げるといった、単に素出しする以外の方法も検討したい。『破滅の刻』の永遠衆、ネヘブと組み合わせれば、マナ・プールが溢れかえるが、さすがにEDH用か。
3RRR焼熱の太陽の化身
クリーチャー-恐竜・アバター 6/6
焼熱の太陽の化身が戦場に出たとき、対戦相手1人とクリーチャー最大1体を対象とする。これは、その前者に3点のダメージと、その後者に3点のダメージを与える。
だいぶ使いやすいカードではあると思うが、『アモンケット』の栄光をもたらすもので十分な気はする。『破滅の刻』の破滅の刻で落ちず、青巨人を受け止められるタフネスはたくましい。トランプルといった回避能力が欲しかったが、それはさすがに強欲か。
赤の3点は蓄霊稲妻、削剥などもあるので、よりタフネス4以上であることが今後のクリーチャーの線引きになりそうだ。
2R風雲船長ラネリー
伝説のクリーチャー-人間・海賊 2/2
速攻
風雲船長ラネリーが攻撃するたび、「T,このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ無色の宝物・アーティファクト・トークンを1つ生成する。
あなたが宝物を1つ生け贄に捧げるたび、ターン終了時まで、風雲船長ラネリーは+1/+0の修整を受ける。
速攻持ちなので、出たらマナ・ファクトはもらえると思ってよい。見えているコンバットトリックで、かつマナはフェイズをまたぐとなくなるので、相手は特に躊躇せずブロックしてくるだろう。
3マナ2/2速攻でマナも出すのは、赤のクリーチャーでは十分だと思うので、今後見てもおかしくないだろう。
2RR荒くれ船員 神話レア
クリーチャー-人間・海賊 3/3
トランプル
荒くれ船員が戦場に出たとき、カードを3枚引き、その後カード2枚を無作為に選んで捨てる。これにより共通するカード・タイプを持つカード2枚が捨てられたなら、荒くれ船員の上に+1/+1カウンターを2個置く。
3ドローで2ランダムディスなので差し引き1枚増えるが、ランダムディスカードがどこまで影響するか。たぶんだが、強いと思う。デッキにフィニッシャーがピン挿し2枚そこらではないだろうし、うまく捨てられたなら、5/5トランプル。後半引いてきても、土地を構えておいて土地を捨てやすくできるため、大損する可能性はプレイング次第でだいぶ減らせる点もある。2ディスカードなので、『破滅の刻』の虚ろな者と合わせられるがどうだろうか。
5RR絶滅の星 神話レア
ソーサリー
土地1つを対象とし、それを破壊する。絶滅の星は各クリーチャーと各プレインズウォーカーにそれぞれ20点のダメージを与える。
ド派手なリセットカード。『破滅の刻』の破滅の刻とは違って、破壊不能には耐性がないため、『霊気紛争』の英雄的介入などを合わせられたらどうしようもない。また、対象の土地が呪禁を得るなどして対象不適正になってもいけない。破滅の刻がいかに強いかがわかる。
しかし、破滅の刻で落ちないPWもいるし、それらを構えていないときにこれを打たれたら場は壊滅するので、コントロール側が採用してもおかしくない。
5R太陽鳥の祈祷
エンチャント
あなたがあなたの手札から呪文を唱えるたび、あなたのライブラリーの一番上のカードをX枚公開する。Xがその呪文の点数で見たマナ・コストに等しい。あなたは、これにより公開されたカードの中から、点数で見たマナ・コストがX以下であるカード1枚を、それのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
赤特有の豪快なエンチャント。既存のデッキには入らず、このカードを使いたいためだけに誰かが作ってきたデッキをFNMとかで見てみたい。重なっても腐らないので、数を気にせず投入できるのは唯一の救いか。
2Rティロナーリの肌変わり
クリーチャー-人間・シャーマン 0/1
速攻
ティロナーリの肌変わりが攻撃するたび、伝説でない他の攻撃クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、これはそれのコピーになる。
これはなかなか面白いクリーチャー。こういう成りすましカードはカード・プールが広ければ面白いコンボもあるかもしれない。スタンでも、デカい生物や戦闘ダメージ誘発持ちに化けてもいいし、飛行などの回避能力持ちに化けてもいいので、可能性を感じる一枚。『アモンケット』の戦闘の祝賀者に化けてコンバット回数を増やすなど、かなり遊び応えのあるカード。しかし、+1/+1カウンターなど、コピーされるものされないものを理解しておく必要がある。
公式から発表されたので、その感想をば。
基本的にスタン目線です。
5RRアングラスの匪賊
クリーチャー-人間・海賊 4/4
あなたがコントロールしている発生源がパーマネントかプレイヤーにダメージを与えるなら、代わりに、それはそのパーマネントかプレイヤーにその点数の2倍のダメージを与える。
赤らしい生物。『アモンケット』の栄光をもたらすものが8点を打ちつつ8点の飛行と驚異のクリーチャーになる。そこまでいかなくとも、打点、火力ともに2倍となるのはすさまじい。
気がかりなのは7マナというマナ・コストか。墓地に落として王神の贈り物で釣り上げるといった、単に素出しする以外の方法も検討したい。『破滅の刻』の永遠衆、ネヘブと組み合わせれば、マナ・プールが溢れかえるが、さすがにEDH用か。
3RRR焼熱の太陽の化身
クリーチャー-恐竜・アバター 6/6
焼熱の太陽の化身が戦場に出たとき、対戦相手1人とクリーチャー最大1体を対象とする。これは、その前者に3点のダメージと、その後者に3点のダメージを与える。
だいぶ使いやすいカードではあると思うが、『アモンケット』の栄光をもたらすもので十分な気はする。『破滅の刻』の破滅の刻で落ちず、青巨人を受け止められるタフネスはたくましい。トランプルといった回避能力が欲しかったが、それはさすがに強欲か。
赤の3点は蓄霊稲妻、削剥などもあるので、よりタフネス4以上であることが今後のクリーチャーの線引きになりそうだ。
2R風雲船長ラネリー
伝説のクリーチャー-人間・海賊 2/2
速攻
風雲船長ラネリーが攻撃するたび、「T,このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたマナ・プールに好きな色1色のマナ1点を加える。」を持つ無色の宝物・アーティファクト・トークンを1つ生成する。
あなたが宝物を1つ生け贄に捧げるたび、ターン終了時まで、風雲船長ラネリーは+1/+0の修整を受ける。
速攻持ちなので、出たらマナ・ファクトはもらえると思ってよい。見えているコンバットトリックで、かつマナはフェイズをまたぐとなくなるので、相手は特に躊躇せずブロックしてくるだろう。
3マナ2/2速攻でマナも出すのは、赤のクリーチャーでは十分だと思うので、今後見てもおかしくないだろう。
2RR荒くれ船員 神話レア
クリーチャー-人間・海賊 3/3
トランプル
荒くれ船員が戦場に出たとき、カードを3枚引き、その後カード2枚を無作為に選んで捨てる。これにより共通するカード・タイプを持つカード2枚が捨てられたなら、荒くれ船員の上に+1/+1カウンターを2個置く。
3ドローで2ランダムディスなので差し引き1枚増えるが、ランダムディスカードがどこまで影響するか。たぶんだが、強いと思う。デッキにフィニッシャーがピン挿し2枚そこらではないだろうし、うまく捨てられたなら、5/5トランプル。後半引いてきても、土地を構えておいて土地を捨てやすくできるため、大損する可能性はプレイング次第でだいぶ減らせる点もある。2ディスカードなので、『破滅の刻』の虚ろな者と合わせられるがどうだろうか。
5RR絶滅の星 神話レア
ソーサリー
土地1つを対象とし、それを破壊する。絶滅の星は各クリーチャーと各プレインズウォーカーにそれぞれ20点のダメージを与える。
ド派手なリセットカード。『破滅の刻』の破滅の刻とは違って、破壊不能には耐性がないため、『霊気紛争』の英雄的介入などを合わせられたらどうしようもない。また、対象の土地が呪禁を得るなどして対象不適正になってもいけない。破滅の刻がいかに強いかがわかる。
しかし、破滅の刻で落ちないPWもいるし、それらを構えていないときにこれを打たれたら場は壊滅するので、コントロール側が採用してもおかしくない。
5R太陽鳥の祈祷
エンチャント
あなたがあなたの手札から呪文を唱えるたび、あなたのライブラリーの一番上のカードをX枚公開する。Xがその呪文の点数で見たマナ・コストに等しい。あなたは、これにより公開されたカードの中から、点数で見たマナ・コストがX以下であるカード1枚を、それのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
赤特有の豪快なエンチャント。既存のデッキには入らず、このカードを使いたいためだけに誰かが作ってきたデッキをFNMとかで見てみたい。重なっても腐らないので、数を気にせず投入できるのは唯一の救いか。
2Rティロナーリの肌変わり
クリーチャー-人間・シャーマン 0/1
速攻
ティロナーリの肌変わりが攻撃するたび、伝説でない他の攻撃クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、これはそれのコピーになる。
これはなかなか面白いクリーチャー。こういう成りすましカードはカード・プールが広ければ面白いコンボもあるかもしれない。スタンでも、デカい生物や戦闘ダメージ誘発持ちに化けてもいいし、飛行などの回避能力持ちに化けてもいいので、可能性を感じる一枚。『アモンケット』の戦闘の祝賀者に化けてコンバット回数を増やすなど、かなり遊び応えのあるカード。しかし、+1/+1カウンターなど、コピーされるものされないものを理解しておく必要がある。
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